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インタビュー

【つくり手を訪ねて】モードな靴とオーダーシューズーVerb Creation 中川さん後編

2017年02月03日更新

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ヴァーブクリエーション中川社長の
インタビュー後編をお届けします。

前編はこちら>>
真にベストバランスな靴作りを目指して

モードな靴作りの傍ら、続けてきた「整形靴」作り

創業以来、名立たるブランドの
靴作りを経験してきたことで、 
「感性や実現力が鍛えられた」
という中川さん。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気
ブランドとなった「U.(ユードット)」に
続き、スタイルストア先行発売の
新ブランド「Creation.」を発表。

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革が足を包み込むような履き心地のカンフーシューズ

その傍ら「Verb Fit」というブランド兼
ショップ運営も手掛けてきました。
これは足に病気や事故などで障害を
持つ人のための「整形靴」のブランドです。

「整形靴は、その方の足のコンディション
に合わせてオーダーで靴を制作する、
というもの。長さが違ったり、一般的な靴
とは制作の条件が大きく異なります。

でも、元々オーダー靴をやりたかった
ぐらいだから、抵抗はなかった、というより
むしろこれって究極のオーダーシューズ
じゃないか!って思えたんです。

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靴作りの工程は手作業が多い。靴を押さえたり、カーブをつけたり、テーブルではなく膝の上が作業場になる。

なんとかかわいく作ろう、かっこよく
仕上げようとベストを尽くすと、お客さんが
もうめちゃくちゃ喜んでくれるんですよ。
それも本当に嬉しかった。

一人ひとりの足にあわせてオーダーで
制作する、というのは大変な面も
少なからずありますが、会社をやる以上、
事業を通じて何らかの社会貢献が
できたらいいなという気持ちが
ありますので・・・でも、やっぱり喜んで
もらえて嬉しいからやっている、
という方が大きいかな」(中川社長)

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最新作のスニーカーが「これだ!」と思えた理由

「Creation.」の最新アイテムは
レザースニーカー。大人世代に
ぴったりのレザースニーカーは、
スタイルストアでも長く紹介したいと
思っていた靴のひとつです。
が、なかなか「これぞ」と思うものが
見つからないでいました。

探していたのは、質のいい革を使った
シンプルなデザインのスニーカー。
白なら白、黒なら黒一色で、スッキリと
しつつ、大人っぽくカジュアル過ぎない
装いにも馴染むような一足です。

Creation.のレザースニーカーを見た
ときに感じた「あ、やっと見つけた」という
しっくりくる感覚。その出会いを嬉しく
思いながら、数あるレザースニーカーとの
違いはどこにあるのかな・・・と思っていると、
若手職人の木村さんが、こんなことを
教えてくれました。

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研ぎ澄まされたシンプルさはヴァーブの美学があればこそ

「スニーカーって、たいていブランドの
目印としてロゴとかマークがバーンと
入っているんですよ。うちのはそれが
一切ない。革だけ。ヒモを通す穴にも
通常『ハトメ』と呼ばれる金具をつけます
が、なるべく異質なものを入れたくなくて
最低限に抑えています。」

行動して、創造する、これが靴作りのアイデンテティの根っこ

最後、中川社長に社名「Verb Creation」
の由来について尋ねました。
「Verbは行動、Creationは創造。
行動して、ものごとを創造していくんだ、
という基本的なアイデンティティを込めた
名前です。質の高い靴作りを続けていく
ために、欠かすことのできない2つの
要素だと思っています」(中川社長)

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そう聞いて改めて見てみると
Creation.」の靴は、どれもクリエイティブな
人たちに愛される佇まいを備えているように
思えてきます。時代や性別、年代を問わず、
クールな存在感をさらっと添えてくれる一足。

これからの彼らのクリエーションからも
目が離せそうにありません。


インタビューこぼれ話【2】 はまっている「味」

つくり手の方にインタビューでいろいろ
お話を伺うと、ついでにお聞きしたくなる
のが、その人が好きな「味」。中川さんが
教えてくれたのは「お醤油」でした。

「最近ハマっているのは、香川の小豆島
で買った、ヤマハ食品のさしみ醤油
スーパーの、半額で買ったお刺身でも
かなり美味しく頂けるので、もし自分が
居酒屋のオーナーになったら、これを
こっそり仕入れます(笑)

基本的に、関東の味が濃い文化で
育ったので、いけない思いつつ、醤油や
みりんなどのしっかりした味付けに
どこか安心してしまいます」(中川さん)

インタビューこぼれ話【3】 健康法

「どんなに帰りが遅くても、毎日しっかり
湯船に入るようにしています。
また、月に一度は近場の温泉施設に
足を運び、ゆっくりお湯につかってから、
アカスリをして、心身ともにリフレッシュ
しています」(中川さん)

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靴作りをする職人さん達は、皆低い
椅子に座って作業をされていました。
「作業台は自分の膝」とおっしゃって
いたのが印象に残っています。

ヴァーブクリエーションの中川社長、
職人の皆さん、お忙しい中の取材協力
ありがとうございました。


【つくり手を訪ねて】
 Verb Creation 中川社長インタビュー

前編 真に「ベストバランス」な靴作りを目指して

後編 モードな靴とオーダーシューズ

著者

miyacoa

ちびっこと女子大生ふたりの母。植物、アート、音楽をはじめ、美しいものが好き。「お金をかけずに手をかける」を実践した20代、「自分にとって“良いもの”を探す」を心がけた30代を経て、40代の現在は「本当に心地よい暮らしとは何か」を追及しています。

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