四十沢木材工芸/KITO ふくら盆 ソロ 一人前の食事が載る、運びやすく汚れに強い木のお盆

一人分の食事を用意して一皿ずつ食卓に運ぶ手間、大したことではないものの地味に面倒です。

輪島塗の産地、石川県輪島市で漆器のベースを作る木地屋の四十沢（アイザワ）木材工芸が生んだ、健康的な一人前の食事が気持ち良く収まるKITOの「ふくら盆」は、そんな手間を一度にまとめてくれます。運んだ後はそのまま折敷として使えば、食卓がちょっと様になるのも嬉しいところ。

表面にはガラス塗装がされている為、汚れに強く扱いやすいのも特徴です。

指がかりの良いわずかな立ち上がりがいい仕事をする

お盆にしっかり物を載せると思いの外、重さが出ます。運ぶ時、載せたものがブレて緊張が走る……なんて覚えはないでしょうか？だからこそ、お盆を使って一度で運ぶ時短より、一つずつ運ぶ安心を選ぶ方も多いかもしれません。

でも、一人分の食事をしっかり運べるように作られたこちらは、その辺りのことも織り込み済み。裏側に少しだけ立ち上がりがあり、指がかりが良いので安定させやすい仕様です。置いても、すっと指が入る隙間ができるため持ち上げやすく、高さが目立たないからそのまま折敷としてもお使いいただけます。

ふっくら横長だから、一人分の食事がまるっと載る

色々なお盆がありますが、一汁三菜のバランスの良い一人前をすっきり載せられるものは意外と少なめです。一皿乗り切らなかったり、定番の円形のお盆だとお箸がうまく載らずにモヤッとしたり……。そこでこちらは、健康的な一食をゆとりをもって載せられるようにデザインされました。

ポイントは、横に長くふっくら楕円を描く形にあります。横長だから長さのあるお箸やカトラリーも難なく収まるし、長方形に近い楕円だからスペースを無駄なく使えます。形や大きさの違うお皿の柔軟なレイアウトが可能です。

ガラス塗装だから、こぼしてもシミになりにくい

木製の器や食卓アイテムは、風合いや木目の美しさで気持ちまで満たしてくれますが、水気が弱点で扱いに気を使うのが難点です。こちらは、日常的に繰り返し使うお盆、しかも折敷としても便利な用途に合わせ、この難点を表面にガラス塗装を施すことで払拭。木の持ち味を損なわず、汚れに強いという価値が付加されました。ソースや油分をこぼしてしまっても染み込みにくく、シミとして残らないのが特徴です。ただ完全防水ではありませんので、お醤油や赤ワインのような色の濃いものは気が付いたら早めに拭き取ってあげてください。

KITOの「ふくら盆」は、一人分にちょうど良いありそうでなかった絶妙サイズのお盆です。気の利いた立ち上がりはいい具合の立体感を作り出すので、花瓶やオブジェを載せてディスプレイの一部に活かすのもおすすめ。活躍の場が多く、暮らしの中にすっと馴染む万能な道具です。

ご注文前にご確認ください

栗材は、木の導管（水分を通していたところ）が大きいという特徴があります。そのため、加工の工程において表面にザラつきやヒビのような模様が表れることがあります。また、木目や色はひとつひとつ異なりますので木の個性としてご了承の上、お買い求めください。