mumea/コットンシルクストール アート作品のようなシルクストール

アーティストの前田智子さんが、記憶や気持ちをヒントに絵を描いて形にしたmumea（ムメア）のストールは、まるでアート作品を纏っているかのよう。頭に思い描く世界観を表現するために、水彩絵の具やボールペン画など、様々な手法を用いて、全て手書きで描かれているストールは、唯一無二のもの。着飾るものとしてだけではなく、心を満たすアイテムとしても、身に付けたい一品です。

世界観の異なる4種類のストール

当店でお取り扱いするのは、4種類のストールです。新鮮な発見や、忘れたくないことを記録するように絵を描いているという前田さんの作品数はかなりの数。その中から当店がセレクトしたのは、4種類の作品です。

作品ごとに描かれるモチーフは変わりますが、一つの作品を完成させるまでには、鉛筆、ボールペン、水彩画等でまずはモチーフを描いてみるのだといいます。

自分の思い描く世界観に忠実に、そして丁寧に描かれたものを、ストールにしているんですね。

Misty lakeという名のこちらは、霧がかかった湖の上を駆ける馬をイメージして描かれたもの。

ブルー1色のみを使って、濃淡をつけて描かれた世界は、どこか水墨画のようにも見えます。

実際に巻いてみると、白地にブルーの絵柄のため、涼し気な印象です。

Peony and Carnationという名のこちらは、芍薬、カーネーション、トルコキキョウ、ライラック、コバノズイナ等のお花がちりばめられています。

シャーペンと、水彩のように水で溶かせるカラーペンで描いてるお花は、どれも花びらまで繊細に描かれています。

実際に巻くと、顔回りをぱっと華やかにしてくれます。

Green star clusterは、ペンタスという星の形をした花がモチーフ。

水彩だけではなく、切り絵も使った作品です。絵を描くだけではなく、切り絵やレースを貼り合わせるなど、立体的な装飾を施したアートを、ストールにプリントしているので、絵柄がより表情豊かになるんですね。

グリーンベースなので、合わせる服を選びません。シンプルな服を余所行きに仕立ててくれると思います。

こちらはRanunculus。春らしい優しい色合いのラナンキュラス、デルフィ二ウム、アルストロメリアをモチーフにしています。春になるとお花を描きたくなるという前田さん。

こちらも実際の花を見ながら、そこから感じる空気感や、匂いや触感も絵にこめるよう意識しながらボールペンと水彩で描いたのだといいます。

コーラルピンク、ビビットなオレンジ色を使っているので、華やかで女性らしい雰囲気です。

綿73％、シルク27%の生地を使用しているので、ストール自体にほんのりと光沢があります。シーズンレスで、カジュアルにもきれいめにも巻けるので、アレンジに困った時等、一枚持っていると、ついついこのストールに頼ってしまいそうです。

それだけではなく、前田さんが手掛けるスカーフ留めもありますので、巻いたり、留めたり、結んだりと、アレンジをしながら、アートを纏って欲しいなと思います。