瑞々/木瓜鉢5寸 ペア 普段使いにも、ハレの日にも似合う器

「控えめではあるけれど、主役の料理がみずみずしく映えるように」という思いから生まれた「瑞々（みずみず）」の器。
岐阜県美濃の小田陶器と深山、デザイナーの小野里奈さんによって、毎日の食卓の風景を思い描きながら作られました。

小鉢、楕円鉢、まる皿、すみきり皿、木瓜鉢・・・と多彩なかたちがありますが、中でも人気の形がギフトセットになって登場しました。

めでたい「紅白」の組み合わせ

立派な紙箱に入ったギフトセットは「赤飴」と「にび白」の2色の組み合わせ。いずれも単品販売しておらず、セット限定の色です。
紅白で縁起がよく、贈り物にぴったりです。

「赤飴」はお正月などハレの場にも似合う華やかさを持ち合わせた、艶やかで奥行きのある上品な色。
煮物やお漬物などがよく似合います。

「にび白」は、光沢感が抑えられた、無彩色に近い白。

木瓜長鉢4寸。上から時計回りに、赤飴、にび白、青白、うす飴（青白、うす飴は単品販売のみとなります）

「にび白」と、単品販売をしている「青白」と比べると、違いがわかりますでしょうか。
赤飴と並べた時の相性がよく、併せ使いをしたくなる色合いです。

食卓のアクセントになる「木瓜鉢」

ギフトセットは
・木瓜鉢3.5寸（4個組）
・木瓜長鉢4寸（4個組）
・木瓜鉢5寸（ペア）
・楕円鉢8寸（ペア）
の4種類の形をご用意しています。

こちらの「木瓜鉢5寸」は、副菜や取り皿ににぴったりなサイズ。
丸や四角の器が多い中、木瓜型が並ぶとテーブルが華やぎます。特徴的でありながら使いやすく、しっかり深さもあるため、汁気のある料理も大丈夫なのがうれしいポイントです。

得意な製法を活かしたからこそ、多彩な形を実現

瑞々は、岐阜県瑞浪市の陶磁器メーカー「深山（みやま）」と「小田陶器」の2社によって作られています。
美濃焼で名高い瑞浪市は、かつて国内の洋食器製造の25%を担った磁器の生産地。その地に集積された知識と技術をもって、現在も多くの器が制作されています。

変形やポットなどの成型に適した「鋳込」が得意な深山と、丸い同心円の形づくりに適した「ろくろ」が得意な小田陶器。同じシリーズの器を複数のメーカーが作る、という事例はあまり多くありませんが、それぞれが得意な技法を活かしたものづくりをすることで、瑞々の多彩な形を実現することができました。

重ねた時に高さが出ないので収納しやすく、食洗器や電子レンジも使用可能で、合理的で無駄のない作り。
かしこまらずに使える生活に寄り添った器は、結婚やお引越しなど人生の節目に贈りたい一品です。