utatane/クラムスツール ウォールナット 【当店限定】理想のスツールできました

暮らしに合わせて、こまわりのきく家具の筆頭といえばスツール。当店には人気のスツールがいくつかありますが、重ねられるものがありませんでした。重ねられる椅子としては、アルテックのスツール60を思い浮かべる方も多いと思います。

私たちがうたたねにオーダーして制作して頂いた「クラムスツール」。木の自然なぬくもりを楽しめて、重ねることができるもの。そんなリクエストに応えるかたちで完成したクラムスツールは、私たちの理想の一脚になりました。

クラムスツールは組立式。六角レンチとパーツを同梱してお届けします。

試行錯誤の末、たどりついた貝のカタチ

やわらかくほっとするような佇まい

クラムスツールの「クラム」はクラムチャウダーのクラム（二枚貝）。

高さは42.5センチ、重量約2キロとコンパクトで軽いスツール（画像はオーク材）

重ねられて、軽くて、こまわりのきく椅子。そんなイメージで、3本脚のスツールをデザインするにあたって、山極さんは座面が三角形の椅子を何パターンも試作されたそうです。

椅子としてはもちろん、小さな飾り棚として、またはベッド脇でナイトテーブルのように使う。シンプルな家具だからこそ、マルチな使い方ができます。

オブジェや花器を載せても。天然木の質感が良く、飾り棚としても見栄えがします。

その分、そういった複数のシーンで使いやすく、重ねて収納したときのバランスやおさまりの良さを両立させることが、非常に難しかったそう。

そんな試行錯誤の末に辿り着いたのが、ハマグリやアサリを思わせる、やさしい三角形。スツールの座面は、丸や四角形が主流ですが、丸みのある三角形はどこかユーモラスな雰囲気で、インテリアにほっとするような一角を作ってくれます。

来客時のサブの椅子としてもちろん、暮らしの様々なシーンで「ちょこっと使い」できるのが、スツールのいいところ。2キロ弱と女性でも持ちやすく、部屋間の移動も負担になりにくいと思います。

お手持ちの家具やインテリアの雰囲気に合わせて選べるよう、オークかウォールナットの2種類をご用意しました。このスツールは、木材を有効に活用するため、節がある木も座面に使用します。

節が入ったウォールナット。節部分は丁寧に処理されています。

木目と色のトーンが異なる場合があります。

丸や四角のシャープな家具と違って、丸みのある三角形の座面は、節が入ったり木目の違いでツートーンになった場合も、表情の一部のように楽しめるおおらかさがあるかなと個人的には思います。

家族が増えたり、部屋が変わったり、引っ越したり。暮らしの場面が変わっても、その時々に応じて活躍する。クラムスツールは、一生の相棒として使いこなす楽しみがある椅子だと思います。