穂波 市松 M 足裏に感じる麻の心地よさ

70年の歴史をもつメーカー穂積繊維がつくる、「穂波」というラグ。一年を通して使える、天然素材の心地よさ溢れる一枚です。

麻とウールの力で年中快適に

プレーン　Mサイズ

なんとなく、春夏のイメージが強い「麻」。
他の素材にはない肌ざわりのサラっと感や見た目の清涼感があり、特に夏に心地よく使えるからですが、実は1年中快適に使える素材であるということはあまり広く知られていません。
寒い季節は糸の間に空気が入り温かく保ってくれて、じめっとしているときには湿度を調整してくれて、そして通気性にも優れている。季節を問わずおすすめしたい天然素材です。

市松　Sサイズ

ただ、麻でつくるラグは、少し硬めに仕上がるという特徴もあります。そのため、リビング用の敷物としてはあまり活用されず、脱衣場や玄関用のマットとして使われることが主流でした。
優れた機能性を持つ麻こそ、お部屋の中で使ってほしい。そんな思いから、肌ざわりの柔らかなウールと麻を一緒に使って作られたのが、この「穂波」です。

素足で感じてほしい素材の肌触り

歩いてみると、麻のサラッとした肌触りと、ウールの暖かくて柔らかくい弾力、足裏で両方を感じる不思議な心地よさがあります。
ウールが入ることで見た目にも夏らしい印象が強すぎず、機能的にも見た目にも年中快適にお使いいただけるラグに仕上がっています。

また、ラグと言うと先端がカットされているものがほとんどですが、こちらはループ状になっています。このループと麻のほどよい硬さが、弾力を生み出す秘密。
穂積繊維の麻絨緞は、手で糸を打ち込んでいく「ハンドフック」という方法で作られています。
機械で織るのとは違って糸一本一本に対して調整ができるため、使う糸の状態を見ながら密度や長さを調節し、気持ちいい踏み心地を作り出しています。

そんな微調整ができるのも、その道70年の技術力があればこそ。
緞通（だんつう）の産地・山形県中山町に穂積繊維工業が創業したのは昭和22年。以来、手仕事によるものづくりを続けてきました。

緞通とは、手織りで作られた厚い敷物用織物。超絶技巧によって写実的な柄や繊細な模様作り出す、豪奢な敷物のイメージがありますが、穂積繊維のものはそれとは一線を隠すシンプルさ。
このラグも、染色などの手を加えず素材そのものの色を活かした麻の糸が使われており、天然素材の風合いや心地よさをそのまま感じられる一枚になっています。ファクトリーブランドが作る、現代の生活に馴染む緞通です。

柄とサイズについて

柄は、「プレーン」と「市松」の2種類。プレーンは縁部分、市松は色の濃い柄の部分がウールで織られています。

サイズは、玄関マットにぴったりなS（W600×H1000mm）、ダイニングやリビングサイズのM（W1400×H2000mm）、L（W2000×H2000mm）の3種類です。

お届けまでお時間をいただきます

手作業で作られているため、一度に作ることができる数が限られています。 基本的には受注を受けてからの制作となるため、お届けまで「1か月ほど」お時間を頂きます。 ひとつひとつ丁寧に作られたラグはメーカーから直接お送り致します。ゆるりと、楽しみにしながらお待ちいただけますと幸いです。

生地サンプルのお貸出しについて

実際の生地をご覧になりたい場合、生地サンプルのお貸出しを行っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

件名を「穂波ラグサンプル希望」としていただき、
・希望の色柄
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を明記の上、カスタマーサポートまでお問い合せください。担当よりご返信を差し上げます。
※発送送料は弊社負担、ご返送送料はお客様負担となりますのでご了承くださいませ。