Lemnos/fun pun clock Lサイズ 時計の読めない子が、読みたいと思うアナログ時計

子供向けの時計は数あれど、
リビングや寝室に馴染むデザインのものは
なかなかない。
そんな中、Lemnos（レムノス）のつくる
「fun pun clock（フンプンクロック）」は
秀逸です。

デザイナーは、子育て経験のある女性。
教育の専門家の意見を参考にしながら、
「母の視点」で開発された、
子供が時間を学ぶための時計です。

1.音で時を知る

ステップムーブメント方式なので、
秒針の「コチコチ」という音が聞こえます。
1秒が「どれくらいの間隔なのか」を、
音で感覚的に理解できる仕掛けです。

2.色の効果

子供用の時計はカラフルなものが多いですが
こちらは、シンプルな文字盤と、
プライウッドの木の質感なのが特徴的。

時計を理解する為に重要なポイントには
「赤」を効果的に取り入れています。
他に装飾的な色を使わないことで、
「時間の理解」や「時刻の認識」にのみ
集中できるようになっています。

3.子供の視点を取り入れたデザイン

「なんで一番上が1じゃなくて12なの？」
「なんで0じゃなくて1なの？」と、
一番上にくるのが「12」だという事は
時計になじむ前のお子様にとって
とても意外なことだそうです。

そこで、「12」の文字を少し
強調させたり、10〜12の2桁の数字も
隣同士の数が混同されないように、と
配慮した配置になっています。

左からS、M、L

サイズはS〜Lの3種類。
Mが一般的なご家庭のリビングに
ちょうどいいサイズかと思います。
掛けるお部屋や壁面の広さやによって、
3種類からお選びください。

名前の由来は、「時」を表わす
1〜12の文字が、60進法の
「分」の読み方となった際に
5ふん(fun)、10ぷん(pun)
15ふん(fun)、20ぷん(pun)と
交互に繰り返されることから名付けられました。

お子様が時計に興味をお持ちになった時は、
是非一緒に音読しながら、
親子のコミュニケーションの時間を
お過ごしください。

同じシリーズの置き時計もございます。
脚を外して壁に掛けることもできるので、
ぜひこちらもご覧ください。