「folk product（フォルクプロダクト）」
は、新潟のお店「スズキ家の茶ノ間」の
代表の鈴木 日富（すずき ひとみ）さん
が企画した生活道具のブランド。

人と人をつなげる「和」、
人と地域をつなげる「輪」、
そんな、「わ」を大切にした
誠実で実用性がある生活道具を
作られています。

新潟市内の店舗「スズキ家の茶ノ間」。

もともと鈴木さんは、鉄を使った
ロートアイアンの職人だったそう。
鉄とともに木も扱われているうちに
だんだんと木に魅了され、
それから飛騨高山にて木製家具を作る
職人になり、ものづくりをされていました。

店内には、職人さんと誠実に一緒に作り上げてきたものたちが並んでいます。

その後、新潟に拠点を移し
インテリアショップで営業をされていた際、
さまざまな職人さんとの出会いから
商品開発もされていたそう。

2014年に独立されてfolk productを
立ち上げてからも、人のつながりや
その地域、ものづくりのプロセスを
大切に、職人さんと一緒に作り上げて
いらっしゃいます。

「さっとお掃除」が自然と習慣になりそうなホウキ&チリトリ

美しくて軽く、気づいた時に気軽に掃除できる

folk productのアイテムの魅力は、
現代の生活に合う暮らしのものを
作られているところ。

以前から、

「掃除機を掛けるまでではないの
だけれど、気づいた時に
さっと気軽に掃除できる」

「見た目は美しく、実用性も高い」

そんなホウキとチリトリを探して
いたのですが、そこで出会ったのが
三角ホウキと三角チリトリでした。

掃除機や大きなホウキ・チリトリは、
暮らしの中ではどうしても
収納スペースの中にしまわれがちな
裏方の印象。

でも、この三角ホウキとチリトリは
美しい上に使いやすい工夫が
たくさんあって、
暮らしの「表側」に存在しても
違和感がないのです。

あと、ホウキとチリトリをぴったり
セットで収納できて、
ホウキに紐がついているので
掛けておける。

表に出しておけるデザインなので、
ホコリやゴミに気づいた時、
さっと掃いてきれいにしておける
んですよね。

お掃除が自然と「習慣」になりそうな、
そんな魅力があります。

新潟県の職人の技が光るチリトリ

軽くて手にしっくりとなじみ、使いやすい

三角チリトリは金物加工の町、
新潟 三条の板金職人さんが
手仕事で仕上げています。

普段は建築の際に使う屋根など
大きなものを作られているそうですが、
その技術力の高さから、小さいサイズ
のアイテムも作れるそうです。

なんと、鉄で折り紙ができるくらい
ハンドワーク技術が高いとのこと！
（すごすぎる！）

でも、なかなか

・ゴミを入れやすく、美しい佇まい

・ホウキとチリトリを一緒に
ぴったり収納できるもの

という希望を満たしてくれる
アイテムに出会えず、
長年アイディアをあたためて
いらっしゃいました。

そんな中、前述の板金職人さんと
出会い、鈴木さんの
「こういうものを作りたい」という思いに
職人さんが技術でこたえ、
三角チリトリが生まれました。

こちらは後ろから見たところ。
溶接加工は一切せず、1枚の鉄板を
熟練の技で折り曲げて成形している
ので、丈夫でシンプルなかたちに
仕上がっています。

掃き込み口は直線で段差がなく、
さらに口が広いつくりなので、
ストレスなくゴミを掃き入れる
ことができます。

手作業の加工により、持ち手も
カクカクではなく、丸みのある
カタチに。
手にしっくりとフィットします。

横から見るとこんな感じ。
とても軽いので、ホウキと一緒に
つるしてかけておくのもおすすめです。

普段の生活を整えておくと
ちょっと心穏やかに暮らせそう。

暮らしにそっと寄り添ってくれる、
そんな道具です。
大切な方への贈り物にもぜひどうぞ。