バリエーション： グリージョ
祖母にもらって五年になる財布はデニム地に合成皮革の二つ折りで薄くて軽くてそれはそれでよかったのですが、小銭入れが簡素なポケット型で硬貨が取り出しにくかったため、もっと使いやすいものを、と買い換えました。
比べてみると箱型の小銭入れは中の一覧性がよく、非常に早く小銭が取り出せてとても便利です。
容量に関してもどのくらいはいるか試してみましたが、カード10枚、紙幣5枚、硬貨15枚をいれて、ぴったり。
お札入れは取り出しやすいものの、慣れるまではちょっと大変かなと思っていたのですが、よほどもみくちゃになったお札でなければ意外とスムーズに出し入れできました。
常に3枚くらいいれておくとさらに使いやすかったです。
札押さえにICカードが入れられるようになって便利になりましたが、札押さえそのもののしなりが失われてしまったのが少し残念です。
ギボシは質素な仕組みで、使っているうちに緩くなってしまうのではと心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、全体的に巻いてあるので、留まらなくても中身が出てくるということはなさそうです。そのあたりも見越した設計なのでしょうか。
色はブラックと迷いましたが、村上さんのブログで紹介されていた、グリージョを新品と三か月育てたものとで比較した画像を見て、実に熟成が楽しみな色だと思い、グリージョに決めました。
一枚革の本品をぱららっと開いて、紙幣・貨幣・カードを一望する。
会計に臨む、という気分にさせてくれます。
そして勿論それは静かに決まる。
僕は確かに追求していたものに辿り着いたようです。
長野県
| 10代 |
男性
| ( ﾟ∀ﾟ)ﾊﾟﾋｬ さん
