バイヤーからのお便り
老舗手袋メーカーがこだわって作った納得の一品
Les mignardises(レ・ミニャルディズ)の手袋が今年も入荷しました。手袋の産地、香川県で創業104年にもなる老舗の手袋メーカー、福田手袋がスタートさせたこのブランドは、デザイン、価格、そして手を入れた時のフィット感のどれを取っても素晴らしいの一言!
当店でのお取り扱いが3年目を迎えた今年は、シックな色が多くなる冬の手元に色を添えるような、ぱっと目を惹くカラーのものが揃っています。
コーディネートのアクセントに
秋冬シーズンは、コートがネイビー、巻物がグレー、バッグが黒という風に、うっかりすると、全体的にトーンが重くなりがちです。Les mignardises のデザイナー曰く、手袋は沢山の人の目に触れるアイテムなので、コーディネートで素敵なアクセントになって欲しいとの事。
その言葉の通り、今季、当店で取り扱う2種類の手袋も、ストールを巻く等のちょっとした動作でちらっと見える場所に、効果的にデザインが入っているんです。
ライン入りの手袋は、ベースの色とラインの色の組み合わせが絶妙。程よくモードなのに、合わせやすいデザインです。
ラインが明るめの色なので、少し派手な印象を与えるかもしれませんが、実際に身につけるとこの通り。シックな色が多くなる秋冬のファッションには、この差し色が効果的に映えるんです。
ファー付き手袋の方は、手首回りにファーとポイントになるラインが入っています。
ファーがあしらわれているからか、身につけると上品な印象です。
手袋に込められた職人達のノウハウ
体のパーツの中で、最も繊細な動きをする手。だからこそ、Les mignardisesの手袋は、熟練した職人達が手作業で作っています。
特に動きの多い指部分は、注目すべきポイントのひとつ。
きちんと立体に仕上げてあり、手を入れた瞬間に、すっと手に馴染みます。100年以上続く福田手袋が老舗たる所以はこういうところなのかもしれないなぁ、としみじみ感じました。
生産するにあたって手間がかかるので、効率が悪いのは重々承知。でも、使い勝手の悪い手袋が与えるストレスを考えると、手作業で作るほうがいいのだといいます。
ライン入りのデザインは税込み5500円。
ファーの手袋はカシミヤ100%で、税込み9900円。
いずれも、きちんとデザインがされているのに、お値段はお手頃なのも、ファクトリーブランドだからこそ出来る技です。
化粧箱入りなので、ギフトにもおすすめです。
ものづくりの確かさに加え、きちんとデザインされた一品は、手を入れた時に、その良さがきちんと実感できると思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。