バイヤーからのお便り
鏡餅、揃いました
昨年末、代官山店がOPENしたことも
あってか、例年以上に早く過ぎ去った
感のある2015年ひつじ年。
まだ1ヶ月ちょっとありますが、店に
鏡餅が入荷する時期になると、もう
気分が迎春モードになってきます。
今年当店の鏡餅ラインナップに
加わったニューフェイスは、
バスマットでお馴染みの「soil」のもの。
秋田で採れる珪藻土をつかって、
金沢で作られています。
ちなみに金沢では、鏡餅を家の
全部屋に飾るのだそうです。
我が家は床の間だけでしたが、
これはエリアによって結構差がある
みたいで、おもしろいですね。
こちらは、庄川挽物細工の
伝統工芸士・嶋田数男さんが
富山県砺波で作る木製鏡餅。
もともと菓子鉢などをつくる技術を
使って、こんなふうに中が空洞に
なっていて、
切餅やもち米などをいれて
お供えできるようになっています。
鏡餅としての役目を終えたら
ナッツボウルとしても使えます。
木そのものの色をいかした
みかんのオブジェ付きのものと、
いやいや、私は本物のみかんを飾る
からお餅部分だけでいいわ、という
方のための単品と2パターンあります。
お好みのサイズ、色をお選びください。
それともう一つ、これも昨年大人気
だったガラス作家松野栄治さんの鏡餅。
つやつやとした質感で、透明感の
あるミカンがなんだかおいしそう!
手のひらにちょこんとのるサイズの
ささやかな鏡餅ですが、
写真の黒い台と赤の布が同梱
されていますので、すぐに飾れて、
空間を迎春ムードに彩ってくれます。
石川県のsoil、
富山県の庄川挽物細工、
千葉の松野さんのガラス、と
スタイルストアらしいラインナップで
どの鏡餅も甲乙つけがたく、
とっておきの鏡餅が3種揃ったなー
と個人的に満悦至極。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。