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季節をテーブルに盛り込んで!秋の食卓を彩る魅力的な「秋色」の器

2018年09月10日更新

食欲の秋だからこそ

秋といえば、食欲の秋。脂ののった秋刀魚やほくほくの栗ご飯に色味の鮮やかなサツマイモ、柿などのくだものと、食材もおいしいものが旬を迎える季節です。今回は、そんな秋の食卓をよりいっそう魅力的にしつらえる「秋色」の器をご紹介していきましょう。

こっくり深い秋の色!注目は飴釉の器

あたたかみのあるうす飴釉

こっくりとした秋色としておすすめしたいのが、飴色(あめいろ)とよばれるカラメルのような深みのある黄色い器たち。「瑞々(ミズミズ)」からは、うす飴釉「茶漬椀」をはじめ、「楕円鉢」や「長皿」「角皿」などシリーズで展開されています。カラメルカラーのうす飴釉は、白い器との相性も抜群です。

レリーフ模様が美しい飴色の器

こちらは「翠窯(すいよう)」の「Lotus frame(ロータスフレーム)」の飴釉。そのネーミング通り、フレームのようにデザインされたリムやプレートの中央部には、蓮の花をモチーフにしたレリーフがほどこされています。飴釉の上から茶色がかかっているので、より深みを感じますね。

マットな黄色が食卓のポイントに

「Tsudoi(ツドイ)」の「寂がらし釉 八角鉢」も、飴色の釉が使われています。深みのある山吹色は、ファッションやインテリアでもよく言われる「さし色」としての効果が絶大。八角形というフォルムと共に、テーブルにアクセントをつけてくれるのではないでしょうか。

漆のような赤飴釉

「Tsudoi(ツドイ)」の「赤飴釉 鉄鉢」は、これまでご紹介してきた飴釉とは、少し趣が異なります。深みとツヤのある赤茶色の器は、まるで漆器のようなたたずまい。お料理の盛り付けもしやすいゆるく広がっているようなフォルムと、高台のついたデザインが上品です。

フランス生まれの「秋色」シリーズ

アボカドとオーベルジン

フランス生まれの器には、ファッショナブルな秋色が見つかりました!1857年にフランスのリヨンで創業した「Jars(ジャス)」の「TOURRON (トゥーロン)デザートプレート」は、 アボカド(ライトグリーン)、オーベルジン(パープル)の2色がそろいます。こっくりと深い秋色の器をシリーズで使うことで、より豊かな秋の雰囲気を演出することができそうですね。

パープルのグラデーション

「Jars(ジャス)」には、「POEMME(ポエム)」というシリーズもあります。グラデーションがかかった美しい色どりの器は、秋のテーブルにもぴったり。「POEMME パープル スーププレート」は、スープ以外にサラダやシリアルにも使えます。

テーブルに華やかなアクセントを

こちらは睡蓮の葉っぱをモチーフにした「Jars(ジャス)」の「NENUPHAR(ネニュファ)」シリーズ。こっくりと深みのある色味が、秋のテーブルを盛り上げてくれそうです。 「NENUPHARデザートプレート」は、チェリーにレモン、オレンジにアボカドの4色があります。

ぬくもりを感じる質感や色味の器

ぽってりとした厚みと繊細なレース模様

続いてご紹介したいのは、ぬくもりを感じる器たち。こちらの「Doily プレート」は、ぽってりとした質感が魅力的なプレートです。厚みのあるプレートとの質感と、繊細なレースのドイリーをモチーフにしたデザインのバランスが魅力的。こちらのSサイズのほかに、MとLもあります。

山を思わせる深みのあるグリーンの器

ドイツ語で「緩やかな山」という意味のネーミングがつけられた「masamura craft(マサムラクラフト)」の「Berg(ベルク)シリーズ。オリーブグリーンの器には、細かな黄色や緑、茶色の釉薬がミックスされています。こちらは直径21センチの「Berg プレート」です。

ユニークなアニマルモチーフと

ぬくもりを感じるケヤキのボウルに、純錫製の可愛らしいくまとリスのモチーフがあしらわれたこちらは、「SHIROKANE(シロカネ)」の「くまのナッツプール」と「りすのナッツプール」。秋の夜長の晩酌タイムや、お子さんたちのおやつタイムにも活躍してくれる器です。

ロマンティックなリムのデザイン

白地の器にゴールドのロープのようなデザインの縁をつけた「sen(セン)」の「frame(フレーム)」シリーズも、秋におすすめの1枚です。こちらは大・丸というサイズですが、ほかにフリルや楕円といった小皿もあります。陶器ならではの、ほっこり感がかわいいですね。

秋のメニューを引き立てるモノトーンの器

オーブン料理をそのまま食卓に

続いてご紹介したいのは、秋のsh九材やお料理が映えるモノトーンの器たち。「かもしか道具店」の「グリル皿」は、直火やオーブンにそのまま使える優秀さ。調理したての熱々のままテーブルに出せる点も魅力的です。白・黒・茶の3色があり、サイズも大・中・小がそろっています。

煮物をおいしく魅せる器

秋は煮物もおいしい季節。佐賀県の有田焼窯元「李荘窯(りそうがま)」が作る「木甲皿 取鉢 黒流彩」は、マットな質感の黒が、ほくほく熱々の煮物を引き立ててくれます。丸みを帯びたラインが魅力的な木甲型は、瓜の断面がモチーフになっているそうです。

カレーにも!サラダにも!

こちらは「翠窯」の「カレー皿 黒瑠璃」。ろくろを使って成形される独特なフォルムは、カレーだけでなくサラダや煮物、から揚げなどのおかず用にもおすすめです。黒の中に瑠璃色を感じる釉は、野菜の色に映えますね!

美しい秋のデザインを取り入れた器

華やかなダリアの器

秋色の器をご紹介してきましたが、最後は秋のモチーフをあしらったデザインをピックアップしてみました。こちらの「ダリアのボウル」は、大胆で華やかな印象です。たっぷりと描かれた花びらにはゴールドの縁取りがあしらわれ、存在感がありますね。同じシリーズで「プレート」や「マグカップ」もそろいます。

控えめな赤い実が秋らしく

こちらは「赤い実の豆皿」は、直径がおよそ8.5cm。おそろいのデザインの「フリーカップ」や「カフェオレボウル」と組み合わせて、おうちカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょう。

フルーツと葉っぱの秋模様

秋らしいデザインの小皿といえば、「Studio Karakusa(スタジオカラクサ)」の「フルーツちらしの豆皿」も忘れてはなりません!金彩で縁取られたチェリーやブルーベリー、そして葉っぱが豊かな実りの秋を表現しています。

秋色の器で季節を感じる食卓に

おいしいものが増える秋。テーブルに季節のお野菜やくだものが並ぶことも多いのではないでしょうか。そんな秋の食卓をより美しく、よりおいしそうに彩ってくれる秋色の器をご紹介しました。食欲の秋、目にもおいしいテーブルコーディネートを楽しんでみませんか。

このコラムを書いた人

インテリアをはじめ、雑貨やファッション、アートなど美しいものが大好きです。夫と二人の息子、犬と猫と一緒に暮らしています。