バイヤーからのお便り

【当店限定色】デザインと技術が兼ね備わった薄財布

2018年08月01日更新

先日、素敵なお財布と出会いました。
シックな色が並ぶ売り場の中でも、
ひときわ目を引いていたのは、
RIOWA(リオワ)というブランドのもの。

実際に手に取ってみると、デザイン
だけではなく、薄くて軽く、どこか
凛とした雰囲気もある不思議なお財布でした。

世界のトップメゾンが使う革を使用

RIOWAのお財布は、ベースと飾り部分に
何種類もの革が使われています。

特筆すべきは、その革に関して。
これらの革は革大国イタリアでも
随一の生産量を誇る大規模なタンナー、
マストロット社のものを使っているんです。

更には、誰もが知っている世界のトップ
メゾンのバッグやお財布に使われている
ものとまったく同じ革も使っているんだそう。

飾り部分の革同士は丁寧に貼り合わせてあります。

その革をランダムなストライプ状にして
飾り部分に使っているこのお財布。
よく見ると、色だけではなく、質感も
違う革を使っています。

デザイナーの奥西さんによると、
その時の気分やモードによって、
色の組み合わせも変わるのだそう。

ロングウォレット2色、ミニウォレット4色の全6色です。

今回発売するのは全6種類。
いずれも、当店のお客様をイメージ
して作ってもらった限定品です。
大人っぽく、かつ遊び心のあるカラー
リングになっています。

老舗の紳士革小物メーカーで培われた技術

ロングウォレットはW17.5cm×H9.5cm×D1.6cm

手に取った時に感じた、このお財布の
放つ凛とした雰囲気と特別感は、
デザイナーの奥西さんの経歴に
秘密がありました。

老舗の紳士革小物メーカーで修業を
積んできたという奥西さん。
革小物業界では、まず知らない人は
いないというそのメーカーで、長年に
わたって最上級の革小物を作り続けて
きたんだそうです。

ポップな色合いのお財布なのに、
どこか感じる品の良さは、彼が
一つ一つ手作業で生み出しているからこそ、
生まれるんですね。

「面倒くさい」から生まれたスペック

お財布って、使ってみて初めて
「必要ない機能」が備わっている事に
気づきます。

クレジットカードほどの厚みのものだと、1ポケットに4枚~5枚収納できます。

その一つがカードポケット。
RIOWAのロングウォレットは、
カードを数枚まとめて縦に入れるような
仕様になっています。

カードがたくさん入るというのは大事。
ただ、仕切られたカードポケットに
一枚ずつ入れなくてもいいのでは?という
思いから、この仕様が生まれました。

個人的にツボだったのは、小銭入れ。
深いポケットだと、小銭が取り出しづらい。
そこで、ステッチを入れて、ポケットを
浅くし、小銭が取り出しやすいように、
作ってあるんです。
かゆいところに手が届くとは、まさに
こういう事ですね!!

ミニウォレットはW11.5cm×H7.5cm×D1.6cm

ロングウォレットの他にも、ポケットに
入れやすいように、重くならないように
と、なるべく無駄な機能を省くという
作業を繰り返した結果、生まれたのが
こちらのミニウォレットです。

カードケースとして使用する場合は、20枚以上収納できます。

通常のミニウォレットは、お札を
二つ折りにして収納するものがほとんど。
三つ折りだと、少し収納が面倒だと
思う方も多いと思います。

でも二つ折りだと、どうしてもサイズが
大きくなってしまい、ポケットに
入れづらかったりするので、
「小さくて持ち歩ける」に比重を
置いたのだといいます。

ハンドメイド品として、誰もが作品を
世に出せるこのご時世。ですが、
お財布に求める必要最低限の機能を
きちんと見極めて、デザイン性も
兼ね備わった財布としてお見せできるのは、
誰しもができることではありません。

色違いやサイズ違いで持つのもおすすめ。
見た目も機能も兼ね備わったお財布は、
これまで自分が使っていたお財布の
使いづらさを解消してくれるものに
なりそうです。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。

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