みんなの愛用品
前屈マイナス20cmの人間が感激した爪切りのこと
小さい頃から体が硬くて、
学生時代の体力測定では
前屈マイナス20cmだったわたくし。
それゆえに、昔から足の爪を切る時は
プルプルしながら、時には息を止めつつ
取り組んできました。
そんな私ですが、今年に入って
爪切りの時間がこの上なく快適に
なりました。
「ネイルクリッパー Griff」と出会ったのです!
楽に爪を切ることができる理由とは?
Griffは、一般的な爪切りと比べて
持ち手が長いという特徴があります。
握力の弱い方でも軽い力で
爪を切ることができるよう、
どの面も指がかりが良くて、
フィット感も抜群。
持った時に安定感があり、
お母さんがお子さんの爪を切ってあげる、
というような「自分以外の人の爪を切る」
時にも使いやすいデザインです。
回転刃と固定刃の2タイプありまして、
個人的に楽に切れるなと感じたのは
回転刃タイプでした。
固定刃も安定感があるところが魅力
ですが、体が硬い方や前屈みの体勢を
とりにくい方、お腹の大きい妊婦さんは、
ヘッドを切りやすい角度に変更できる
回転刃が使いやすいのではないかと
思います。
足の爪を切り比べて実験してみました
今回は回転刃と、回転刃をしまった状態の
2パターンで爪を切り比べてみました。
上の画像は回転刃をしまった状態。
爪切り自体は握りやすくて力を
入れやすいのですが、体が硬いせいか
この体勢がつらい・・・!
そして、今度は刃を回転させてみました。
これが腕を伸ばさずに済むからか、
格段に指先が近くなって切りやすいこと!
親指の爪の左側も、刃の角度を
変えてあげるだけで、とっても楽な姿勢
のまま切ることができました。
回転刃は、切りにくい角度がない
足の爪と比べると、指の爪を切る時は
回転刃の活躍度合いが減るかな
なんて思っていましたが、
ここでも回転刃は大活躍でした。
ちょっと爪が隠れてしまっていますが、
固定刃だと切りにくい箇所でも、
体の向きを変えることなく
ヘッドを回転させるだけで
楽に切ることができます。
ちなみに親指はどちらでも切りやすいので、
人差指以降の爪を切る時の方が
回転刃の実力が発揮されるなと
思いました。
自然と脇を締めた状態になり、力が伝わりやすい
手の爪を切っていてもうひとつ気づきが
ありまして、それは「回転刃だと力が
伝わりやすくて楽に切れる」ということ。
どうしてかと考えてみた時、
「脇が自然と締まるからかも」
という考えに至りました。
もともと切りやすいデザインだから
固定刃でも十分切りやすいのですが、
ここで注目なのが、脇が開いていること。
次に刃を回転させて切ってみたら、
自然と脇が締まった体勢になり、
力が楽に伝わりやすくなったことに
気づきました。
この時ふと思い出したのが、高校時代に
スパルタのバスケ部で叩き込まれた
「シュートの時は、脇をしめないと
力がうまく伝わらなくてゴールできない」
ということ・・・!
爪切りからあんな暗黒時代を思い出す
なんて、という感じではありますが。
もともとは、リュウマチによる痛みで
爪を切るのが苦痛、というお客さんの声を
受けて、握力が弱いとか、手先に力が
入らないという方でも使いやすいものを
という思いで開発された爪切り。
さまざまな方に、ぜひこの快適さを
体感していただけたらなと思います。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。