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どうしてる?米やパン、調味料類の保存容器選び

2017年07月22日更新

女性の間で人気の「作り置き」。私もよく作っていますが、食材そのものは適当に保管しているのに気づきました。パンやバター、調味料類も保存容器へ移し替えると、更に安全でおいしいご飯が作れるのだそう。早速試してみたら、本当に食材の持ちが良くなってびっくり。ぜひ皆さんもお試しください。

1.パンを保存容器に入れる理由

乾燥を防ぐだけではなく、カッティングボードにもなる

海外ではおなじみのブレッドケース。色々な種類が販売されていますが、特におすすめなのは蓋付きのタイプ。空気と触れる面積を減らせるので、パンの乾燥を防げます。入れるだけで購入したてのふわふわの状態が持続するなら簡単ですよね。日常的にパンを食べている人におすすめの保存容器です。

一番の利点は「パンかす」

「RIG TIG(リグティグ)」のブレッドケースは、蓋部分に秘密あり。カッティングボードの役割も兼ねていて、パンをカットした際に出るパンくずがスリッドに落ちるようになっています。蓋のスリッドは内側についているのでほこりをかぶる心配もなし。竹のさわり心地や強度もちょうど良く、見た目もシンプルでおしゃれ。デンマーク発の素敵なアイテムです。

ブレッドケースは重ねて使えば収納力もUP

このブレッドケースには一斤のパンが2つ入る大きさ。W34.5xD22.7xH12.3cmは、キッチンカウンターにきれいに納まるサイズなのも使い勝手が良いですね。複数個重ねて収納できるのもメリットです。カラーはホワイトグレーブラックの3種で、売れ筋はホワイト。このケースがあるだけで食卓が一気に北欧風になるのも人気の理由です。

2.バターを保存容器に入れる理由

銀紙をペリペリする手間から解放される

1枚のトーストには平均で5〜8g程度のバターを使用するそうですが、毎度銀紙をペリペリするのは面倒ですね。しかも、包丁でわざわざカットするのを考えると「マーガリンでいいかな」なんて気分にもなってしまいます。

バターを日常的に使用する人は、ぜひバターケースを使ってみてください。「東屋(あずまや)」のバターケースは、山桜の木を刳りぬいた本格派のアイテム。見た目だけでなく、使う人のことを考えて作られています。

面倒くさがり屋さんほど試してほしい

サイズは、450g四つ切り200g全判200g半切りの3つで、売れ筋ラインは200g全判と200g半切りタイプ。パンを焼いたり洋風料理を頻繁に作る人には全判が、トースト用には半切りタイプが人気です。

バターナイフがあると更に使いやすい

ちなみに、バターをトーストに使う時は、専用のバターナイフがあると便利です。とろけるバターナイフはおろし金のような凹凸がついたアイテムで、バターをにょろっとすくうことができます。必要な量だけとれるのがうれしいですね。

保存容器に移し替えるだけでグンと使い勝手が良くなる

半切りタイプは、200gのバターを半分にカットしてから保存します。1本分が100gなので、トーストだと10〜12枚分の分量。幅も6.2cmとスリムタイプで冷蔵庫の場所を取りません。バターは保存容器に移し替えるだけで格段に使い勝手が良くなりますよ。ぜひお試しください。

3.野菜を保存容器に入れる理由

冷蔵庫が保管に適しているわけでもない

「野菜は常温保存が良いらしい」とは聞くものの、なかなかおしゃれで使い勝手の良い入れ物に出逢えずにいました。だから、野菜の収納は専ら冷蔵庫。けれど、おしゃれな保存容器と出逢い、今ではキッチンの片隅にこっそり野菜が置かれています。

日本の風土に合う桐

日本では古くから親しまれている桐素材。野菜収納にも桐は適していて、今主婦の間で話題の入れ物です。プラスチックでは出せないぬくもりや上品さが感じられます。桐は吸湿性があり、虫やダニから食材を守る効果もあるのです。「増田桐箱店」の野菜保存箱は、表面は凹凸がなくてつるっとしていますが、底面はすのこ状になっていて通気性が抜群。これが野菜保管に適しています。

SとLの2種類あり

野菜の保存箱はSLの2種類があり、SはW215×D215×H162mm、LはW215×D215×H242mmです。高さが違うだけで、奥行きは幅は一緒なのでダブル使いがおすすめです。

4.米を保存容器に入れる理由

防湿や防虫、ダニよけ効果あり

お米も野菜と同じで、湿度の高い日本では保存が難しい食材です。夏だけでなく、冬も部屋の中が暖かかったりすると、途端に鮮度が落ちていきます。ここでも桐の出番ですね。「益田桐箱店」の米櫃は、3kg5kg10kgの3種類があり、世帯の人数によって選べるのが良いところです。

3kgは単身世帯や玄米入れに

単身世帯だと5kgのお米は持て余しがちですが、3kgの米櫃なら2kg入りのお米入れにぴったり。玄米を保管するにも良いですね。蓋の部分はアクリルで出来ているので、残量がひと目でわかります。

5kgは一般家庭用

5kgの米櫃は、5kgの米袋が保存できる大きさです。W215×D215×H242mmは、同シリーズで販売中の野菜保存箱Lと一緒。横に並べて使うととってもおしゃれになりますよ。蓋部分は本体にひっかけても落ちない構造になっています。

10kgはタイヤ付きで移動もらくらく

10kgの米櫃は、10kgの米袋がすっぽり入るサイズ。W200×D298×H360mmはキッチンカウンターの下にも収まりやすく、米をすくう時も無理な体制にはならない大きさです。10kgの米びつは蓋がアクリルではなく桐仕様になっています。こちらもサイドにひっかけることができるので、蓋置き場に困ることはありません。

5.味噌を保存容器に入れる理由

鮮度をキープし、冷蔵庫内もすっきり

味噌は購入した状態(多くはプラスチック製の容器)のものを使う人が多いですが、味噌こそ保存容器に入れると便利。鮮度を保ちつつ、使い勝手がよくなります。特におすすめなのは、「野田琺瑯(のだほうろう)」のホワイトシリーズで、多くの方に支持されているブランドです。

野田琺瑯の良いところは、シンプルで冷蔵庫収まりが良く、色々な用途に使いまわしできる点。値段は少々張りますが、丈夫で長持ち、お手入れしやすい万能選手です。

味噌用は大きなサイズがぴったり

市販で販売されている味噌の容量は、500〜1,000ml程度のものが多いですね。野田琺瑯のホワイトシリーズは、Lサイズ持ち手スタイルを選ぶと1kgの味噌を入れられます。大は小を兼ねますから、味噌用なら大きめサイズをおすすめします。

Lサイズの大きさは124×124×118mm、持ち手ストッカーの大きさは167×124×118mmとなっています。購入前には冷蔵庫の内径を測り、大きさをシミュレーションしておくと失敗がありません。

マジックペンでメモ書きできる

「保存容器は野田琺瑯が便利」というのは、あながち嘘ではなく。琺瑯は電子レンジには使えませんが、直火にかけたり、冷凍保存もできるのです。また、油性ペンでメモ書きもできるのがうれしい。油性ペンは市販の食洗機洗剤で落ちるのでご安心ください。

購入したままの状態で食材保管するのを辞めた途端、料理に対する興味も増えました。冷蔵庫内の見た目も良くなり、ニオイ移りも気にならなくなりました。なによりうれしいのは、手が滑って食材が落ちた時、冷蔵庫内が汚れなくなったこと!保存容器は今や私の生活に欠かせないものになりました。これらのアイテムを見かけたら、是非手にとってみてくださいね。