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夜長を楽しむ「梅酒の作り方」。使える保存瓶はコレ!
1日の終わりの晩酌タイムに「梅酒を楽しむ」という女性は多いのではないでしょうか。市販のものも悪くはありませんが、自家製梅酒を作るとさらにおいしく感じられますよ。
最近は手作りで我が家の味を楽しみたいという方が増えています。そこで今回は、私も気になっている梅酒の作り方と使えるキッチングッズをご紹介します。
梅酒の作り方
保存瓶2~3Lの材料
梅酒作りが初心者という方は、まずは手軽にできる2~3L瓶を使って挑戦してみましょう。
・青梅 500g
・氷砂糖 250g~400g
・ホワイトリカー 900ml
分量は青梅1Kgに対して500gの氷砂糖と1.8Lのホワイトリカーが目安になります。青梅1Kgでたっぷり作りたいときは、4L用の保存瓶を準備してください。今回は手軽に挑戦できるように2~3Lの保存瓶を使ったレシピとなっています。
青梅500g、氷砂糖250gの場合、できあがりの梅酒は口あたりすっきりめの甘さを抑えた風味になります。甘めがお好きという方は、氷砂糖を少し多めに増やしてみてください。
お酒はホワイトリカー以外に、ブランデーやウイスキーなどでも作れます。アルコール度数が20度以上なら何でもOKですので、お好みで楽しんでみてくださいね。それでは早速、作り方を見ていきましょう。
1 保存瓶を消毒する
梅酒は長期間保存するため、まずは保存瓶や使用するキッチングッズを消毒します。
保存瓶は熱湯や焼酎などのアルコールで消毒していきます。消毒は瓶の本体、フタ、パッキンなど、全体をしっかりと行っていきます。忘れがちなフタの金具の部分やパッキンなども念入りに消毒してくださいね。
2 青梅の下処理をする
青くて固い梅を使うときはあく抜きを行います。ボウルに青梅を入れ、たっぷりの水に浸したあと2~4時間ほどそのまま置きます。
あく抜きができたら水洗いをしていきます。このとき、大きめの傷がある梅や傷んだ梅を取りのぞいておきます。
水洗いが終わったらざるにあげて水気を切り、清潔なキッチンタオルなどで水分を拭き取っていきます。水分を拭き取った梅はしばらくの間乾燥させます。
梅が乾いたら竹串などでヘタを取ります。
3 保存瓶に材料を入れる
青梅の下処理が終わったら保存瓶に材料を入れていきます。
「梅→氷砂糖→梅→氷砂糖」と交互に瓶に入れ、最後にホワイトリカーをゆっくりと注ぎます。
4 保存、成熟させる
瓶に材料を全て入れたらしっかりとフタを密閉します。保存は直射日光を避けて冷暗所で休ませます。
氷砂糖が溶けるまでは2~3日に1回ほど瓶をやさしく振り、甘さが均一になるようにしていきます。
作った梅酒は保存日から3カ月くらいで飲めるようになります。おすすめは半年~1年くらい熟成させた頃なので、深みのある風味が楽しみたいときはじっくりと寝かせてみてください。
梅酒の作り方のポイント
梅酒の保存期間
おいしい梅酒の作り方のポイントは熟成期間です。お酒には基本的に賞味期限はありません。特に梅酒は熟成させるほどにおいしさがアップすると言われているので、1年以上寝かせてから楽しみたいという方が多いようです。
漬けた梅はそのままにしておくと実が崩れていくため、1年~1年半くらいの時期に取り出すようにしてみてください。果肉が崩れると梅酒が濁ってきたり、苦みが出てくるときがあります。
梅酒をおいしく保存するコツ
梅酒の保存は、必ず直射日光があたらない冷暗所で行います。日光があたり瓶の中が高温になることで梅酒の品質が落ちていきます。
おいしく熟成させるコツは保存状態を整えることがとても大切になります。
自家製梅酒は作り方と保存方法を知ることで、誰でも手軽に挑戦できます。ぜひ作ってみたいという方は、保存瓶などの道具を早速準備してみてください。
梅酒作りにおすすめのキッチングッズ
梅酒の保存瓶
梅酒作りに欠かせないアイテムは保存瓶です。保存容器はプラスチックタイプもありますが、長期間熟成させる梅酒には密閉度の高いガラス製がおすすめです。
イタリアの老舗ガラスメーカー「ボルミオリロッコ」のフィドジャーは、しっかり密閉できシンプルで使いやすいと主婦の間で大変人気。
サイズは3L、1L、750ml、500mlとなっているので、お好みの大きさから選んでみましょう。手軽に梅酒を作りたいという方は、3Lや1Lタイプがおすすめです。
1Lの保存瓶を使うときは3L用の作り方を参考に、青梅250g、氷砂糖125g~200、ホワイトリカー450mlの材料で作ってみてください。
平ざる
青梅を洗ったり乾燥させるときは「People Tree(ピープルツリー)」の竹製平ざるが便利です。竹製の平ざるは水に強く風通りが良いので、水洗いした梅を乾燥させるときに役立ちます。
People Treeの平ざるは毎年梅酒作りをしているというベテランの方からも、「梅仕事に使える!」と重宝されているアイテムです。
これさえあれば梅の下ごしらえが手軽にできるので、初心者の方にこそおすすめとなっています。
くるみのお玉匙
「大久保ハウス木工舎」のくるみのお玉匙は、熟成させた梅酒の果肉を取り出すときに大活躍するお玉匙です。お玉のサイズ感が果肉の大きさにぴったりなので、すくいやすくて便利と喜ばれています。
また、柄が長めに作られているので、深めの瓶でもストレスなく果肉を取り出せます。
くるみのお玉匙は炒め物や煮物の取り分け時など、日常でも頻繁に使えるキッチングッズなのでご家庭にひとつ揃えてみてください。
タンブラー
自家製梅酒ができあがったら、こだわりのタンブラーでおいしくお召し上がりくださいね。
「白雨(はくう)」のタンブラーは、富山のガラス作家である森 知恵子さんによって作られている大変美しい作品です。雨の雫をモチーフとした繊細なデザインがあしらわれており、食卓に置くだけで優美な雰囲気に変えてくれます。
ころんと愛らしく手に収まりやすい形なので、持ちやすく晩酌タイムも楽しく会話が弾みます。
梅酒以外にもビールや焼酎、ソフトドリンクを入れてもおいしくお召し上がりいただけます。毎日の食卓でぜひご活用くださいね。
こちらの「fresco(フレスコ)」のグラスSolito(ソリト)は、ガラス作家の辻野剛さんが主催されているブランドのグラスです。職人の手でひとつひとつ作られているグラスSolitoは、グラデーションが美しくあたたかみを感じさせてくれます。
solitoはイタリア語で「いつもの」という意味で、手軽に日常に取り入れられるグラスとして作られています。愛用者からは繊細な表情が楽しめると、男女問わず多くの方から好評となっています。
自宅で簡単にできる梅酒の作り方とおすすめの道具をご紹介しました。梅酒ははじめての方も手軽に作れるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。使いやすい保存瓶やざるなどを新調して、早速作ってみてくださいね。