みんなの愛用品

一枚の布が一番役に立つ話ーmino編

2017年06月20日更新

mino lyocell&cashmere ミントグリーン、ネックレス misa、トップスsirenemermaid

以前、愛用品としてご紹介した、
ORIMの大判ストール
その際、結局、これは一枚の大きな布
だから、巻いたり掛けたりくるまったり、
様々に使えて便利だ、とお伝えしました。

お客さまから「コラムの説明がなかったら
自分では絶対に買わなかったと思う」との
コメントを後日頂きまして、その方も、
今では年中ORIMのストールを活用して
くださっているとのこと。嬉しい限りです。

そういう意味では、今日ご紹介する
「mino」も便利な一枚の布(ニット)。
夏のシンプルな装いを華やかにしてくれ
たり、冷房対策、紫外線対策と、夏の
お出かけには大変重宝する一品です。

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Tシャツの上に羽織れば一気に華やかに

冷房対策にも心強い一枚

私が愛用するのは春minoです。
これは冬minoより一回り小ぶりで、
裾が前は太もも真ん中ぐらい、後ろは
一番長いところで、ヒップが完全に
隠れるぐらいの長さ。手持ちの服と
バランスがとりやすく、パッと羽織っても
それなりにサマになって見える便利な
一着でもあります。

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最近の、猛暑・酷暑なニッポンの夏。
どうしてもTシャツやタンクトップなど
シンプルでカジュアルな服装になりがち
ですが、そんな時もminoがあれば、
この通り。

mino 1

トップス sirenemermaid、ネックレス misa、バングル kOh、パンツ スタッフ私物

装いがぐっと華やかな雰囲気になります。
Tシャツに箔をつけてくれる服って
一着あると便利ですよね。

もちろん真夏の炎天下での装着は
暑いですが、そういう時こそ持っておく
べきなのがmino。

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マーベラスのフラットトートバッグMに入るコンパクトさ

真夏の冷房は容赦ないですからね。
特に私は朝晩の通勤で40分程電車に
乗っているとき、

1、混む時間帯なので冷房MAX
2、混んでいるので動けない
3、首の後ろに冷房直撃が40分続く

と、非常に体に厳しい環境です。
そんな時はminoで首をカバー。

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春minoは鹿の子風のニットで巻くとスヌードっぽくなります

すっかり冷たくなった首にminoを
巻いた瞬間のホッとすることといったら
ありません。

夏minoか、はたまた春minoか?

暑がりさん&麻好きには夏minoがおすすめ

春minoがおすすめといっても、mino
には「夏バージョン」もあるじゃないか、
とのお声、もっともです。

夏minoは春minoに比べて形がより
長方形で薄手。なので首に巻くときは
ボリュームも出ず、夏のストールとして
スッキリ巻いていただけます。

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あとは腕を通せるので、アクティブに動く
ときは、夏minoの方がおすすめです。
(春minoは肩から羽織っているだけ
なので、インナーがポリエステルなど化繊
の場合はツルツル滑ることがあります。
綿や写真のようなリネンジャージは、生地
との摩擦で、ずり落ちずに着用できます)

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せっかくだからついでに撮影、と思ったらホワイトがすごくかっこよくて欲しくなりました

それと大きな違いが素材。

春mino:リヨセル90%、カシミヤ10%
夏mino:フレンチリネン100%

夏minoは麻100%なので、シャリ感が
あり、軽くてさっぱりとした風合い。
春minoはふっくらとして、夏よりは
あたたかい感触で、3シーズンに対応
する感じでしょうか。

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肩から羽織るか(春mino)、腕を通すか
(夏mino)、いずれも1枚の布。
こういう服と巻物の中間といった位置づけ
のアイテムこそ、過酷な夏から私たちを
守ってくれます。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。