みんなの愛用品

ORIMのストールは命を救う布でもある

2017年03月04日更新

皆さまこんにちは、バイヤーの柳沼です。
今日は、最近愛用していて、周囲からの
評判も良いストールをご紹介したいと
思います。

それは昨年の春にご紹介した「ORIM」の
ソフトジャージー大判ストール

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全4色で、こちらは「カーキ」です

お客さまからもすこぶる好評な一枚だった
のですが、私はストールと言うよりむしろ
シンプルな一枚の生地として愛用している
感覚です。巻いたり羽織ったりと、様々に
使っていると、「それどうなってるの!?」
と不思議がられたりするものですから、
今日は皆さんに、私なりのORIM活用例を
ご紹介したいと思います。

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大きな布だからできる、さまざまな使い方

Tシャツのような気持ち良さがまた嬉しい

風邪を引いたらこれにくるまって暖を取り、
冷房が直撃してくる新幹線のなかでは
アゴ下までグルグル巻きにして冷え対策。

たっぷりとした分量の生地ゆえに、
時にブランケット的な使い方が出来る
のが、このストールの何よりの特徴です。

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身長166センチの私が、両手を一杯に
広げて持って、これがその全容。
横2.2m×縦1.4mという超大判です。

だから見てください。
一枚でこんなふうに、全身くるまることが
できるんですね。

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お客さまからの声で「Tシャツの生地」
という表現がありましたが、まさにそう。
だからこんなふうにくるまっても、繊維や
ホコリが服につかないし、静電気もおき
にくいというメリットがあるんですね。

膝掛けとして使う際も、

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足首まで覆えるのがポイント。
映画館やレストランなどで寒い席だった
場合、この布一枚で「助かった!」と思う
こと、ホントよくありますよ。

でも地面についちゃってるじゃない?

という突っ込み、あると思います。
しかし、冷房の風が自分に向かって延々
直撃してくるようなとき、多少裾が地面に
付こうが、かまっていられない寒さ
じゃないですか?身を守るほうが大事。

だって、この布は洗えるんですもの!

そして、寒さに震える心配がないときは、
おもむろに丸めて枕にします。

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適当な長方形に畳んで腰枕にする
のもおすすめです。

たっぷりのボリューム感がおしゃれに見せてくれる

無地だけど地味にならないのはドレープのおかげ

首に2重巻きにするとこんな感じで、
Tシャツの布とはいえ、ドレープが出て
意外と雰囲気よく見えるんです。
ウールのようなチクチク感はゼロです
から、敏感肌・乾燥肌の方にもとっても
おすすめです。

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唯一の難点を挙げるとすれば、
ストールとして巻くときにやや重いと
感じる方がいるかなーという点でしょうか。
ちなみに重さは360gあります。

FU-WAショールで220g、AVOCAの
ドニゴールスローで約460g、
KLIPPANのポケット付きウールストール
で、500g前後といったところです。
ORIMより重いものは「羽織り」を前提とした
アイテムなので、360gという重さが「首だけ」
にかかるとなると、ちょっと厳しいかも
しれませんね。

私の場合はだいたい2重巻きにして使う
ので、布の半分以上は「肩」にのっている
感じ。そのせいか、重みで首が辛いと
思ったことは今のところありません。

というわけで命を守る一枚の布として
大変おすすめなORIMのストール。
「寒いと死んじゃう!」という女性の皆さまに
ぜひご覧頂きたい逸品です。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。