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照明にこだわっておしゃれなリビングを作る

2017年06月22日更新

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おしゃれなリビングを作る照明術

電気をつけていないときも美しく

照明を上手に使ってリビングをおしゃれに演出する場合、電気をつけていないときも美しく見える照明を選ぶこともポイントの1つ。日中は電気をつけないことの方が多いので、そうした時間帯にもリビングのインテリアのアクセントになるようなデザイン性の高いものを選んでみてはいかがでしょう。

1日の光の量を考える

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リビングに必要な光の量は、1日の中でも時間帯によって、それぞれ異なります。朝や昼は、窓からの日光をたっぷり取り入れたいもの。さらに、活動的な時間は明るく、ゆっくりとくつろぎたい時間はやや暗めにするなど目的に合わせて光の量が調整できるといいですね。調光器付きの照明を選んだり、複数の照明器具を組み合わせて使ってみましょう。

リビングの照明は4タイプ

シーリングライト

リビングで使う照明は大きく4つに分けることができます。1つは、天井に取り付けるシーリングライト。最近では蛍光灯の代わりに白熱灯やLED電球を選ぶ方が増えてきています。レール式のシーリングライトは、光の向きを調整できるので人気に。こちらはアルミと木という異素材を組み合わせた「ALUMI & WOOD CeilingLamp 1BULB」です。

ペンダントライト

チェーンやコードを使って天井から吊り下げるタイプの照明がペンダントライト。シャンデリアもここに含まれます。ペンダントライトは、お部屋の形や合わせる家具によって高さを調整して最適なバランスを見つけましょう。こちらはアルミと木を使った「ALUMI & WOOD PendantLamp 2BULB」。黒のシェードがおしゃれですね。

テーブルライト

3つ目の照明は、テーブルライト。ネーミングの通りテーブルの上やチェストの上などに置いて使う照明です。テーブルライトには、さまざまなデザインのものがあるのでインテリアに合わせてお好みのものを選ぶことができそう。

フロアライト

4つ目のフロアライトは、床置きするデザインのスタンドライトです。こちらの角錐形の支柱が美しい「Summitフロアランプ」は、グッドデザイン賞を受賞しているデザイナー・内山章一さんによるもの。リビングにモダンな雰囲気をプラスしてくれます。このように、4種類の照明を上手に組み合わせることで光の量を調節することができますね。

ペンダントライトのあるおしゃれなリビング

モダンなインテリアにはシンプルなペンダントライト

ペンダントライトは、シェードの色や素材によって印象が変わります。”男前”インテリアやモダンな雰囲気のインテリアにおすすめしたいのは、シンプルなデザインのペンダントライト。小ぶりのサイズを複数使うとカフェ気分も楽しめそう。三角フラスコにサンドブラストで曇りをデザインした「FLASK – pendant」は、テーブルライトやフロアライトもあります。

北欧風インテリアには北欧デザインを

北欧の照明デザインは、世界中に驚きをもって迎え入れられた名作が多数あります。こちらの「「normann COPENHAGEN(ノーマン・コペンハーゲン)」のペンダントライト「Norm06」は、白いプラスチックのパーツを組み合わせたデザイン。電球の光がプラスチックのパーツの間からこぼれるようにお部屋中に広がります。

コンパクトなシャンデリア

ゴージャスなイメージのあるシャンデリア。最近は、繊細なデザインはそのままにコンパクトなサイズのシャンデリアも増えています。リビングのメインの照明にシャンデリアを選ぶ場合、6灯以上の電球がついたものを選ぶとよいでしょう。また、電球が上向きに着いたデザインはお部屋全体を照らしてくれます。

照明作家・谷 俊幸さんの作品をリビングに

日本の伝統技術と独特のセンスの融合

谷俊幸(たにとしゆき)さんは、日本の照明作家さんです。谷さんの照明の特徴は、日本の伝統的な技法や素材を使っていることと、アートのような美しいフォルム。まさに作品と呼ぶのにふさわしい存在感があります。たとえばこちらは「HOKORE」と名付けられた照明。静岡県の「駿河竹千筋細工」という伝統的手法を取り入れた竹素材の照明です。

曲げわっぱの技術で作られた照明

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こちらは「WAPPAランプ KAZAGURUMA」。秋田の伝統的な曲げわっぱの技術を使った照明です。秋田杉で作られた風車から、美しい光と影がお部屋中に広がっていきます。「WAPPAランプ」シリーズは、ほかに「SHURIKEN」と「HANABI」もラインナップ。

照明のミックス使いでおしゃれなリビングを

おしゃれな照明を組み合わせて

照明をおしゃれに使うポイントは、メインの照明のほかに複数の照明器具を組み合わせること。光の量を調節することができますし、お部屋のいろいろな場所を光源にすることで奥行きを演出することができるからです。照明器具を置く場所や光の向きをチェックしながら最適な位置を見つけてみましょう。

定番はソファの横

フロアライトを置く位置の定番は、ソファの横。読書をしたり新聞を読んだりする場所なので、手元を明るく照らすように照明をセットするといいですね。日中もソファに座ったときに照明が目に入るので、インテリアに溶け込むシンプルなデザインが人気です。

照明で作るおしゃれなコーナー

リビングの一角にテーブルライトを置いたおしゃれなコーナーを作るアイデアも魅力的です。グリーンやアートフレームなどを飾ったコーナーに、デザイン性の高い照明をプラスして。ゆっくりとくつろぐ夜のリビングにおすすめです。

存在感のある大きなフロアスタンド

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大きなフロアスタンドは、リビングのメインの照明に匹敵するほどの存在感を放ちます。インテリアのテイストに合わせたデザインを選ぶとトータルでのコーディネートが完成。アクセントとして個性的なデザインを選んでもよいでしょう。

アレンジ自由な照明

自由な使い方を楽しんで

最後にご紹介したいのは、アレンジが効く照明。こちらはアメリカ・サンフランシスコの建築家による「Lumiosf(ルミオエスエフ) ウォールナット」。スタンド式にすると低めのフロアライトやテーブルライトとして使うことができます。

吊るして使えばペンダントライトとして

吊り下げるための革製ベルトが付属しているので、ペンダントライトとしても使うことができます。シェード部分の素材は、耐久性と防水機能を兼ね備えたタイベック素材。デュポン社が開発した素材で、医療や住宅にも使われています。

まるで本のようなフォルム

この「Lumiosf(ルミオエスエフ) ウォールナット」は、まるで本のようなデザイン。表紙を開くとLEDライトが点灯する仕組みになっています。スイッチやコンセントなどもないので持ち歩きもOK。充電は付属のケーブルで行い、満タン状態で7時間から8時間ほど点灯可能とのこと。屋外でも使うことができるおしゃれな照明です。

照明にこだわっておしゃれなリビングを

リビングをおしゃれに演出する照明術をご紹介してきました。インテリアのイメージに合わせた照明を選ぶことと、複数の照明を上手に組み合わせることで昼夜を問わずおしゃれなリビングを作ってみましょう。

このコラムを書いた人

インテリアをはじめ、雑貨やファッション、アートなど美しいものが大好きです。夫と二人の息子、犬と猫と一緒に暮らしています。