バイヤーからのお便り
指先を彩るオーロラのような天然石リング
天然石を贅沢に使った大ぶりなアクセサリー
と出会いました。
ひとえに天然石といっても種類は豊富。
そんな中でスタイルストアがご紹介するのは、
オーロラのような光を放つ不思議な天然石、
「ラブラドライト」のリングです。
コレクターが多いラブラドライト、その魅力とは?
石が放つ光が神秘的です
ラブラドライトは、一見地味な色あいの石。
天然石なので個体差がありますが、濃淡の
あるグレーの石です。
でも実は、ジュエリーデザイナーや天然石
が好きな方の中には、コレクターが多く
存在する石なのです。
その理由はこちら。右のリングのように、
見る角度によって、石が青や虹色の光を
放つのです。
石の中がぼんやりと光っている
神秘的なその様は、「宇宙からのメッセージ
を宿した石」といわれています。
余談ですが、私がまだ販売員をしていた頃、
出会ったあるアクセサリーデザイナが大きな
ラブラドライトのリングを身に着けていました。
そのデザイナー曰く、「ラブラドライトを
身に着けると、石が持ち主にとっての正しい道に
導いてくれるのよ」と教えてくれたのを
思い出しました。
アクセサリーブランドLa mascotte
(ラマスコット)のアトリエに行った時。
その際に、まだ何もデザインの施されていない
状態のラブラドライトを見つけ、そして、
その石の放つ強い光に驚きました。
ラブラドライトのアクセサリー自体は珍しくない
のですが、私がその時に見た石ほど
強い光を放つラブラドライトは初めてだったのです。
このブランドのリングはどれも大ぶりで
上品。天然石を贅沢に使っている
デザインリングにしては、手頃な価格にも
魅力を感じました。そこでさっそく、
その石でスタイルストア用にアクセサリーを!
とデザイナーに相談し、完成したのが
こちらのリングです。
細かくカットが施されたフローライトと
スモーキークォーツを合わせているので、
さりげなく、でも華やかな、大人っぽい
雰囲気のリングになりました。
同じリングを、同じ日に同じ場所で
撮影したのですが、見え方が全く違いました。
光を放たない角度から見ると、ラブラドライト
本来の姿、層状に結晶している石です。
ところが同じリングを光を放つ角度から
みると、かなり神秘的。
さりげなく、手元を彩ってくれるこの石の
リングは、様々な経験を積んだ大人の女性
が身に着けるのにぴったりです。
天然石の魅力が詰まったリング
他にも作ってもらいました
今回、La mascotteのアトリエを訪れた際に、
天然石をふんだんに使ったリングが
沢山並んでいました。
こちらは青い石「ラピスラズリ」と不思議な
文様が特徴の石「ボツワナアゲート」を
コーディネートしたリングです。
置きの状態で見た時と、実際に身に着けた
時で、一番ギャップがあるリングでした。
濃い青の石が手元にあると、ぱっと華やかな
印象になり、カメラマンも私も驚いたほどでした。
続いてはこちら。
形がいびつなバロックパールとベビーパール
のリングは遊び心があって個性的な雰囲気。
フォーマルな印象の強いパールですが、
バロックパールを使っているからか、
カジュアルに着けることの出来るリングです。
続いてはこちら。
さわやかなグリーンの石「アベンチュリン」と
ベビーパールをコーディネートしたリングです。
石の色のおかげで、さわやかな印象の
強いリング。手元が明るくなりますよ。
最後にご紹介するのはこちら。
ラブラドライトとベビーパールのリングです。
先にご紹介したスクエア型のラブラドライト
と比べると、石の色は薄め。
放つ光もほのかな虹色です。
白とグレーのシンプルな色合わせ。
でもモチーフが一番大ぶりなので、
存在感があるリングに仕上がりました。
天然石のリングの注意点は?
天然石はおなじ石でも、どの部分を
使うかで、色の出方が変わってきます。
今回、ご紹介したリングはいずれも
個体差がありますが、それも天然石の
魅力としてお楽しみいただければ
と思います。
サイズに関しての目安
大ぶりな天然石を使ったリングは、中指や
人差し指に着けるとバランスがいいので、
女性の中指に多い11号と13号サイズで
展開します。
どちらの手に着けるかは、お好みだと
思いますが、利き腕の指は逆の指と比べて
少し太めの場合が多いです。
例えば、リングがきついと感じたら、
利き腕じゃない方の指に付け変える
などしてみてくださいね。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。