バイヤーからのお便り
利き酒ならぬ、「利きタオル」のすすめ
趣味、と言えるかはわかりませんが、
新品のタオルを使い始める時、
毎回あえて違う種類のタオルを
同時におろすようにしています。
本来できるだけタオルの種類を
統一して並べたい派なのですが、
数枚は違うものを入れるんですね。
どんな育ち方をしていくのか、
身をもって実感できて
これがなかなかおもしろいんですよ!
使いはじめの感触、
2週間くらい経ってから、
1ヶ月経ったらどうなるか。
数ヶ月後は?
改めてちゃんと比較してみると、
当たり前なんですけれど、やっぱり
タオルの種類ごとにそれぞれ
個性が違うんですよね。
「なるほど、こうなるのね」と、
タオルの育ち方はもちろん
「あ、自分が心地良いって思うのは
この種類なんだな」とか、
だんだん好みがわかるように
なってくる。
私はこの一連のタオル比べを
利き酒ならぬ「利きタオル」と
呼んでいます。
オーガニックコットンのタオルを比べてみました!
お風呂後や朝起きて顔を洗う時、
自分が好きなタオルに包まれると、
ささやかですが、ちょっと豊かな
気持ちになりますよね。
今回は厳選したタオルをご紹介
したいと思います。
毎日使いたい、SyuRoのタオル
最近出会ったタオルの中で
「これぞ」と思ったのが
「SyuRo(シュロ)」のオーガニック
コットンタオル。
愛用してみて、本当に手触りが良く、
しかも適度に薄くてすぐ乾くので、
気が付けば毎日自然と手を伸ばして
使っています。
素材は、最高級の超長綿
スーピマコットン。
タオルの産地 愛媛県今治市で
作られています。
そしてやわらかな色合いも素敵。
個人的にこれまで、色付きタオルの
「何となく肌に感じる、染料の強さ」
が気になっていたのですが、
SyuRoのタオルは色も強すぎずで
絶妙なのです。
ちなみに、表側はさっぱりガーゼ、
裏側はふわふわパイルに仕立てた
ボーダータオルもおすすめ。
洗うほどに空気をたくさん含んで
やわらかく育っていき、
見た目にも爽やかで、空間が明るく
なります。
何度洗ってもふんわり、シルク入りなのでしっとり感も
次にご紹介するのが、
KuSu/ピュアオーガニックタオル。
「綿畑からずっとオーガニック」に
こだわって、愛媛県の今治で
作られています。
シルクを使い、一般的なタオルより
糸の撚り(より)を甘くしているので
ちょっとしっとりしていてなめらかな
肌触りなんですよ。
一年中活躍してくれ、つかい手の
みなさまも絶賛のシリーズです。
薄くてかさばらない、3重ガーゼタオル
KuSu/organic 3重ガーゼタオルは、
薄くてかさばらず、さっぱり。
毛羽落ちが少なくて、肌あたりも
やさしいです。
すっきり収納できるのと、
お手頃価格も嬉しいところ。
吸水力もばっちり!これも今治産です。
使うたびにやわらかく育つ、四重ガーゼタオル
洗うほどに空気をたくさん含んで
特にやわらかく育っていくのは
天衣無縫の四重ガーゼタオル。
オーガニックコットン100%を
四重に仕立てているので
適度なふっくら感もあります。
正直、最初に手に取ってみた時は
他の天衣無縫のシリーズの方が
やわらかいなという印象でしたが
洗って使ってと繰り返すたび、
「あれっ、このタオルこんなに
気持ち良かったんだ!」と、
毎回嬉しい驚きがありました。
【番外編】このタオルもおすすめです
お好みにあわせて選ぶ楽しみ
とにかくふんわりやわらかいのが
お好みの方には、
天衣無縫の中でも最高レベルで
作られたスーピマニュアージュが
おすすめ。ちょっとお高いですが・・・
ものすごくやわらかいのに
しっかりコシがあってヘタリにくく
風合いが長く続きます。
パイルが長くてボリュームがあり、
すぐ乾くスーピマ エクセレントも
おすすめです。
さっぱりやわらかな、リネンのワッフル地
さっぱりとした肌触りがお好みの方は
Lino e Linaのリネンタオルを。
吸水性に優れてやわらかく
凹凸しているワッフル地が心地良い
ですよ。
どのタオルも、良いところがそれぞれ
たくさんあります。
ご紹介したタオルは、使うほどに
肌触りが良くなっていくものばかりです。
ちなみに、我が家はフェイスタオルの
サイズを好んで使っています。
お風呂後でも十分水気を吸ってくれて
お洗濯も楽なんですよね。
あ、あとオーガニックタオルは
柔軟剤を使わない方が風合いを長く
保てます。
THEの洗濯洗剤、おすすめです。
自分好みのタオルがわかる
「利きタオル」、ぜひみなさんも
お試しあれ!
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。