バイヤーからのお便り
肩掛けしたまま楽に取り出しできるリネンのバッグ

こんにちは、バイヤー楠です。本日は、この春から新たにお取り扱いする、バッグの新ブランドENA KUAM(エナ クアム)をご紹介します。ここ数年、軽くてちょうどいいサイズ感の布バッグを探していました。思ったようなバッグになかなか巡り合わず、諦めかけていたところに出会ったブランドなんですが、これが大人が持ってもサマになる見栄えで、サイズ感もちょうどいい感じ。それに加え、使いやすさもちゃんと考えられていたのです。このコラムでは、私がここがいい!と思ったポイントをご紹介します。
私が布バッグに求める条件

私が布バッグに求めていたのは、ラフになりすぎない生地感とサイズ感、そして他とは違うデザインでした。でも、この条件を満たすバッグって意外と無いんです。格好いいプリントが施されてはいるけど、中に入れたものがうっすら透けるペラペラな生地のもの、無駄な装飾はないけどシンプルすぎてノベルティ感があるもの等、いいなと思っても手に取るとこれじゃないと感じる事が続き、半ばあきらめかけていた時に出会ったバッグが、こちらでした。
絶妙な色のリネン生地

ベーシックなショルダー型ですが、リネン生地を使っていて、ハンドルの部分はペーパー編みのパーツ付。日常使いできるシンプルさがありつつ、生地使いも、アクセントとなるペーパー使いもこなれていて、大人の女性が気兼ねなく持てるなと思ったんです。

ベーシックでナチュラルさがあるけど、他にはないなと思わせるカラーもいいなと思います。
ちょうどいいサイズ感

サイズも大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい感じ。普段、長財布の方や荷物が多い方は、バッグを変えるたびにお財布やポーチを入れ替えていると思いますが、その必要がない容量です。
使いやすさも追及したデザイン

見た目の良さだけではなく、使いやすさもきちんと考えられているのがいいところ。ショルダー部分が片方だけになっているのがわかると思います。さらには中央から脇にかけてバッグの口が斜めになっているんです。

これは、肩掛けしたままでも中のものが取り出しやすいようにと考えられたもの。人込みでもバッグを持ちなおさずにパスケースやお財布が取り出せます。

ハンドルについているペーパー編みのパーツは、デザイン的なアクセントの役割だけではなく、クッションとなり、バッグが手や肩に食い込まない為にいい仕事をしてくれます。

手汗でバッグがべたべたするのも防いでくれそうです。
ラインナップのご紹介

当店でお取り扱いするのは、リネン生地の2種類のバッグと、1種類のペーパーバッグです。

トライアングルバッグは、上でご説明したバッグと同じシリーズの小さいバージョン。小さいとはいえ、容量はたっぷり。お出かけの際に持ち歩きたいアイテムは、ちゃんと収納できるのでご安心ください。普段小さめのバッグを愛用している方におすすめです。

ミニジョイと名付けられたペーパーバッグは、たっぷりとした容量で荷物が多い方でもストレスなく使える型。夏の雑材バッグで大きいサイズのものは、薄手で繊細な素材の服に引っかかったり、バッグ底が体にあたって痛かったりします。でもこちらは、柔らかいペーパー素材を編んでいるので、そんな心配もなさそうです。
どのバッグも軽くてかさばらないので、旅行のお供にもぴったりだと思います。

ENA KUAMは、環境問題や女性活躍など、様々な問題に向き合い、活動しているブランドで、本日ご紹介したバッグはどれも、ネパールの女性たちが1点1点、丁寧にハンドメイドで作り上げています。
布バッグやペーパー素材のバッグは、こなれた価格が多いけど、その分こだわりがわかりづらく、迷子になってしまう方も多いアイテムだと思います。なかなか普段使いのラフなバッグが見つからなかった方、似たような型ばかりでどれを選んでいいのかわからなかった方にこそ、ぜひ使っていただきたいアイテムです。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。