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運んで、カットして、食べるまで完結!カビない木製カッティングボード

2024年07月31日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

普段、料理を作る時に使うまな板は2〜3枚ほどを使い分けています。すべて長方形の「いわゆるまな板」。でも、スライスされていないハード系パンを買ったりお菓子を焼く機会が増えたことで「テーブルでカットしたい」「カットしてそのままテーブルに出したい」と思うことが何度もあり、見た目が素敵なカッティングボードも1枚欲しいなと思うようになりました。

そこで使い始めてみたのが、TRAMONTINAのカッティングボード。天然木なのにカビや黒ずみの心配がない、というのが大きな特徴です。

カッティングボードは日常使いにも便利だった

木製のカッティングボードというと、料理を乗せて写真を撮る時に見栄えがよかったり、来客時にチーズやサラミなどのおつまみを乗せて出したりといった、どちらかというと「ハレ」に近いシーンで活躍するイメージでした。

そのため、家にあっても使うシーンが限られるかな……と、これまで購入に至っていなかったのですが、使い始めると想像していたよりも手にとる機会が多い一枚になったのです。

例えば、朝食でパンを食べる時。パンにつけるジャムや一緒に食べるフルーツやヨーグルト、ジャムスプーンやカトラリーなど、こまごまとしたものも一緒に食卓に運んでいます。これまではそれぞればらばらと運んでいたのですが、カッティングボードにパンやそれらを載せて一度に運べるようになりました。キッチンとテーブルを何往復もしなくて良くなったのは忙しい朝に嬉しい時短です。

パンを切り分けた後は、そのままパン皿代わりに。これ一つで、運んで、カットして、食べるまで完結するようになりました。調理道具と、器と、お盆の役割を一度に担ってくれています。

他にも、敷きものとして使ったりもします。パッと手にとりやすい場所に吊り下げておけるので、ケトルでコーヒーを淹れる時、鍋でご飯を炊いた後、オーブンでお菓子を焼いた後などに鍋敷き代わりにサッと敷けて便利です。

もちろん、サブのまな板としても。刃あたりの良さや水捌けの良さは「いちょう」や「ひのき」に劣りますが、ちょっと野菜を切ったりする分には十分な使い心地。木のまな板はひとつをずっと使い続けるのではなく、いくつかを併用した方が長持ちすると、つくり手さんから伺ってからというもの、まな板のローテーションを意識しています。

ちなみに、数ヶ月使った今のカッティングボード表面はこんな感じ。傷は気にせず遠慮なくがしがし使っていますが、使われているチーク材は、パン切り包丁のギザギザした刃でも傷がつきにくい、硬くて頑丈な木材。寄るともちろん傷はわかりますが、使う分にはあまり気にならないなと思います。

木製なのに黒ずまない安心感

木のまな板は他に2枚所有していますが、恥ずかしながら両方とも端が黒ずんでいる状態。いずれも手入れには気を使ったつもりだったのですが、立てて乾かした時にどうしても水分が残りやすい角部分が傷んでしまったようです。

黒ずんだとしても身体に害はないですし、木のまな板はそういうものとして捉えているのですが、「テーブルに出す」となるとやっぱり見栄えは気になります。

そこで嬉しいのがTRAMONTINAのカッティングボードが持つ抗菌性。天然木を使っているのに、抗菌剤が木自体に染み込ませてあるため、カビや黒ずみの心配が不要なんです。木のまな板やカッティングボードを使ってみたいけど、手入れがうまくできるか不安……という方にも安心して使っていただけます。

しかも、この抗菌性は表面だけではなく、木そのものに染み込ませてあるため表面が削れたりしても効果を損なわないというのがポイント。長く使うにあたって、効果が変わらないのは嬉しいですよね。

抗菌剤という人工的なものを使っているという点で安全性も気になるところですが、「FDA認証」という日米の薬機法や食品衛生法に違反していないことが証明される認証をきちんと取得しています。また、日本国内の検査機関でも認証済み。

木製のまな板を使ってみたいけれど、扱いが不安で…という方もいらっしゃると思いますが、カビや変色の心配をしなくて良く、安心感がありますよ。

手にとって気になったところ

最後にマイナスポイントを敢えて挙げるとすると、個体差が大きなところと、ちょっと作りが荒いと感じるところです。

木製なので個体差は仕方ないものですが、一枚木ではなく、複数の板を貼り合わせているので、特に色の差が目立つこともあります。その分、高級な木材であるチークを使用しながらも手にとりやすい価格を実現しています。また、テーブルに出した時にこの大胆な木目が意外と映えるな〜!と感じます。

また、表面は問題ないのですが、コバやコグチ(縁)の部分にざらつきが見られたりして、このあたりは海外製のラフなつくりが感じられます。

もちろんつくりが良いに越したことはないのですが、わたしの場合、メインのまな板と比べて使用頻度が少ないカッティングボードにそこまで高額を出せないな……と思っていたので、個人的にはバランスの良いアイテムだなと感じています。

「木製」のハードルを下げてくれる、TRAMONTINAのカッティングボード。持ち手つきや持ち手なし、丸型や長方形などサイズや形もいろいろあるので、ぜひご覧くださいね。

TRAMONTINA カッティングボードの一覧はこちら>>>

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。