バイヤーからのお便り

ひんやりリネンシーツに当店限定の新色登場!

2025年06月14日更新

熱帯夜でも10秒後にはひんやり感に包まれる「Cadeauya(カドヤ)」のリネンシーツシリーズ。当店のお客様にも大人気のシリーズですが、この度、当店限定色の「ピーコックブルー」が新登場しました。深みのあるグリーン寄りの色で、インテリアにも合わせやすい色に仕上がっています。

今回は、3シーズン活躍するリネンシーツの魅力を改めてご紹介いたします。

夏はひんやり冷たく感じるから、蒸れにくく寝汗をかきにくい

リネンは、吸水性、吸湿性、発散性、どれも優れている素材です。汗を素早く吸い取り発散してくれるので、「熱や湿気をこもらせない」という快眠の条件にぴったり。熱がこもりやすい背中、首、頭の辺りも蒸れにくいので、このシーツを使い始めてから寝汗をかいて目が覚めることがなくなりました。

夏場は寝ころんだ瞬間から冷たく感じるのも大きな特徴です。その理由は、「肌から物質に熱が移動する」から。リネンは繊維同士が絡み合っておらず真っすぐなので、繊維の空洞に肌の熱が逃げて、冷たく感じられるのだそうです。

そして、このひんやり感が本当に気持ち良いんですね。使い始めてから数年経ちますが、ベッドに入った瞬間にごろごろと寝転がって体の熱を冷ましてから眠る、というのが夏の夜の日課になりました。

冬は空気を含んであたたかいから、一年中活躍する

リネンは通気性が高い上に、密閉された状態になると繊維の空洞部分にあたたかい空気が溜まるのも特徴のひとつです。保温性にも優れているので、冬はあたたかいのもすごいなと思います。

かつ、調湿力もあるので、もし冬に布団の中に熱がこもってしまっても、汗や湿気を吸い取ってくれて寝汗をかきにくく快適です。これ1枚で季節を問わず1年中活躍してくれます。

丈夫で洗濯に強く、すぐ乾く

リネンの吸水速度はコットンの約4倍、発散速度は約2倍と、水分を吸って乾くスピードが速いのもポイントです。汗を素早く吸ってくれるのはもちろん、洗濯後にすぐ乾くので、洗濯も楽ちん。

また、洗うほどにやわらかく育っていくので、使って、洗濯してと繰り返すことでより心地良く眠れるようになるのも嬉しいポイントです。

今年「ピーコックグリーン」を選んだ理由

定番カラーの「ナチュラル」「ホワイト」に加えて、毎年作っていただいている当店限定色。2023年は「ブルーグレー」2024年は「ラベンダー」、そして今年は「ピーコックグリーン」が新たに登場しました。

限定色は生地の染めから行っていただいていることもあり、毎年生地在庫がなくなり次第、販売終了となります。ブルーグレーはすでに完売しているアイテムも多いですが、まだ一部在庫がございます。

※残念ながらナチュラルの一部アイテムは、次回の入荷が未定です。廃盤ではないので、ご希望の方は「入荷案内メールを受け取る」を押してお待ちくださいね。

今年の限定色に「ピーコックグリーン」を選んだ大きな理由はふたつあるのですが、ひとつは、皮脂汚れ対策。ちょっとお恥ずかしいのですが、ホワイトのピローケースは購入当時と比べると黄ばみが気になるようになりました。その点、濃い色であれば目立ちにくいので、特に皮脂汚れがつきやすいピローケースは濃い生地色をおすすめしたいなと思います。

もうひとつの理由は、通年使うことを考えて。リネンのシーツは主に夏=見た目にも涼しげな淡めの色を中心に染めていただいていましたが、前述したように汗をかく季節以外も心地よく使えるので、結局我が家では通年使っています。寝室を清涼感ある雰囲気にしたい春夏も、落ち着いた雰囲気にしたい秋冬にも愛せる色にできないか。そんな思いから、この色を選びました。

自分自身、寝具には無難なホワイトやグレーを選びがちなのですが、季節によって寝具の色を変えることで寝室の雰囲気を変えられて楽しい!ということに、ここ数年で気がつきました。

ピーコックグリーンはホワイトの寝具とも相性が良く、例えば掛けるものをホワイトにするだけでとっても涼しげになります(画像の端にちらっと写っているのは当店の夏の定番寝具のパシーマキルトケット。)ピローケースや掛け布団カバーだけ、ピーコックグリーンを選ぶもよし。ぜひ、色の組み合わせを楽しんでいただけると嬉しいです。ベッドリネンではなかなか見かけない、良い色に仕上がったと思います。

Cadeauyaベッドリネンシリーズはこちらから>>>

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。