バイヤーからのお便り

カトラリーでもっと食事を楽しむ。こだわりがつまった5つの名品

2024年02月23日更新

日々なにげなく使っているお箸やスプーンなどのカトラリー、皆さんはどんなものを使っていますか？「食べられれば何を使っても同じ」と思うかもしれませんが、カトラリーにこだわるとより食事が楽しくなります。

「食事は味覚だけじゃなく視覚でも楽しむもの」とはよく言われますが、器やプレートだけじゃなく、ぜひカトラリーにも注目してみてください。今回は、当店イチオシのカトラリーをご紹介していきます。

食洗機OK、つけ置き洗いもできる一生物の木箸「New Chopsticks Standard」

木の食器やカトラリー類は、使い方やお手入れに気をつけなければいけないものが少なくありません。それでも木ならではの肌触りやあたたかみ、木目が好きで木製製品を使いたい！という方も多いはず。そこでご紹介したいのが、木箸「New Chopsticks Standard」です。

この箸は、天然木の板に樹脂を含侵させて重ね合わせたコムプライトという積層強化木でできています。コムプライトは金属の代替素材として開発された素材なので、とにかく丈夫。硬くて耐久性が高いんです。木箸なのに、食洗機・つけ置き洗いOK。煮沸消毒をしても傷みません。

カラーは、ブラウン、ブラック、レッドの3色。サイズも19cm、21cm、23cmの3種類展開です。「一生物」といってもいいほど丈夫なものなので、木箸をお探しの方にぜひ手に取ってほしい商品です。

少し小ぶりで、日本の食卓になじむ「graf/SUNAO ディナースプーン」

「日本の食卓に合うカトラリー」をコンセプトにしたSUNAOのカトラリー。どういうことかというと、食卓に並べたときに違和感がないよう、日本人の手になじむよう、少し小ぶりなサイズで作られているんです。

カトラリーは海外文化のものです。あまり意識したことがない人もいるかもしれませんが、実はサイズ感が日本人に合っておらず、中には大きくて使いにくいものがあります。サイズに着目し、日本人でも扱いやすい大きさで作られたのがSUNAOのカトラリーです。

実際に使っていただくと、持ちやすさを実感していただけると思います。箸と並べる場面を想定してマットに仕上げられているのもポイント。ディナーナイフ、ディナーフォーク、ディナースプーン、ケーキフォーク、ティースプーンの5種類のバリエーションがそろっています。

「graf/SUNAO ディナースプーン」つかい手の声

■先が丸いのでとても使いやすいです。お試し購入だったので追加購入を考えています。（東京都　アンのママさん）

■二本目のリピート購入です。軽さ、すくいやすさ、持ちやすさ、フォルム、先端の幅、長さ、全てにおいて満足です！家族人数分、揃えたいです。（東京都　ローズさん）

■ディナースプーン、ナイフ、ディナーフォーク、デザートフォークをSUNAOさんで揃えました。シンプルなデザインで安っぽくなく、かと言って高くはなく、気に入っています。（千葉県　たなさん）

1本あると便利な3役スプーン「ヨシタ手工業デザイン室/racco テーブルスプーン」

一見なんの変哲もないこちらのスプーン。こんなにシンプルなのに、食事・調理・箸置きの3つの使い方ができます。ヨシタ手工業デザイン室が、「食事に取り分けに、調理にと、マルチに使い勝手がいいカトラリーを作ろう」と作ったのがraccoのカトラリーシリーズです。

サッと手に取れるカトラリーを調理時に使う人はけっこう多いと思いますが、食事用のカトラリーで混ぜたり掬ったりしようとすると、意外と使いにくさを感じませんか？これは、調理時にも力を込めてにぎりやすいように、ゆるやかにカーブを描いた形になっているのが特徴です。

箸置きとして使う場合は、こんな風に、スプーンの上に箸をのせます。ラッコのように使うことから「racco」という名前になったんだそうです。ユニークでかわいいスプーンです。

「ヨシタ手工業デザイン室/racco テーブルスプーン」つかい手の声

■raccoシリーズのジャムスプーンを以前購入し、使い勝手の良さに感動し、こちらのテーブルスプーンも購入しました。raccoの名前の由来にもなった、柄の部分に箸を乗せられる点にも惹かれました。手持ちの箸も写真のようにしっかりと乗せられ、その姿に心がほっこりします。（東京都　クローバーさん）

■カレー用として使っています。しっかりとしていて良い。（大阪府　匿名希望さん）

お肉好きに、100年以上の研究で生まれた「TRAMONTINA/Century ステーキナイフ」

お肉を食べる機会が多いなら、ステーキナイフを用意しておくのもおすすめです。分厚い塊肉も、抜群の切れ味で切り分けられます。

「TRAMONTINA」は100年以上の歴史を誇る、ブラジル最大手のキッチンウェアメーカー。メーカーの歴史と同じくらいの時間をかけて研究され続けてきたのが、こちらのCenturyシリーズです。塊肉の繊維を潰さず、余計な肉汁を出すことなく切れるので美味しくお肉が食べられます。

ちなみに、ステーキナイフとありますがもちろんステーキ以外のメニューにもお使いいただけます。ピザやパイ、キッシュなどのカットをするときに重宝しますよ。切れ味のよさは使いやすさに直結します。

スプーンとフォークがひとつになった「PROOF OF GUILD/PRIMO（フォークスプーン）」

フォークとスプーンを同時に使うメニューのときにぜひ使ってみてほしいPROOF OF GUILDの「PRIMO（フォークスプーン）」。名前のとおり、フォークとスプーン一体型のカトラリーです。

どういうときに活躍するの……？と思うかもしれませんが、こちらはもともとパスタを食べることを想定してデザインされたもの。パスタを食べるときにソースまですくって味わうことができます。

カレーとサラダ、具沢山のスープなど、汁物と硬いものどちらも食べるときに活躍します。ケーキを食べるときなんかも、生地部分とクリームなどのやわらかい部分はスプーンで、イチゴの硬い部分はフォークで、便利な使い方ができます。

「PROOF OF GUILD/PRIMO（フォークスプーン）」つかい手の声

■ちょっと面白いなと思い、とりあえず一つ買ってみました。自分の分しかないので、なかなか使うタイミングがなかったのですが、大好きないちごミルクにはとても便利だった。冷凍いちごを牛乳に浸し、潰し、食べる。今まではフォークとスプーンを別々で用意していたので。使って気になった点は持ち手の細さ。もう少し太かったらなと。そしてフォーク部の長さがスプーン部より長く、スプーンとして使いたい時にはもう少し短い方が食べやすいのではと思った。おすすめのパスタ＋ソースを試してみたいです。印象が変わるのかも。（静岡県　未登録さん）

使いやすさにこだったものから、ユニークなものまで。カトラリーも豊富なラインナップをそろえているので、ぜひお気に入りを探してみてください。

文・構成／丘田麻美子