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蓋が便利すぎる!ラップ要らずで保存・調理ができる器

2023年11月09日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

お惣菜をあたためたり、野菜の下ごしらえをしたり…と、現代人にとって電子レンジは食事に欠かせない家電ですよね。電子レンジを使うすべての方におすすめしたいのが、こちらのラップディッシュ。「保存容器」と「器」と「調理道具」を兼ねる、とっても便利なアイテムなんです。

繰り返し使えて洗いやすい、シリコン蓋が便利!

ラップディッシュは、本体にも推したいポイントがたくさんあるのですが、まずご覧いただきたいのが、このシリコン蓋です。

左:よくある密閉容器のシリコン蓋 右:ラップディッシュの蓋

こういった素材の蓋って、大体が縁に溝がついていませんか?密閉するためには不可欠なのですが、この溝に汚れが溜まったり、洗った後の水が溜まったりしがちです。

でもラップディッシュのシリコン蓋は、完全にフラットな形状で、本体に「乗せるだけ」。もちろん完全密閉ではないのですが、意外とぴったり密着してくれるので、液体を入れて傾けたりするような使い方でなければこれで十分だなと感じます。

気軽に使える普通のラップはとっても便利なのですが、都度使い捨てすることに罪悪感があります。特に、じゃがいもやカボチャなどの根菜をレンジで少しやわらかくする時にはラップをかけますが、それで使い捨ててしまうのはなんだか申し訳ないな…という気持ちに。

使い捨てではない「蜜蝋ラップ」も使っていますが、電子レンジにかけられないという大きなデメリットもあり、万能とは言い難いな…と思っていたところに出会ったこのシリコン蓋。野菜や調味料をちょっとだけチンする時に便利で、「なんで今までこれがなかったんだろう!」と思えるほどです。

電子レンジにかけても手に持てる

わたしが特にラップディッシュをよく使うのは、電子レンジでチンして、調味料で和えて一品を作る時です。

たとえば、葉物野菜(水菜や小松菜、大根の葉など)をレンジでさっと加熱し、嵩が減ったらツナ缶、めんつゆ、にんにく、ごまなどで和えるズボラ和え物。葉野菜以外にも、ピーマンやブロッコリーなど冷蔵庫のありもの野菜で作れて火を使わずパパッと準備できる、我が家の定番副菜です。

レンジで加熱時、陶器の器だと熱くて持てなくなってしまうのですが、その点こちらは熱くなりにくい素材というのもポイント。ポリメチルペンテンという樹脂製で、レンジにかけても手で十分持てるくらいのあたたまり方なので、熱々の器を取り出してピタッと張り付いたラップを剥がす…という苦行は不要。

調味料と和えたら、そのままテーブルに。質感はどうしても陶器や磁器などには劣りますが、普通のプラスチック容器と比べると格段に「器っぽい」です。絶妙な透け感のあるマットな質感で、落ち着いた雰囲気なので、料理も他の器の雰囲気も選びません。

食べきれず残ってしまったら、シリコン蓋を乗せて、そのまま冷蔵庫で保存。ラップと違って、軽いものであれば上に物を重ねることもできます。半透明だから中身に何を入れたかわかるのもありがたいです。

テーブルの上でラップが気にならない

また、ラップディッシュを使っていて気がついたのが、「使ったラップがテーブル上で丸まっている」ストレスでした。ラップをかけておいた残りもの料理をレンジでチンしてテーブルに運んできた後、外したラップが机の上で雑然と丸まったまま…というのが、なんとなく美観を損ねてしまうんですよね。ラップについた水滴でテーブルを濡らしたりするのも気になります。

ラップディッシュを使い始めるまではあまり気に留めていませんでしたが、小さなストレスになっていたんだなと気がつきました。

残ったスープを保存してレンジであたためる時によく使っている「masamura craft / Terre マグカップ」に合わせたところ

蓋の直径以内の器であれば、他の器にも使えるため、蓋だけ活用することもしばしば。ほかにも、切った果物や野菜を保存したり、電子レンジを使わないシーンでも手にとってしまいます。

保存容器としては値が張るので、まずは一つ…と思って使い始めましたが、調理ができて器になって保存もできて、とひとつで何役もこなしてくれることを考えると決して高くはないなと感じました。あと1〜2個欲しいなあと、買い足しを検討している一品です。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。