バイヤーからのお便り
重ね着でも映える、新作レースブラウス届きました
秋の気配が感じられるようになり、ブラウスが活躍する季節がやってきました。レースと刺繍使いのスペシャリストFanaka(ファナカ)の新作は、ホワイトやアイボリー、そしてブラックと、シックな色使いです。スタイリッシュで主張の強いイメージの黒い服をレースや刺繍で程よく柔らかい印象に仕上げたブラウスは、重ね着しても映えるのがいいところ。当店でこのブランドのお取り扱いが始まったのが、2018年の春。そこから5年が経ちましたが、毎度、飽きさせることなく、素敵だと思わせてくれるのは、すごい事だなと思います。
Fanakaのブラウスが他と違うところ
このブランドのブラウスと安価なレースブラウスとの大きな違いは3つあります。
1、レースと刺繍の丁寧さ
2、贅沢に盛り込んだ切り替え
3、手ごろな価格
プロで無くても判別ができるほど美しく、贅沢な仕様なのに手ごろな価格。これらはFanakaが、レースや刺繍を使った服作りを得意とするインドの会社と、20年以上にわたり強い繋がりを築いたからこそ成せる技なんです。
重ね着しても映える新作ブラウス
この度、新たに仲間入りした新作は、一枚で着た時はもちろんですが、気温が下がった時に、上にジャケットやカーディガンなどを羽織っても、デザインが映えるようにと考えられているのがわかります。
こちらはいずれも、リバーレースを使ったシリーズです。レースといっても様々な種類がありますが、リバーレースは、専用の機械を熟練の職人が操り、ゆっくりと時間をかけて作られています。手工業で生み出されるので、レースの中でも最も高級品。ウエディングドレスに使われることも多くようで、女性らしく華やかな雰囲気です。
リバーレースボリュームスリーブブラウスは、袖口がゴム仕様で、袖まくりが必要ないので、気温によって袖の長さが調整できます。水仕事の際もパッと袖を上げるだけなので、袖口がじっとり濡れる不快感がありません。真夏も日よけ用の羽織りとして着られるのがいいなと思います。
リバーレースチェーンステッチ刺繍ブラウスは、胸元にレース、刺繍、ピンタックの装飾を施した華やかなデザイン。ふわっとしたインドボイル生地で、肌触りが柔らかく、気持ちがいいのがいいところです。
続いてこちらは、ピンタックのシリーズです。
細かく生地をつまんで仕上げるピンタックのブラウスはこれまでも多くありましたが、こちらは立体的でイレギュラーなピンタックを施しているのが特徴です。
ヨークピンタックチュニックブラウスは、メンズのドレスシャツで多く見られる、ブザムシャツの要素を取り入れたブラウスです。ブザムシャツは本来、礼装用のシャツということもあり、きちんとした場でも着られる洗練されたデザインに仕上げています。
ピンタック前開きワンピースは、ワンピースとしてはもちろんですが、羽織りとしても着られるのがいいところ。袖口がゴム仕様で気温によって袖丈を調整できるので、真夏以外の様々なシーンで活躍すると思います。
いずれの型もきちんと感があるので、オフィスカジュアルにも着られるのがいいところ。無難になりがちないつものコーディネートも、トップスをレースのブラウスに変えるだけで、こなれた感じになるのがいいんです。
ジャケットを羽織っても、フロント部分のデザインは隠れないので、とにかく見栄えがします。お仕事や学校行事など少しだけきちんとした格好が求められる場はもちろん、オンラインでの商談や会議で上半身を華やかに見せたい時にもおすすめです。
白いブラウスはお馴染みですが、黒い服は顔が暗く見えないかとか主張が強いイメージになりすぎないかなど、様々な懸念が頭をよぎる方もいらっしゃると思います。ですが、レースや刺繍モチーフのブラウスには、そういった心配はありません。程よくスタイリッシュで、いつものコーディネートを新鮮に見せてくれると思います。
カジュアルにも、少しきれいめな服装が求められるフォーマルなシーンにも、大人が着られる「甘くない刺繍レース服」はありそうでない一品。安価なレースものは、大人として着るのをためらう。かといって、一着で数万円するブラウスにも手が出ないという方にこそ、ぜひ着てほしい推しブラウスです。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。