こんにちは、バイヤー楠です。Tokyo noble（トウキョウノーブル）のスマートブレラは、発色の美しさや、閉じている時のスタイリッシュなたたずまいが完璧です。販売開始当初は無地のみのお取り扱いでしたが、華やかな柄物も仲間入りしました。このコラムでは、雨の日に沈みがちな気持ちを少し明るくしてくれるアイテムをご紹介します。

職人が仕上げる国産の長傘の良さとは

日本で販売される傘の生産は、そのほとんどが海外で行われていて、国内で生産されるのはわずか1％ほど。Tokyo nobleの傘は、その1％に当たるレアな一品です。生地の加工、裁断や縫製とそれぞれのパーツにおいて専門の職人がおり、最後に組み立てるところまでを一貫して自社で行っているという傘は、見た目からして違います。

通常の傘と比べて、すっと細くて美しいシルエットは必見。細めの取っ手や手元でゆらゆらと揺れるタッセルは、上質な傘にさらに特別感をプラスしてくれるのです。

コストカットの為に海外で大量生産される傘は、効率の良さも条件として求められるので、プレーンな型のものが多いと思います。それと比較すると、国内で職人の手によって仕上げられるこのブランドの傘には、大量生産で生まれる傘には出せない繊細さと、品の良さがあるなと感じます。

ラインナップのご紹介

元々お取り扱いしていた無地の長傘「スマートブレラ　ロング」の新色と、2種類の柄物の長傘が加わりましたので、ラインナップをご紹介します。

スマートブレラロング

スマートブレラは、Tokyo nobleの傘で一番最初にお取り扱いをした定番の型。現在販売中のカラーは、上の画像のローズをはじめ、パッと目に付くはっきりとした色がメインでした。

そこで、少し柔らかさのある女性らしい3色を追加しました。

スマートブレラ　ロング　ドットストライプ

ドットストライプは、大小様々なサイズのドットとストライプを組み合わせたもの。Tokyo nobleの完全オリジナルです。子供っぽくならないように、華やかだけど普段の格好に馴染むようにと考えられているので、気兼ねなく使用できると思います。

カラーは全4色。同じ柄の組み合わせですが、色によって優しい雰囲気だったり、モードな雰囲気だったりと、印象が変わります。

大花柄

大花柄は華やかさがありつつも、どこかオリエンタルな印象があります。こちらもブランドオリジナルの柄ですが、浴衣やお着物との相性がいいので、人気なんだそうです。

カラーは、ベージュ、マスタード、ブルーの全3色。個性的でかっこいい雰囲気だと思います。

Tokyo nobleには、7種類の取っ手部分、77種類の傘の生地、7種類のタッセルがあります。これらを組み合わせて傘を組み立てるのです。当店でお取り扱いする3種類の長傘は、選択肢がが無限にある中から、当店のお客様が持つことをイメージして、組み合わせを考えていただきました。遊び心が感じられて、且つ上品な組み合わせを意識していただいています。

傘を閉じてもすっと細く、スタイリッシュなたたずまいの傘は、憂鬱な雨の日の気分を少しだけ上げてくれる、そんな一品だと思います。

朝から雨が降る日は、折りたたみではなく長傘をお使いになる方がほとんどだと思います。でも、素敵な長傘に長い間出会えずにいたんです。特別感のある長傘をずっと探していたので、国内生産で職人さんが丁寧に仕上げているこちらの傘を見つけた時は、これだ！と思いました。雨の日の憂鬱な気分も晴れやかに変えてくれる、そんな逸品です。

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。