バイヤーからのお便り

朝までひんやり感が続く、リネンのピローケース

2023年06月12日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

汗ばむ気温の日も多くなってきました。この季節になると、より肌に触れた時の気持ちよさを実感するのが、リネンの寝具類。我が家では、夏でも冬でもシーツ、ピローケース、布団カバーとリネンを主に愛用していますが、夏はベッドに寝転がるだけで体の熱がすっと冷めていき、冬は空気を含んであたたか。年中心地よく眠れます。

中でも洗濯頻度が高いピローケースは、色違いで洗い替えを数枚揃えていますが、ピローケースの色が変わるだけでも寝室の雰囲気が変わって嬉しい気持ちになります。今回、お取り扱いを始めたLINEN&BASICのピローケースも、ニュアンスカラーが目を惹く一品。本格的な夏に向けて、リネンのカバーリング類の寝具の一揃えを検討されている方は、ぜひこの機会にご覧ください。

朝までひんやり感が続くから、よく眠れる



リネンは亜麻科の植物から取れる天然素材。接触冷感が特徴で、寝具だけでなく夏用のシャツにもよく使われます。リネンを触ると冷たく感じるのは「熱伝導性が高く、熱がすぐに逃げる」ことが理由です。

リネンは繊維同士が絡み合っておらず真っすぐなので、触った瞬間、繊維と繊維の隙間から熱が素早く逃げて、冷たく感じられるんだそう。だからリネンのピローケースを使うと、頭を枕に乗せた瞬間から頭や首に心地よい冷たさを感じられます。通気性にも優れているため、寝返りを打つと、さっきまで頭が乗っていた部分もすぐにひんやり感が戻ります。このひんやり感が、昼間の暑さによる疲れを癒してくれますよ。

汗をかいてもベタつかないから、汗の不快感で起きない



リネンは吸水・発散速度が速い特性もあります。吸水性が高い素材というとコットンを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、リネンの吸水速度はコットンの約4倍もあります。発散速度も速く、コットンの約2倍。汗をかいてもすぐに吸収して発散するので、朝までサラサラの状態をキープしてくれます。

寝ている間、頭皮に汗をかくと気持ちが悪かったり、かゆくなったりして目が覚めることもしばしば。こちらのピローケースは汗をかいてもベタつかないので、不快感で目が覚めてしまうこともなく、快眠をサポートしてくれますよ。

乾きやすいから、頻繁に洗濯できる



吸水や発散速度が速いということは、「洗濯してもすぐ乾く」ということです。梅雨などの洗濯物が乾きづらい季節の外干しや室内干しでも、さっと乾くため、洗濯しやすいのも大きな魅力。また、リネンは抗酸化性があるため、室内干しでも嫌なにおいが発生しにくいという特徴もあります。

顔や首といった素肌に触れるピローカバーは、毎日清潔にしておきたいものですし、少しのにおいでも気になってしまいますよね。だから洗濯しやすいのは、とても嬉しいポイントです。



伸ばして干せばシワにもならず、アイロンもいりません。洗う度に繊維が柔らかくなるので、肌ざわりの変化も楽しんでみてくださいね。




このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。