みんなの愛用品
雪国の両親にプレゼントしたいカシミヤのネックウォーマー
こんにちは、バイヤーの楠です。暖冬で薄着のまま過ごせた日が長く続きましたが、いよいよ防寒が必要な気温になってきました。そんな日に身につけると、服を何枚も着込むよりも暖かいんだと実感できるのが、el alto(エルアルト)のカシミヤ100%ネックウォーマーです。
ブランドが独自にあみ出した独特の形のウォーマーは、垂れ下がらずに優しく首にフィット。冷たい風からしっかりと首を守ってくれるうえ、ストールやスヌードにはない手軽さがあるので、部屋の中でも防寒をしている雪国の両親にプレゼントしたいアイテムです。
くたっとせずに首に沿う秘密
巻物で形が似ているのがネックウォーマーとスヌードです。輪っか状の2つの巻物の中で、このウォーマーがスヌードと大きくちがうのは、首に程よくフィットし、垂れ下がらないという所です。
上の画像を見るとわかるのですが、ウォーマーの6割ほどを天竺編み(基本的な編み方)、残り4割をリブ編み(ニットの袖口などに見られるキュッとした編み方)と、1つのウォーマーで編地を変えているのが特徴です。
この少し変わった形のウォーマーの使い方は、
①リブ編み部分を内側に折り込む、②輪の部分を上にくるようにする、③スポッと被る
たったこれだけ。
内側に折り込んだ伸縮性のあるリブ編みが首に程よく沿うので、着用感は、締め付け感のないタートルネックのニットのようです。折った時に外側にくる天竺編みは、柔らかいカシミヤならではの美しいドレープを生むので、巻物が苦手な方でも格好よく付けられるんです。
年末年始に帰省するといつも思いますが、実家がとにかく寒い。リビングなどみんなが集まる部屋の中は暖かいのですが、廊下やお風呂場など、ほとんどの場所は暖房が行き届かないので、キンと冷えているんです。このウォーマーは一度すぽっとかぶったらほどける心配がないので、掃除や洗濯ものを干すなど、家事の際もストレスフリーでずっと暖かいのがいいところ。実家の両親にこの便利さとカシミヤの暖かさをプレゼントしたいなと思います。
ホワイトカシミヤならではの発色
このウォーマーは、カラーバリエーションが豊富なところも特徴です。ウォーマーに使用しているのは、内モンゴルさんのホワイトカシミヤの毛です。カシミヤ山羊の中でも、ブラウンカシミヤは毛の太さが約16マイクロン、ホワイトカシミヤが約15.5マイクロン。上質なカシミヤの中でも、より毛が細く滑らかで柔らかいのがホワイトカシミヤです。
ウォーマーのカラーで、スノーピンクやサックスブルー等、淡い色が実現できるのは、ホワイトカシミヤならでは。ブラックなど濃色の巻物は、色出しが比較的簡単らしく、メーカーによっては同じ商品でも色によってブラウンカシミヤとホワイトカシミヤを使い分けるところが多いらしいのですが、el altoは、濃色も全てホワイトカシミヤを使用しています。
ブランドがあみ出した独特の形から生まれるフィット感と、カシミヤならではの美しい光沢とドレープの両方を備えたスヌードは、バイカラータイプとボタンで開閉が調整できる畔のタイプもあります。
朝時間が無くて身支度でバタバタしがちな方や、巻物を格好よく巻くのが苦手だという方でも、かぶるだけで格好よく見せてくれると思います。自分用にはもちろん、大切な方へのギフトにもおすすめしたい逸品です。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。