みんなの愛用品
3年はいて実感、温活できる絹レギンス
バイヤーの柳沼です。
私は日頃から、意識して身体を冷やさないように過ごしています。ぶるっと寒さを感じる時はもちろんのこと、少しでも手足が冷たいと感じたら、すぐアンクルウォ―マーをしたり、スヌードで首をあたためたり……こうした行動が習慣になってくると、本当に「温かい身体」になります(←家族や同僚など他人が私の手に触れてあたたかくてびっくりします、座っていた場所が異様に温かいと言われたことも笑)。
さまざまなグッズ、インナーを試した私が、今改めて皆さんにおすすめしたいのが、DRESS HERSELFの「シルクリブレギンス」。タイツのように薄手ながら、はいてびっくり、これ本当に暖かいのです。3年愛用して実感した、このレギンスの素晴らしさについて熱く語らせてください。
レギンスなのに暖かい、絹70%の調温力
こちらのコラムを書くにあたって、ご購入いただいた皆さんからの声を再読しました。やはり8割以上の方が、このレギンスの暖かさに驚いたとのコメントをされています。
リブの凹凸の「凹」の部分はより薄い為、伸ばすと上の写真のように透け感が出ます。そのぐらい薄手なのに、はくと脚全体がふんわりと暖かく「冷えない」のです。お手洗いで脱いだ瞬間の寒さに、着用時にどれだけ自然な暖かさに守られているかを実感します。
この暖かさはどこからくるのか?というと、私の結論としては「絹の特性」と「リブのフィット感」。絹の保温および調温・調湿力については商品ページにも記載がありますが、リブ編みの恩恵は、数年はいて改めて実感した点でした。下半身全体を包み込み、動いてもフィットし続け、なおかつ締め付けない、食い込まない。なので、レギンスが自分の体温の暖かさを最大限活かし、いい状態にキープしてくれる、そんなはき心地なのです。
シルクはそんな優秀な素材である一方、欠点がひとつだけあります。それは衣服の素材として繊細で弱いこと。こちらのレギンスは絹70%、ナイロン30%の混率で、ナイロンが伸縮性と耐久性を補ってくれています。お手入れ方法は手洗い推奨ですが、私はネットに入れて洗濯機派。1年過ぎたら裾(足首部分)は伸びてきますが、それ以外は洗濯機を使っていても特に問題なしです。個人的には洗濯方法より、トイレの際も含め、引っ張らず丁寧にはくことが長持ちに繋がると思います(3年前に購入した初代は、はきかたが雑だったせいか、股から生地が薄くなってきました)。
はらぱんとの重ねばきでも快適な秘密
そんな暖かなシルクリブレギンス、私は主に10月~6月に着用しています。このレギンスのいいところは、他のアイテムと合わせて温度調整がしやすいこと。寒さが厳しい時期は、レギンス+腹巻またははらぱんを重ね、膝下にアンクルウォ―マーを装着。さらに首の巻物やアームウォーマーをあわせると、「ザ・防寒着」というようなもこもこの冬服を着なくても充分快適に過ごせます。
重ねても快適な秘密は、DRESS HERSELFオリジナルのウエストにあります。これ一切食い込まないんです。
ウエスト部分だけちょっと色が違うのは、ここだけ別にゴム糸で編んで、あとから縫い合わせているから。平ゴムを共布でくるんで縫製したウエストが一般的な中、締め付けや食い込みをなくすための熱意が半端ないですよね。ウエストだけ別に作るなんて、コストや手間を考えたらなかなかできないことだと思います。
ちなみに、はらぱんと重ねる場合、私はレギンスの上にはらぱんをはきます。時間がたつと、若干はらぱんの裾が上がってくる感はありますが、どんどんずれるとか丸まってしまうということはありません。
おしりの形に脱げることに感動する
締め付けない、食い込まない、動きを妨げない、縫い目が当たらない、ずり落ちない、蒸れない、肌が乾燥しない、暑すぎない。 改めて感じるのは、「はき心地がいい」ということの偉大さです。
このレギンスを脱ぐとき、おしりの形に脱げるんですよね。それを見るたび、DRESS HERSELFのレギンスは立体で作られているんだなと実感します。はき心地の良さは、絹70%という素材の贅沢さを筆頭に、ストレッチ糸で編んだウエスト、大きく作って伸縮させる「リブ編み」仕様といった、真につかい手のことを想った、妥協ないものづくりの賜物。ほんわりとした暖かさを感じながら、こんな製品に出会えて良かったと、つくり手への感謝の気持ちが湧いてきます。
人生100年時代、健康で幸せに過ごすためにできることの小さな一歩が、私にとっては体を冷やさないようにすることでした。40代の今、自分のコンディションは20代の頃の何倍も良いと実感しています。そんな日々の「元気」を支えてくれているDRESS HERSELFのシルクリブレギンス。これを買って後悔する女性はいないと思います。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。