みんなの愛用品
実はコスパよし!歴代最強の洗える毛布
さまざまな天然素材の毛布を使い比べた結果、これは歴代最強だと実感しているのが「ウォッシャブルウール ニューマイヤー毛布」です。保温力・放湿力はもちろんのこと、ぬいぐるみのようなもふもふとした肌ざわりの良さは他になかなかありません。
そのやわらかさの理由は、質の高いメリノウールを織りではなくやさしく編んで作っている上に、毛に負担をかけないように染色にもこだわりぬいているから。ベッドに入った瞬間、思わず声が漏れ出てしまうほど至福の心地良さに包まれます。
また、ウールなのに家で洗えて軽いところや、一見お値段が高そうに見えて、実は高コスパなのが嬉しいところです。
素材に負担をかけないように加工しているから、やわらかさとボリューム感が違う
やわらかくて肌ざわりの良い毛布はたくさんありますが、中でもこの毛布の気持ち良さが群を抜いているのは、やわらかさとボリューム感の両方を追求しているところに理由があります。
まずこの毛布には、羊毛の中でも最も高級と言われているオーストラリア産メリノウール(特に羊の脇腹の柔らかい部分)を使っています。メリノウールは登山服にもよく使われているように、高い保温性、夏でも使えるほどの放湿性、やわらかさを兼ね備えた素材。
そのとても良い素材の中でも、通常の2倍ほど毛足が長いものを贅沢に使っています。さらに、織るのではなく両面を起毛させた製法で編んでいるので、繊維自体のやわらかさと抱えた時のふわふわ感が相まって、抱えた時に本当に気持ち良く過ごせるんですね。
また、やわらかさを追求するために、メリノウールの風合いを損なわない染色方法で仕上げているのも特徴です。
製品染めをしたり、洗いの工程が増えたりすればウールの繊維が摩擦によってどんどん傷ついていきます。特に長毛のウールを染めるというのは技術的にハードルが高いのだそう。そんな中、こちらは一番繊維に負担を与えない染色方法=プリントで仕上げることで、最大限やわらかさを保てるように仕上げています。
ちなみに、毛が長いと気になるのが重さ。こちらの場合は、毛足が長くボリュームがある見た目ながら、とても軽い仕上がりなのも嬉しいところです。
また、毛の密度を軽くしないと空気をたくさん含むことができないため、毛をかき分けると編地が見えます。こちらは毛の量が乏しいというよりは、あたたかさ、やわらかさ、軽さ、全てがちょうど良いバランスに仕上げているからです。
当店がお取り扱いする毛布の中で、一番あたたかい
あたかい毛布の要素というのは
・空気の含気率
・繊維自体の熱伝導率=保温性
この二つの要素を高めたものと言われています。
たくさんの天然素材がある中で、それぞれ良いところがありますが、当店でお取り扱いしている毛布の中で実際に使ってみて、一番あたたかいと感じたのはこの毛布です。
素材自体で比べると他の素材の方が保温力がありますが(キャメルなどは素材自体があたたかい筆頭ですよね)、この毛布は
・毛足が長く保温力の高いウールを使っている
・起毛している
・織りではなく編んでいる
という特徴が掛け合わさっているので、空気があたたまりやすく、さらにそのあたたかい空気が保持されやすいんですね。
また、体感的には、編んで作っている分、体に沿ってくれるので隙間風が入りにくく、それも手伝って保温力が高いのかなと感じています。一番実感したのが、横向き寝した時の肩や背中のあたたかさ。織って作られているものは、どんなにやわらかくても、ここまで沿ってくれないと思います。
長い目で見た時にコストパフォーマンスが高い
こちらは、日本で唯一の毛布一貫工場にて、職人が丁寧に仕上げています。一貫生産だからこそ作業工程に無駄がなく、高品質でありながらお手頃価格に抑えられているのが嬉しいところ。
また、ウール毛布は洗うと縮んでしまうものが多い中、こちらは洗えて縮みにくく、取り扱いが楽なのもポイントです。
価格だけみれば高額ですが、大手寝具メーカーで同ランクのものは10万円以上することも多いので、長く使うことを考えたら実はコストパフォーマンスが高い製品だと感じています。
あと、毛布は花柄や色がちょっと……というものも多くて選択肢が限られる中、出しっぱなしにしても大丈夫なインテリア性の高さもこの毛布の良いところです。
ベッドに入るのが楽しみになる毛布。ぜひみなさまに体感いただきたいです。
掛け毛布以外に、敷き毛布、ブランケットもご用意しています。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。