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料理にあわせて作られた、おすすめの「〇〇皿」5選
どんな料理にも対応できるよう作られた、汎用性の高いお皿も魅力的ですが、一つの用途に特化したお皿も便利なもの。当店でも「〇〇皿」のようなうつわを、いくつかお取り扱いしています。今回はそんなうつわに着目して、おすすめのアイテムを5点、ピックアップしました。
使いやすい工夫がうれしい、おすすめの「〇〇皿」5選
翠窯/カレー皿
持ちやすく、すくいやすく、冷めにくいカレー皿
まずご紹介するのは、愛知県・瀬戸にある翠窯(すいよう)の、カレーのためのうつわです。最大の特徴はその形で、たわんだようなオーバル形をしています。持ちやすく、縁に角度があるためカレーをすくいやすく、さらに深さがあるので冷めにくい、と便利なポイントがたくさん。カレーを美味しく食べるため、考え抜かれた形です。
このうつわに特に合うのはカレーですが、煮物、揚げ物、サラダや丼ものなど、さまざまな料理の盛り付けにも使えます。適度な深さがあるので、ビビンバや冷やし中華といった、混ぜる必要のある料理にもおすすめ。主張しすぎず料理を引き立てる色合いなので、どんな食材にもマッチします。
SAKUZAN/Sara 小ぶりで熱くなりにくいラーメン鉢
持ちやすく、収納場所にも困らないラーメン鉢
こちらは「大きいので収納場所を取る」「熱くなるので持ち上げにくい」という、ラーメン鉢につきものの悩みを解消してくれるアイテム。口径16cm、高さ10cmとラーメン鉢にしては小ぶりで縦長気味なので、食器棚にすっきりと収納可能です。それでいて胴回りは細すぎないので、インスタントラーメン1杯(約500ml)を入れて8分目程度と、十分な容量があります。
また適度な厚みがあり、一見わかりにくいものの高台付きなので、熱いスープを注いでも、手で持つことができます。ラーメンを始めとする麺料理はもちろん、丼ものや汁気のあるおかずにもぴったり。一つあると何かと重宝します。
工房えらむ/パン皿
トーストをサクサクのまま、カリッといただける木のお皿
平日の朝食にぜひ使ってみていただきたいのが、工房えらむのパン皿。くるみの木材から形を切り出すところから手作業で行っており、彫り跡が美しい一枚に仕上がっています。こちらはトーストを乗せるのが特におすすめで、オイル仕上げで素材が呼吸し、焼きたてトーストの水分をちょうどよく吸収。サクサクのままいただけます。
また立体的な彫り跡のおかげで、隙間から蒸気が抜け、トーストが湿気りにくく、カリッと感が続きます。さらに22cmという絶妙なサイズも魅力の一つ。トーストに対して適度にゆとりがあり、パン屑が落ちにくいので、テーブルを掃除する手間が省けますよ。
月夜野工房/枝豆ボウル
浅鉢、深鉢がセットになった涼しげなガラスボウル
手作りのあたたかみと色ガラスの美しさ、どちらも楽しめるものづくりを行う「月夜野工房」。中でもこちらの枝豆ボウルは、発売以来、長らく人気を博しています。浅鉢と深鉢のセットになっており、名前の通り、枝豆のサーブに使うのがおすすめです。上の浅鉢に枝豆を、下の深鉢に食べた後のさやを入れて、涼しげな色ガラスを眺めつつお楽しみいただけます。
名前や色合いから夏向けのイメージがありますが、一年を通して活躍します。浅鉢は単体でも漬物などの盛り付けに使えますし、深鉢はサラダや麺を入れてもOK。その際、浅鉢を取り皿にすることもできます。上下別々に使えるからこその便利さですね。
薗部産業/スープマグボウル
持ったときに安定感があり、熱くなりすぎない木製マグ
最後にご紹介するのは、丸みを帯びた形がかわいらしい、木製のスープマグ。取っ手の形が特徴的で、指を入れたとき、持ち手の奥までしっかりと届くよう作られています。指がフィットしやすい形で、また背が低く底面を支えやすいこともあり、軽く、安定した持ち心地です。
熱伝導率が低い木製で、厚みも程よくあるので、スープの温度が指に伝わりづらいのも嬉しいところ。陶器製のスープマグだと、持ったときに熱くてすぐに飲めない、ということもありますが、こちらは冷めるのを待たずにお使いいただけます。安定感があり、熱くなりすぎないので、お子さん用のうつわとしてもぴったりです。
まとめ
今回は「〇〇皿」と名前がつくような、一つの用途に特化したうつわをご紹介しました。特化している、と言っても、それ以外の使い方も可能なうつわばかりなので、何にでも使えるお皿と一緒に用意しておくと、何かと役立ちます。「普段、スープを飲むことが多い」「朝は必ずトースト」など、よく食べる料理がある方は、ぜひチェックしてみてください。
文・構成/上野智美
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