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素材のちからをフルに活かした、適材適所の桐の箱

2022年06月07日更新

創業90年。プロフェッショナルな桐箱専門店

調湿機能や防虫効果を誇る桐は、古くから日本で愛されてきました。増田桐箱店は、そんな桐を使ったオリジナル商品を製作している福岡県古賀市の桐箱専門店。昭和4年の創業から、高い伝統技術で様々な桐箱を生み出しています。

素材の良さを活かした、端正なルックスの桐箱たち

増田桐箱店は、創業90年のプロフェッショナル。桐の原木管理から商品の製造に至るまで全て自社で行っています。桐のことを知り尽くした職人が細部まで隙間なく作り上げる桐箱は、どれも桐の素材感を活かしたシンプル且つ端正なルックスです。

「用の美」を愛する、シンプル好きの方へ

無駄な部分がひとつも無く、使いやすさを追求して作られた桐箱たちには、「用の美」という言葉がぴったり。シンプルやミニマルな生活スタイルを好む方のハートを掴む、すっきりとした商品のラインナップが魅力です。

増田桐箱店/米櫃 5kg

大切なお米を守る高気密桐箱

お米を美味しく保つためには、調湿・防虫・酸化の防止が絶対条件。こちらの米櫃は桐の力で湿気と虫を防ぐ他、隙間なくぴったりと閉まる蓋がお米を酸化から守ってくれるから、お米の美味しさを長持ちさせてくれます。

木材だけで高い気密性を実現できるのは、蓋裏の縁が四方桟という桐箱伝統の技術で削られているからです。

蓋裏と付属の一号升の底には磁石が付いているから、お米に升が埋もれてしまわない、というところにも使う人への気遣いを感じます。大きさは1枚目の写真の5㎏の他、玄米や雑穀米の保管にちょうど良い3㎏、大容量でキャスター付きの10㎏がございます。

増田桐箱店/桐のパン箱

しっとりふわふわを保つ、パンのための保存容器

カビやすく乾燥しやすいパンの保存にも、桐箱がおすすめ。パンの場合、米櫃のように気密性を高めすぎるとパン本来の必要な水分を放出してしまいます。でも湿度が高い日は、隙間が多いとパンが湿気てしまう……こちらのパン箱は、その両方を解決出来る絶妙なバランスで、本体と蓋の間にわずかにゆとりを持たせた作りです。

容量はパン約1.5斤分。スーパーなどの市販のパンならプラスアルファで食べかけのお菓子を入れられるくらいの大きさです。パンだけではなく、ダシや茶葉などの湿気を防ぎたい食品の保管にも活躍します。スタッキングも出来るので、パン用とその他用、という風に分けて使っても幅をとらずスッキリまとまりますよ。

増田桐箱店/桐小物引き出し

和洋問わず溶け込むフラットな小物引出し

こちらは小さな3段の桐たんす。もともと和装の小物類を収納するために作られたものですが、アクセサリーなどの小物入れにぴったりのサイズ感です。こういったタイプの小物入れはアクリル製でチープな感じのものや和の雰囲気が強すぎるものが多い中、こちらはシンプルながらも上質な佇まいでどんなお部屋にも馴染みます。

引出しの中で分別したい方は、別売りのトレーを組み合わせるのがおすすめです。トレーは仕切りのない「フリー」、仕切りのある「リング・ピアス用」、「蓋」の3種類があるので、自分らしいカスタマイズを楽しんでください。

増田桐箱店/本の家 Book House Nest

大切な本のための小さなお家

ほっこりとするオブジェのようなお家型のブックエンドも、愛らしいだけではありません。桐の調湿・防虫効果が湿気による本同士の表紙の癒着、虫食いを防いで、お気に入りの本をずっと良い状態に保ってくれます。厚い本を入れてもしっかり自立するから、置く場所を選ばないというところもおすすめしたいポイントです。

大中小の3つのセットで、それぞれ大は雑誌、中は単行本や絵本、小は文庫本にちょうど良い大きさです。別々の場所で使うのはもちろん、並べて飾ったり、ブックエンドとブックエンドの間にも本を立てたりと、場所や生活スタイルに合わせてフレキシブルにお使いいただけます。

増田桐箱店/A4トレーキャビネット

トレーにもなる書類用キャビネット

こちらの書類キャビネットは、在宅勤務で机の上がまとまらない……という方にイチオシです。魅力は1段約幅347×奥行236×高さ33mmと、A4用紙やノートパソコンをすっきり収納できる使い勝手の良い大きさ。シンプルで端正な桐製だから事務用品感を感じず、書斎はもちろんリビング空間にも違和感なく溶け込みます。

こちらのキャビネットは背板が無いため、前後どちらからでも取り出しが可能です。対面型のキッチンのご家庭なら、この特性を活かしてカウンター上でカトラリーやコースター入れとして活用するのも良いアイデアですよね。引き出せばそのままトレーとしても使えるので、客人用のセットをまとめておいても便利です。

ハイクオリティな桐箱で、湿気も虫もさようなら

増田桐箱店のすごいところは、一つ一つ用途を考え、その用途に沿ったベストなものを長年の知見をもって形にしているところ。技術に長けているだけではなく使い手や使うシーンのことを考え抜いているから、揃っているのは扱いやすく上質な桐箱ばかりです。今回ご紹介した以外の商品も、以下のブランドページから是非合わせてご覧ください。

今回ご紹介した商品

「増田桐箱店(マスダキリバコテン)」ブランドページ(スタイルストア内)

文・構成/神谷かおり

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。