バイヤーからのお便り

あのお月見トレーが使いやすくなって帰ってきました

2021年03月14日更新

旭川の木工メーカーcosineがつくる「お月見トレー」。インテリアスタイリストの草分け的存在である故・岩立通子さんがデザインした「床に近い暮らし」を叶える小家具です。

当店では2004年にお取り扱いを開始しましたが、メーカー事情で生産が終了。その後、「cosine創業30周年記念」として数量限定で復刻され、当店も何度か入荷をしましたが、完売してしまいまたも幻の存在に。

そんなお月見トレーですが、再販を望む声が多く、この度、仕様が少し変わって帰ってきました!樹種はこれまでメープルのみでしたが、リニューアルにあわせて、新しくウォルナットが登場。今後は定番商品としてご紹介できることをとても嬉しく思います。

傷や汚れに強く、更に使いやすくなりました

お月見トレーは、ひとことで言うと「大きめのトレー兼小さなテーブル」。お盆を床置きするよりも、きちんとテーブル然とするところがこのお月見トレーの良さです。トレーのフレキシブルな「軽やかさ」と、床から少しだけ高い位置に食事を置ける「きちんと感」がうまく共存しています。

サイズや形は以前のお月見トレーと同じですが、大きな変更点は塗装です。これまでは「オイル塗装」でしたが、今回のリニューアル版より「ウレタン塗装」となり、傷や汚れにより強くなりました。

カップに結露ができて濡れてしまったり、ちょっと油っぽいおやつをこぼしてしまっても、さっと拭き取れば大丈夫(長時間放置するのは避けてくださいね)。飲み物や食べ物を置くことが多い小さなテーブルだからこそ、安心してお使いいただける仕様になりました。定期的にオイルを塗る必要もなく、普段のお手入れは乾拭きでOK。ウレタン塗装といっても、表面がてかっとする感じはなくナチュラルな仕上がりです。

どんな風に使ってる?お月見トレーの活用例

床座生活の方を中心にお使いいただいているのかと思いきや、つかい手の声を見ると、本当に様々な使い方をしてくださっているようです。その一例をご紹介します。

床に近い生活に使で、メインのテーブルとして

「ローテーブルは置きたくないが、床に座って飲んだりするときに置くことができる「何か」が欲しいとずっと探していました。 (茨城県 40代女性)」

ワンルームでの一人暮らしで、和食中心であることもあり、メインのお膳として使っています。大皿もふたつ軽々置ける大きさで、ご飯にもティータイムにも十分です。(千葉県 30代女性)

サブテーブルとして

お客さんが来た時に、取り皿やグラスを予め出しておいてこのテーブルにセットしておき、替えの皿やグラスを出すのに使っています。軽いので食器を片付けるのにも役立ちます。 (東京都 40代女性)

和室と合わせるテーブルとして

和室の居間で、ホットカーペットを敷いているのですが、ちょっとお茶したいときにはテーブルを出すよりお手軽です。あと、テーブルだと、お盆で運んできてテーブルに置いて・・・ですが、これだとこのまま移動できるのでラクチンです。(京都府 30代女性)

和室でのサイドテーブルとして使っています。細工が美しく、大事に使っていこうと思える品です。(兵庫県 40代女性)

その他の使い方

「子どものお食い初め用に購入した木製の器に合わせて、お膳として使ったらよさそうだと思い、購入しました。当日は、小さな器たちとの相性もばっちり、大きな鯛もきっちり乗り、購入して大正解、じじばばにも好評でした。 (千葉県 30代女性)」

普段はお花を生けておいたりして、プチギャラリー風にしています。 (栃木県 40代女性)

いかがでしょうか、このフレキシブルな活躍っぷり。実に用途が広く、いろんなシーンでご活用いただけることが伝わるかと思います。

中でも、「ワンルームでコンパクトな部屋だけど、良いものを置きたい」という方に多く選んでいただいているようです。ローテーブルなど大きな家具を揃えるとお部屋が窮屈になってしまいますが、こちらは圧迫感なく、それでいて美しいつくり。家具を手掛けるつくり手が作っているからこそ、お月見トレーからはどこか家具らしいしっかりとした、それでいて繊細なつくりの良さが感じられます。床に近い生活をされている方のみならず、さまざまなライフスタイルの方に知っていただきたい一品です。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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