永遠の定番品

【定番のインナー:第4話】着心地重視のインナー

2021年02月17日更新

キャミソールやショーツは、インナーの中でも体にもっとも密着するアイテム。だからこそ普段はなるべく窮屈さのない、リラックスできるものを身に着けたいところです。

今回はme.(ミードット)と天衣無縫(テンイムホウ)という2つのブランドによる、「体がリラックスするインナー」をご紹介。どちらも伸縮性のあるリブ素材を使い、脇の縫い目を省くなど着心地にこだわって作られていますが、素材やアイテム展開などは異なります。それぞれの特徴をぜひ比較してみてください。

凹凸のあるテレコ生地を使ったショーツとタンクトップ

妊婦の方や筋力が落ちる年齢の方など、多くの女性から問題点をヒアリングし、それを解決する仕様のインナーづくりを行う「me.」。今回ご紹介するショーツとタンクトップも、身に着けることでリラックスできるアイテムです。

me./スーピマコットンリブ ショーツ

me.の「スーピマコットンリブ」シリーズには、ブランドオリジナルのテレコ生地が使われています。凹凸があり程よくフィットしますが、肌への接触面は少ないので、貼りつくような窮屈さはありません。また実際に集めた女性の声から「ショーツのウエストゴムで痒くなる」という問題点をピックアップ。チュール素材と縫製技術のみで伸縮性を持たせており、お腹まわりの不快感がぐっと軽減されています。

カラーバリエーションのも魅力の一つで、グレージュ、ミント、落ち着いたトーンのオレンジなど、ニュアンスカラーが揃っています。インナーではあまり見かけない色展開で、引き出しを開けたとき、並んだ色を見てちょっぴり楽しくなるラインナップです。

me./スーピマコットンリブ パッド付タンクトップ

こちらのタンクトップも先ほどのショーツと同様に、オリジナルのテレコ生地が使われています。貼りつくような感覚がないこと、脇に縫い目がないことなども同じなので、セットで身に着けるとかなり快適。スーピマコットンのほんのりとした光沢のおかげで、上質な質感が出ているところも注目ポイントです。

タンクトップならではの特徴としては、パッドがあります。リラックスして着ていただけるためにブラトップとして使える仕様になっており、さらにパッドは取り外し可能。自分に合う形のものと入れ替えるのはもちろん、パッドを増やしたり減らしたりして、ボリュームを調整することもできます。

オーガニックコットンの肌触りを堪能できるキャミソール

天衣無縫はオーガニックコットンが一般的に知られていなかった1993年から、国内生産で確かな品質のアイテムを生み出しています。オーガニックの先駆けともいえるブランドで、こちらのキャミソールもオーガニックコットンが使われています。

天衣無縫/カップ付キャミソール アジャスター付

柔らかなオーガニックコットンをリブ編みにした、カップ付きのキャミソール。見た目はスリムですが伸縮性が高く、ワンサイズながら「サイズが合わない」という声はほとんど届いていません。またリブの凹凸のおかげで肌に貼りつかないので、汗をかく季節でもさらっと快適です。

アンダーに細いゴムが入っているためバストは安定するものの、締め付け感のない着心地です。またゴムを生地でくるんで肌に触れないようにしていたり、脇に縫い目がない仕様にしていたりと、肌あたりの良さに徹底的にこだわっています。色展開はピンク、グレー、オフホワイトの3色で、オフホワイトのみスーピマコットンを使用。肌触りにこだわりたい方には、オフホワイトが特におすすめです。

インナー選びの際、「リラックスできる着心地かどうか」という点も重要です。今回ご紹介したアイテムは、生地の編み方、素材使い、縫い目、形など大きなところから細かいところまでこだわり、快適に身に着けられる一品に仕上げているものばかり。穏やかに過ごしたい日のインナーとして、ぜひ検討してみてください。

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文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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