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Today's Story

ファンデーションは使わない、バームで作る艶肌美人

2020年04月10日更新

バイヤーの柳沼です。内側から潤う、真の保湿ならこれが一番!との呼び声が高い、マールアペラルのオーガニックバームクリームメイクアップアーティストでもあり、オーガニックバームクリームの開発者でもあるヒラノマリナさんは、撮影の際も必ずこちらを使うといいます。

基礎化粧品の最後にバームでしっかりと保湿をすることで、ファンデーションを使わなくても、健康的でツヤッとしたナチュラル美人肌が作れる。商談の際に、ヒラノさんが改めてそんな話を教えてくれました。

一方、それを聞きながら、自分の顔全体のくすみや目元の肝斑、シミといったコンプレックスを思い浮かべ・・・ファンデーションを使わないなんて、それは若い方が似合うメイクでしょ?と思っていた私。

「正直、中年の女性が艶肌メイクはキツイと思う」と所感を述べたところ、ヒラノさんが「では実際にやってみましょう」と申し出てくれたのです。半信半疑でメイクを始めてもらうと・・・それが、もう驚きのプレゼンテーションだったので、ぜひ皆さんにもお見せしたくてこの記事を作ることにしました。

一番驚いたのが、こちらのモデルの写真。ファンデーションを使っていないだけでなく、アイメイクも口紅もしていないのです。練チークとカラーリップを塗っただけ。ナチュラルな中に、立体感と健康的な美しさがあって、現場にいた皆が思わず見とれたほどでした。では早速行ってみましょう。

内側から輝く肌は、うるおいが鍵

今回ヒラノさんに教えていただくメイクのコンセプトは、健康的な艶肌美人。ばっちりメイクではなく、例えるならお風呂上がりのような、肌もふっくらとうるおって、血色がよく、生き生きとして顔が明るく見える。そんなイメージです。

艶肌美人づくりに欠かせないのが、バームを使った入念な保湿、そして下地+コンシーラーでくすみをカバーすること。この2つの工程を丁寧に行うだけで、引き算メイクなのに、顔の印象がぐっと変わるような表情を作ることができます。

1、しっかり保湿+バームでカバー

洗顔後、たっぷりの化粧水で水分補給をします。両てのひら全体を使い、顔を包むようにして潤い具合をチェックするように化粧水をつけていきます。乾燥が気になる場合は、簡単にできるコットンパックがおすすめ。

しっかり潤ったことが確認出来たら、スキンケアの最後にバームを使います(バームが乳液やクリームの代わりにもなるので、ヒラノさん流スキンケアは化粧水と美容液、バームだそうです)。

メイクの下地としてバームを全顔に使う場合の目安量

まずは中指と薬指で伸ばし、乾燥が気になるところから塗っていきます。

中指と薬指の腹で、とんとんと軽くたたきこむようなイメージで

最後は両手で顔を包み込むようにして、体温のあたたかさでバームを肌に行き渡らせるようなイメージ。

こちらの撮影の時は、モデルさんの肌が少し乾燥気味だったので、間にコットンパックを挟んで、化粧水は2回に分けて塗りました。バームでしっかり潤った肌は、ノーメイクなのに既にきれいに見え、レンズ越しにカメラマンも驚くほどでした。

2、丁寧に、くすみだけを適切にカバー

肌表面だけでなく、内側までしっかりと保湿、そしてバームで蓋をする。これでメイクの「土台」がきちんと作れたことになります。次は下地とコンシーラーの出番です。ここで、3大くすみポイントを重点的にカバーしていきます。

今回、下地はヒラノさんご愛用のRMKを使用しました。顔全体に薄くムラなくのばしたら、コンシーラーで上の写真の3か所をカバーしていきます。

ここで、どうか焦らないで!少しずつ丁寧にコンシーラーを置いて、なじませていきます。引き算メイクだからこそ、一つ一つの工程に心を込めて、自分の顔と肌をいたわるように、時間をかけることが大切です。撮影の現場に立ち会った私はしみじみそう感じました。

3、お粉で仕上げ、練チークで自然なバラ色の頬に

目、鼻、口、3か所のくすみをカバーしたら、パウダーで仕上げます。バームで潤いをキープした素肌と、下地、コンシーラーをお粉で密着させ、一体化させるようなイメージです。

パウダーで整えた後、お好みでチークやアイメイクをします。この時はクリームタイプのチークをほんの少し頬にのせ、少し色がつくリップを塗っただけ。いわゆるばっちりメイクの顔を作るときに使うような、発色のいい色物やアイライン、アイシャドウ、マスカラは不使用です。

カラーアイテムを使っていないナチュラルメイクなのに、女優さんのような雰囲気に

それともう一つ、驚くのが、こちら照明はあてていないんです。窓際の自然光で撮影しました。

顔全体が明るく見えるのは、バームによる土台づくりと、くすみをきちんとカバーしたことで生まれた自然な艶。そしてファンデーションを塗ると隠れてしまいがちな、本来その人の顔が持つ骨格が「立体感」となって見えている証拠です。

メイク直しにもバームがおすすめ

バームで保湿、くすみカバー、お粉で仕上げ、の3ステップで艶肌美人が完成したら、覚えておきたいのがメイク直しの方法。これにもバームを使います。

お化粧直しというと、粉やファンデーションを重ねがちですが、夕方の化粧崩れや顔全体のくすみ感は、乾燥の影響が大。なので、まずは保湿をすることが大事なのだそうです。

朝のメイクの時にバームでしっかり保湿をしておくと、時間が経った後の乾燥度合いが全然違ってくるんですね。つまり崩れにくい。

顔全体にミスト状の化粧水で水分補給をし、手のひらでなじませたら、乾燥が気になるところ(たいてい目の周り)に、指の腹でバームをとんとんとんと少しずつ置くようなイメージで保湿します。

バームで保湿した周辺に軽くお粉をのせて、メイク直し完了です。また健康的な明るさと、自然なツヤが戻ります。

自分のために、手間を惜しまないこと

ヒラノマリナさんに学ぶ、ファンデーションを使わない、艶肌メイク講座はいかがでしたでしょうか?

テクニック的なこともさることながら、私自身今回の撮影に立ち会って、一番印象的だったのは、自分の肌と対話するかのように手をかけてメイクをしていくプロセスでした。

 

すぐできる、パッときれいに、簡単長持ち。そんなワードがメリットであるかのように無意識に思っていましたが、今回教えていただいた「艶肌美人」は、自分の肌を自分のために整えるようなメイクに思えました。

今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大変な時期ですが、こちらの撮影は外出自粛等の要請が出るギリギリ直前にできたものです。心ざわつく日々の中で、しばし自分の肌に耳を澄ませ、今ある健康に感謝しながら丁寧にミニマムなメイクをする。そんなシーンの一助になれば幸いです。

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撮影にご協力いただいたつくり手

ヒラノマリナ氏 ヘアメイクアップアーティスト/株式会社MarUnited代表。鹿児島県出身。2006年に渡米、NYを拠点に雑誌、広告、コレクションなどのヘアメイクを手がける。帰国後、スキンケアブランド「マールアペラル」をプロデュース。現在は東京と鹿児島の2拠点にて、ヘアメイク業、スキンケアブランドマールアペラルのファウンダー、メイク講師、地域創生プロジェクトなどに携わる。

著者

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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