◯◯の選び方ガイド

ティータイムをもっと楽しく、心地よく。マグカップの選び方

2020年04月14日更新

コーヒーや紅茶を淹れて、ほっと一息つく時間。ティータイムは家事や仕事の疲れを癒してくれる、大切なひとときです。

そんなティータイムに欠かせないのがマグカップ。大きさ、デザイン、素材など商品によってさまざまですが、心地よいひとときを過ごすためには、使いやすく、見た目も美しいものを使いたいですよね。

今回は今よりもっと素敵なティータイムを演出してくれる、おしゃれで扱いやすいマグカップの選び方をご紹介します。おすすめの商品もあわせて取り上げていますので、「今は家にあるものを何となく使っているけど、もっと素敵なマグカップを使ってみたい!」という方は、ぜひご覧ください。

マグカップの選び方

まずは今よりもっと心地よいティータイムを過ごすための、マグカップの選び方からご紹介します。

ご希望1:デザインも楽しめる、美しいマグカップを使ってみたい

ティータイムのお供には、繊細で安心感のあるデザインがおすすめです

コーヒーや紅茶を心から楽しむためには、うつわの実用性だけでなく、デザインもとても大切です。ご自身だけ、またはご家族と楽しむプライベートなティータイム用なら、思いっきり自分好みのデザインを選んでしまうのが良いでしょう。

とはいえ初めて見たときの印象が良くても、リラックスできない色や柄だと、すぐに飽きてしまったり、手が伸びなくなったりすることも。

お茶やお食事の時間など、穏やかに過ごしたいときに使うものなので、どこかほっとするようなニュアンスのあるデザインが理想的です。繊細な柄のものや、食卓にしっくりと馴染む優しい色合いのもの、丸みのあるデザインのものなどがおすすめですよ。

ご希望2:高級感があって、でも普段使いしやすいマグカップを探している

素材に注目して、高級感と実用性を両立しているものがないかチェックしてみましょう

高級感のあるマグカップは素敵ですが、電子レンジが使えない、重いなど、実用性という面ではいまいちなことも多いもの。ですが日常的に使いやすく、なおかつ見た目の重厚さや美しさもあるマグカップも存在します。

例えば素材に磁器を使っているもの。磁器は丈夫で水が染み込みにくく、手触りや見た目の高級感も抜群なので、普段使いと特別感を両立させやすいです。

また上質な素材を用いつつも、より軽く丈夫になるよう技術を注ぎ込んでいるブランドも。素材や製法へのこだわりを知ることで、美しく、なおかつ使いやすいものが見つかりやすくなりますよ。

ご希望3:口当たりがよく、もっと飲み物をおいしく感じられるマグカップがほしい

飲み口ができるだけ薄いものを選びましょう

見た目や手入れのしやすさ、持ちやすさも重要ですが、やっぱり「より飲み物をおいしく頂ける」という点を大切にしたいですよね。口当たりのいいマグカップを見つけるためには、飲み口の薄さに注目してみてください。

最近は飲み口を極限まで薄くしたグラスが人気ですが、マグカップも飲み口が薄いほど、口当たり、口離れがよくなります。飲み物がより引き立ち、味や香りをもっと楽しめるはず。

どのくらい飲み口が薄いかは、商品の説明はもちろん、画像も大いに参考になります。ふちの部分の厚みを、ぜひチェックしてみてくださいね。

毎日の休憩タイムをより上質に。おすすめのマグカップ

chihiro yasuhara/swan マグカップ

安原ちひろさんのイラストが描かれた、凛々しくも繊細な表情のマグカップ

こちらの「swan(スワン)」は、イラストレーターの安原ちひろさんにイラストを描き下ろしていただき、制作されたマグカップです。

凛々しいまなざしで向かい合う2羽の白鳥、そして花と植物。繊細な線画とシンプルな白地の組み合わせは、どこかアートピースのような顔も。そばに置いてずっと眺めていたい美しさです。

「swan」用のBOXも作り、こちらの絵も描き下ろしていただきました。「鳥と植物柄の陶器を森に閉じ込めるイメージ」で描かれたこのBOXは、うつわを取り出した後も小物入れとして使い続けたくなるような仕上がり。記念日や引き出物、お祝いのギフトとしてもぴったりです。

美しさもさることながら、マグカップとしての使いやすさも、もちろん優れています。直径8.5cm、高さ7cmとマグカップにしては大きめで、じゅうぶんな量の飲み物が入るサイズ。

持ち手の幅があるので、中身がたっぷりでも持ちやすく、安定感があります。また高台があるので、複数ご購入された場合、重ねて収納できるという長所も。

こちらはマグカップの他に中皿、小皿も制作されています。中皿をソーサーに、小皿をちょっとしたスイーツ用のお皿に…と、マグカップとあわせて使うのもおすすめですよ。

えらび手のコメント:安原ちひろさんならではの白鳥や草花の絵が、繊細なタッチで描かれている器。かすれているような線や、水彩がにじんだような奥行のある色は、まるで原画のよう。食卓に並んでいるだけで絵になる器です。(バイヤー・中井明香)

%PORCELAINS/マグ マットホワイト

丈夫で持ちやすく機能的。なのに高級感と温かみもある

「高級感のある陶器製のマグカップで、ティータイムの雰囲気をもっと格上げしたい」「なおかつ実用的で、使うのが面倒にならないものがいい」…そんな希望を叶えてくれるのが、%PORCELAINSのマグカップです。

釉薬を掛けずに作られた陶器は、美しく高級感がありますが、水が染みやすい、電子レンジに対応できない、といったデメリットも。こちらのマグカップは陶器の温かみのある質感と、普段使いしやすい実用性を両立させるため、素材からオリジナルで開発した「磁器」が用いられています。

磁器は水や色が染み込みにくく、また電子レンジや食洗機にも対応できるほど丈夫。200度までなら、オーブンに入れることもできます。まさに磁器と陶器の長所を兼ね備えた、使いやすく高級感もあるマグカップです。

サイズは直径9.5cmと、かなりたっぷりと飲み物を注ぐことができる大きさ。とはいえ薄めに作られているため、見た目の重厚感とは裏腹に、持った感じはかなり軽量です。持ち上げたり洗ったりするときも負担になりません。

%PORCELAINSは、国内外の有名ブランドの洋食器、業務用食器を生産する老舗ファクトリーブランドです。長年培われてきたうつわ作りの技術を活かし、機能的なアイテムを多数制作しています。

こちらのマグカップも、そんな%PORCELAINSの強みがしっかりと活きているアイテム。軽く、口当たりがよく、持ちやすい。これまでに制作されてきたマグカップの魅力が詰まった、誰にとっても扱いやすい一品です。

えらび手のコメント:「女性が片手で持ち上げられるくらい軽くて薄いのに、割れにくく丈夫」、「電子レンジや食洗機、オーブンに対応していて機能的」。こちらは、そんな毎日気兼ねなく使えるところが魅力的な「%PORCELAINS」の器です。(バイヤー・中井明香)

MOYAKKO/マグカップ すみ

口当たりのよさとティーバッグの入れやすさが嬉しい

口当たりがよく、飲み物をよりおいしく楽しみたい方におすすめしたいのが、MOYAKKO(モウヤッコ)のマグカップ。一見シンプルな形ですが、飲み物を楽しむための工夫がぎゅっと詰まっています。

まず見逃せないのが、飲み口の薄さ。斜め上から覗き込むと、その薄さがよくわかります。この薄さのおかげで、唇をつけたときの「口当たり」、そして唇を離すときの「口離れ」、どちらも抜群に良くなっています。

さらに持ち手に独特のギザギザが入っているのも、大きな特徴の一つ。ここにティーバッグを引っ掛けておくことにより、お湯を注いだときに中に浸ってしまった、という悲しい事態を防げます。

重すぎない、じゅうぶんな容量がある、割れたり欠けたりしにくい…など、マグカップに求められる、基本的な条件もきちんと備えています。家に一つあると何かと活躍する、便利なアイテムになること間違いなしです。

こちらは「すみ」という色ですが、他に「わさび」「ばんちゃ」という2種類の色もあります。どれも落ち着いた色ながら、どこかほっとするようなニュアンス。機能的ですがお手頃な価格なので、家族ぶんを色違いで揃えるのも良いですね。

普段の生活の中で、ちょっと一息つきたいとき。カフォオレや紅茶、チャイをたっぷり注いで気楽にリラックスしたい。そんなときに、目立たず、けれどしっかりとそばに寄り添って、役に立ってくれるマグカップです。

えらび手のコメント:こちらは、MOYAKKOデザイナーの杉浦さんが実際にデスクワークの相棒として愛用されているマグカップ。一見シンプルですが、飲んだ時の口当たりの良さ、ティーバッグを引っ掛けられる取っ手など、毎日使いたくなる工夫に溢れたうつわです。(バイヤー・柳沼周子)

まとめ

おいしい飲み物をお供に、ほっと肩の力を抜く時間。手元にあるマグカップは、使いやすくて見た目も気に入るものであってほしいですよね。デザインの美しさ、高級感、そして普段使いしやすい実用性。また口当たりのよさに注目することで、より素敵なマグカップを見つけやすくなりますよ。

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文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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