◯◯の選び方ガイド

一皿をもっと美しく。ワンプレートランチ用のお皿の選び方

2020年04月28日更新

洗い物が少なくなり、後片付けが楽になるワンプレートランチ。時短になるだけでなく、カフェで出てくるようなおしゃれなランチを、一皿で簡単に作ることができるのも魅力的です。

ワンプレートランチは一皿で完結するだけに、使うお皿が出来栄えに大きく影響するもの。サイズ、色、形などにこだわって、使いやすく見た目も美しいお皿を用意できれば、今よりもっとランチの準備が楽しくなるかもしれません。

今回はお料理をおいしそうに見せてくれる、ワンプレートランチ用のお皿の選び方と、当店おすすめのアイテム3点をご紹介します。午前中の用事を済ませて、ほっと一息つく時間。素敵なお皿で満足感のあるランチタイムを過ごすために、ぜひご覧ください。

ワンプレートランチ用のお皿の選び方

それでは、最初にワンプレートランチ用のお皿の選び方を見ていきましょう。より良い一品を手に入れるための参考になれば幸いです。

ご希望1:もっときれいに盛り付けられるお皿がほしい

「大きめ」で、なおかつ「白」のお皿がおすすめです!

より美しく盛り付けられるお皿をお探しの方には、25cm以上の大きめサイズ、なおかつ無地の白色をおすすめします。あれこれと工夫をしなくても、さっと乗せるだけで様になりやすいですよ。

1つのお皿にすべてを乗せるワンプレートランチは、盛り付け方によってはぎゅっと押し込めたような印象になりがち。25cm以上の広めのお皿を使うことで、適度な余白を保ちやすくなります。

また白いお皿はどんな食材にも馴染むので、乗せる料理を選ぶこともありません。お料理同士を少し離して盛り付けるだけで、まるでカフェランチのような一皿が出来上がります。

ご希望2:おしゃれなお皿を使って、ランチの印象を格上げしたい

ベースはシンプル、けれどニュアンスのある色、柄のお皿が最適

「お皿のデザインにこだわって、もっとおしゃれな一皿にしたい」とお考えの方もいらっしゃると思います。その場合は、色や柄の主張が激しすぎず、けれどちょっぴりニュアンスのあるデザインのものを選ぶことで、見た目と使い勝手どちらも両立させられますよ。

例えば一見シンプルな白いお皿だけど、ほんのちょっぴり灰や青のニュアンスがあるお皿。決して派手な色ではないので、何を乗せても上手くマッチしますが、その中に温かさや洗練された印象を感じることができます。

全面にではなく縁取りだけ、または一部だけ模様が入っているお皿もおすすめです。目立ちすぎないので盛り付けの邪魔にならず、けれどシンプルすぎることもなく、さりげなく全体の印象を良くしてくれます。

ご希望3:盛り付けのバリエーションを豊かにできるお皿はない?

丸型のお皿だけでなく、スクエアプレートにも頼ってみましょう

ランチタイムをもっと楽しむために、盛り付け方のバリエーションもなるべく多くしたいもの。そんなときはスクエアプレートを選ぶのがおすすめです。

全体が引き締まって見え、また食材を乗せる場所に変化をつけやすいので、いろいろとアレンジしやすくなります。スペースを4つに区切って均等に食材を乗せれば、端正な印象に。ちょっぴりランダムな乗せ方をした上で、小さめのスープカップを乗せるのもおしゃれです。

使いまわしのきく丸型もぜひ用意しておきたいところですが、ちょっと変化をつけたいときは、スクエアプレートが頼りになります。

お昼のひと時を豊かにする、おすすめのワンプレートランチ用のお皿

KIHARA/EN プレート 白マット 27cm

青磁がかった白が美しい、有田焼の27cmプレート

KIHARA(キハラ)の「EN」は、その名の通り正円のお皿です。こちらはその中でも最も大きい27cmサイズ。色はほんのり青磁がかった白色です。

かなり余裕のある大きさなので、一皿にランチを盛り付ける際も、窮屈な印象になりません。またニュアンスのある白なので、シンプルすぎることはなく、それでいてどんな食品にも馴染みます。

縁がほんの少し持ち上がっているため、盛り付けやすさ、持ち運びやすさも優秀。ワンプレートランチ用のお皿としてとても機能的でありながら、同時に凛とした佇まいやアンニュイな色味などを、目で見て楽しむこともできます。

「EN」は400年もの歴史のある焼物、有田焼のシリーズです。淡い青磁がかった、物憂げで繊細な印象のある白色は、有田から生まれたうつわだからこそ。

400年に渡って受け継がれてきた技術を活かしつつ、現代の生活に合うものづくりをしているKIHARA。そのお皿は、ご自身のランチ用のお皿としてはもちろん、お客様に出すお皿としてもぴったりの上質なアイテムです。

白の他に、鮮やかなブルーのお皿もあるので、そちらとセットで揃えるのもおすすめ。ご家族と一緒にワンプレートランチ用として使ったり、ディナーのときにお肉やお魚をたっぷり盛ったりと、どんなシーンでも活躍します。

えらび手のコメント:他にありそうでない、青みがかった白が特徴的な「EN」シリーズ。大きいサイズは高台が二重になっていて、ナイフを使ってもガタガタしにくいところや、縁が立ち上がっていてハンバーグのソースなどがこぼれにくいところなど、使い勝手の良さも魅力です。(バイヤー・中井明香)

POTPURRI/Mulet レリーフ プレート LL

料理をさりげなく引き立てる、温かみのあるデザイン

スウェーデン語で「くもり空」という意味の「Mulet(ミュレット)」。まさにその名前にぴったりの、白と淡い灰色が混ざった色合いのお皿です。

白と灰色というと、ともすれば無機質に思えることも。ですが1点ずつ異なる歪みのある形、また釉薬の濃淡のおかげで、手仕事の温度が伝わってくる、優しい印象になっています。

うつわを縁取るように施された、草花と鳥の模様もとっても可憐。食卓の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。

こちらのLLサイズは約28.5×28cmで、ワンプレートランチ用のお皿としてはじゅうぶんな大きさがあります。高い温度で焼しめているため薄くても頑丈で、電子レンジや食洗機も使用可能。何かと忙しいお昼時の時短になり、実用性も抜群です。

LLサイズの他にS、M、Lサイズのラインナップもあります。1点ずつ形が違うので、セットで揃えて並べると、見ているだけで楽しいですよ。

ぱっと目立つような派手さはありませんが、異素材の食器との相性もよく、お食事をさりげなく引き立ててくれます。ランチタイムをおしゃれに楽しみたい方には、ぜひお試しいただきたい一品です。

えらび手のコメント:愛らしい縁の模様ながら、グレーがかった白色で大人っぽく見えるMulet。繊細な雰囲気でありつつ、食洗器や電子レンジに対応していて機能的なところも嬉しいポイントです。(バイヤー・中井明香)

SAKUZAN/Sara スクエアプレート L ブルーグレー

額縁のような佇まい。いろいろな盛り付け方が試せるスクエアプレート

SAKUZANのsaraは、すっきりとした無駄のなさと温かさを兼ね備えた、繊細な佇まいが特徴のシリーズ。こちらはスクエア型、色はスタイルストア限定の「ブルーグレー」です。まるで額縁のようなデザインで、お料理を美しく飾ります。

こちらのLサイズは約28×22cmと大きめで、お料理だけを盛り付けるのはもちろん、スープカップや小鉢などを一緒に乗せる使い方もおすすめ。洋食・和食・中華・エスニックなど、どんな種類のお料理にも馴染みます。

縁のデザインのおかげで全体が引き締まって見えることもあり、いろいろな盛り付け方にチャレンジできそうです。丸型のお皿と一緒にご用意いただくと、毎日のランチの盛り付けにバリエーションを加えることができますよ。

Saraシリーズには本商品以外に、スープカップやフリーカップ、オーバルプレートなど、たくさんのラインナップがあります。

当店限定のブルーグレーは、すでに展開しているネイビーやグレー、ホワイトと相性が良い色として作られています。セットで揃える場合、どの色を選んでもしっくりと馴染むはず。

お手頃な価格に抑えられているので、ご自身のワンプレートランチ用としてはもちろん、ご家族用やお客様用としてもおすすめです。

えらび手のコメント:おかずを適当な位置に盛ったとしても、特徴的な縁のおかげで盛り付け上手に見えるのが嬉しい器。ブルーグレー、グリーングレー、ダークグレーは当店限定色です。(バイヤー・中井明香)

まとめ

ワンプレートランチのメリットといえば、洗い物が少なく楽ちんなところ。ですがサイズや色、形、デザインにこだわることで、盛り付けの美しさやバリエーションも楽しめるようになります。今回の記事が、お気に入りのプレートと出会うための参考になりますように。

関連コラムもご覧ください

こちらのコラムでは、ワンプレートランチにおすすめのお皿をたくさんご紹介しています。今回ご紹介した商品以外のものも掲載されているので、ぜひあわせてご覧ください。

関連コラム:ひと工夫で盛り付け上手に。ワンプレートにおすすめの器たち

 

文・構成/上野智美

 

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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