みんなの愛用品
ウォレットバッグで身軽に外出する方法
バイヤーの柳沼です。メルクルディンのウォレットバッグ使用して4年が経ちました。なるべく荷物を少なく、軽くしたい私にとって、この長財布を兼ねたバッグは理想的。しかし女性の皆さんは、いくら身軽といっても、あまりに小さなバッグでは心配…という方も多いと思います。
私自身もミニマムにし過ぎて失敗したりしつつも、ウォレットバッグで快適に身軽に出かけられる条件と、その場合の「ベストな中身」というものが見えてきました。ほぼ手ぶらという感覚のお出かけは、なんとも解放感があっていいですよ。
こちらのウォレットバッグですが、現在のモデルは在庫限りとなります。次回入荷分より革が変更になり、あわせて値上げされることになりました。ウォレットバッグ、単品のポシェット共に、3000円価格が高くなります。長くご愛用くださったつかい手の皆様、興味を持ってくださった皆様へお知らせさせて頂きます。
ウォレットバッグが軽くて快適な理由
まずは柳沼のお出かけミニマムバージョンをご紹介します。出番は映画や散歩、外食のとき。最低限の荷物でいける、丸一日未満のお出かけという感じでしょうか。
ウォレットバッグ、セットの札入れとコインケース、ミニハンカチ、口紅とバーム(マールアペラルのトラベルキットに入っている小さいもの)。背面ポケットにポケットティッシュを入れることもあります。
ウォレットバッグは、マチ幅約4cmと薄め。
着用するとこんな感じです。
バームの分ちょっと膨らみますが、これ一つでリップ、ハンドクリーム、ヘアワックス(アホ毛修正)を兼ねるアイテムなので、荷物を減らしたい時は必ずこちらを携帯。リップはKATEのもので、縦が約6cmとミニサイズで、プチプラコスメの中では発色と色もちがよく気に入っています。
この組み合わせだと、総重量はわずか227g。
以前「財布をL-zipにしたら、何グラム身軽になれるのか?」のコラムで、スタッフの私物の財布の重さをはかりましたが、財布だけで300~400gはありました。財布+αとミニポシェット(しかも総革!)で227gは驚異的な軽さといえるのではないでしょうか?
オールレザーなのにここまで軽い理由は、ズバリ「芯材」が使われていないから。
バッグにも財布にも芯が入っていないので、曲げればぐにゃっと曲がるやわらかさ。ストラップも繊細な作りです。これで嬉しいのが、軽さに加えて、身体や服への負担が少ないこと。
カジュアルな斜め掛けバッグの場合、ストラップががっちりしていることが多く、安定感はありますが、金具が身体に当たったり、歩くたびに服との摩擦が気になったりしますよね。
その点、ウォレットバッグは「軽い」「角や硬いところがない」「身体に沿う」「毛玉ができにくい」といいことづくめ。例えば映画鑑賞の時などは、斜め掛けしたまま着席しても、ストラップが全然ゴロつかないのです。
今日は明らかにキャッシュレスでも大丈夫、という時は、ポシェットだけでさらに身軽なお出かけができます。札入れは55g、コインケースは15gと軽量な為、メルクルディン以外のバッグを使うシーンで、なるべく荷物を軽くしたい場合(例えば通勤でタンブラーを持ち歩く時など)は、ウォレットバッグの中身だけが出動することもあります。
ポシェット、札入れ、小銭入れの3つを、フレキシブルに使い分けることができる点も、メルクルディンの限定セットならではのメリットだなと実感しています。
小銭+ICカードも持ち歩きたい人のためのセット
一定期間ウォレットバッグを使ってみて、「コインケースにICカードが入る方が便利だな」と思うことがありました。それで少しお値段は上がりますが、小銭入れの代わりに「カード&コインケース」をセットしたバージョンを追加で制作して頂きました。
ウォレットバッグは、デザイナー村田さんのこだわりで、どの革もオリジナルで染められています。今回愛用品としてご紹介したのはブラックですが、ワインやグレーも、量産の革製品とは違ったニュアンスのある色味が素敵です。
また、ウォレットバッグをご愛用頂いているお客さまから、ショルダーバッグだけを購入したいとのリクエストがあり、単品も4色ご用意しております。こちらも次回入荷分から3,000円値上げになります(ワインレッド、ピンクブラウン、ロイヤルブルーはすでに残りわずかです)。
財布を、軽く、斜め掛けにして持ち歩ける軽やかさは格別。さらに、各アイテムをシーンや荷物、バッグに合わせて使い分けられるフレキシブルさは、他のプロダクトにはなかなかない魅力です。春に向けて、より身軽なお出かけが嬉しい季節に、ぜひこの快適さを取り入れてみて頂きたいなと思います。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。