みんなの愛用品
包丁スタンドは、動かせるからこそ便利だった
こんにちは、バイヤーの畠田です。みなさま、調理中や洗った後に、包丁はどこに置いていらっしゃいますか?わたしは長年、調理中はまな板の上、乾かす時はクロスの上、洗った後の保管はシンクの扉に作り付けの包丁入れでした。
キッチンに立って包丁を扱う中で、危なさや不便さを感じることがありました。例えば、扉に作り付けの収納から包丁を取り出す時。収納から引き抜いて取り出す時に包丁が引っかかってしまって、一度床に落としたことがあったんですね。幸い足に当たったりはしませんでしたが、本当に肝を冷やしました。
また、乾かす時にはクロスの上に食器と一緒に重ねるため、食器を片付ける時に刃に手が当たって切ってしまいそう、ということも。
そんな時、hanautaの包丁スタンドに出会って、料理を始めてから収納するまでこれひとつでまかなえることに感動。刃の危なさ、乾かしづらさなど、包丁まわりのストレスをぐっと軽減してくれました。
使えるのは「洗った後」だけじゃない
この包丁スタンドはもともと「包丁を乾かす時の置き場がない」という悩みから生まれたもの。でも、便利なのは乾かす時だけではありません。
まず、スタンドごと調理台の上に置くことで包丁にすぐに手が届きます。手元に置いておけるので包丁の移動距離が短く、危なげなく取り出すことができます。横型で柄の角度が斜めであることも、取り出しやすさにつながっています。
逆に、使った包丁を一時的に戻すこともできます。「三徳包丁を使った後にペティナイフを使う」など、調理中に別の包丁を手にとりたい時にも便利。まな板の上に包丁を置いたままだと邪魔だったりしませんか?
使った後の包丁をスタンドに戻すことができるのは、スタンドが丸洗いできるからこそです。
料理が終わった後、包丁を洗って乾かす時には、水切りかごに引っかけたり、クロスの上に乗せて。
乾いた後は調理台の上に出しっぱなしでも良いですし、すっきりさせたい方はまるっと移動させて引き出しなどに収納することもできます。
こんな風に、料理の工程にあわせて置き場が異なっていた包丁の居場所が、このスタンドひとつに任せられるんです。
包丁スタンドというと、扉などに固定されているか、ある程度の重量感があってその場から移動するのは難しいものがほとんど。倒れたりすると危ないので、必然と言えば必然です。
でもこの包丁スタンドは、一定の重さがありながら移動は容易です。この絶妙な重さがこの包丁スタンドのポイント。キッチンの片隅でしっかりと自立してくれるので、安心して包丁を預けられます。
刃先にまつわるストレスを軽減してくれる
洗った食器を乾かす時に、水切りかごを使っている方やクロスの上に重ねている方、いろんな乾かし方をされていらっしゃると思いますが、どんな方法でも使える点も、この包丁スタンドならではです。
わたしは普段、クロスを敷いてその上に食器を重ねて乾かしているのですが、どうしても包丁が寝てしまうんですね。濡れたクロスにずっと刃先が触れている状態で、乾きづらく、刃先も錆びやすくなります。
衛生的にも心配なので包丁だけ乾いたクロスで別途拭いたりしていましたが、刃先に触れる時に気を遣うため、小さなストレスになっていました。
スタンドがあれば、クロスの上に乗せて乾かすことができます。包丁がクロスに直接触れることもないので、水もしっかり切れて安心。
ちなみに、両面にステンレスの板があるので中がわかりづらいのですが、こうなっています。(特別に片面が外れたものをお貸出しいただきました。)
包丁は柄の部分の重さによって、刃が浮く場合、浮かない場合があります。
浮く場合は刃を傷つけないのはもちろん、浮かない場合も、底面の刃先が当たる部分にはめるゴムが付属しているため、刃を守ることができます。
「包丁をすぐに手にとることができる」という点で、マグネットの力で包丁を引っ付けて収納する壁付けナイフラックに惹かれたこともあったのですが、刃先が常に露出している状態というのが少し不安要素でした。(しっかりとくっついているとはわかりながらも、なんとなく見た目が危険な感じがしてしまい・・・。)
これは刃先がしっかり隠れるため、そんな悩みも解消。
3本まで(片側からは2本まで)しか収納できないというデメリットはありますが、頻繁に使う包丁は多くないのでこれで必要十分に感じています。
包丁を使いやすくしてくれるだけではなく、刃先を守って包丁の寿命を延ばしてくれる包丁スタンド。
「素晴らしい。買ってよかった。長年の不便が解消されました。」というつかい手の声も届いている、ありそうでなかった便利な一品です。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。