テーマ別おすすめアイテム
美しく使いこなす【箸/chopsticks使いのマナーを再確認】
毎日のお食事のシーンで欠かせない【お箸】には、してはいけないお箸のマナーが思わず納得してしまうものから意外なものまで30項目以上もあるんです。そこで、気付かずにマナー違反することがないよう、特に気を付けたいもの8つをピックアップして、美しいお箸の写真とともにご紹介します。
まず、基本的なマナーから
忘れられがちな【お箸の正しい持ち方】
【右手で箸を取り、左手で箸を受け、右手で正しい持ち方に変えます。】
お箸の使い方は、幼い頃から何度も注意されすでに身についていらっしゃると思いますが、お箸の正しい持ち方は意外に忘れられがちです。正式な場で恥をかかないように、まずは正しい持ち方の基本から、しっかり憶えておきたいですね。
気をつけたいお箸の使い方8つのマナー
①迷い箸
【どの料理を食べようかと迷い、箸をもったまま、料理の上をあちこち動かしてしまう事】
卑しいと敬遠されてしまう行為ですが、美味しものが並んでいると、ついつい迷ってしまいますよね。 ◇こちらのお箸は「クラフト木の実」のめいぼく箸 たがねです。お箸の先は、工具のたがねにちなんで少しカットされています。
②移り箸
【いったん取りかけてから、他の料理に箸を移す事】
何を取るのか決めてから、お箸を動かしましょう。 ◇こちらのお箸は、丁寧に磨かれた木肌が手にも口元にもやさしい、東屋/木箸 黒檀(こくたん)です。
③探り箸
【汁の中の物をかき混ぜて、中身を探る事】
お味噌汁などは、つい、椀の中をお箸でかき混ぜてしまいがちなので、気を付けなければいけませんね。 ◇こちらのお箸は、おめでたい日の席に最適な、鯛の箸置きと竹箸のセット、西海陶器/箸のハコ(めで鯛)です。
④涙箸
【箸の先から料理の汁をポタポタと垂らす事、または箸で取った食べ物から汁がポタポタ垂れる事】
器を手に取ったり、十分に汁を切ってから口に運びたいですね。 ◇こちらのお箸は、西海陶器/箸のハコ(結び)で、幸せが繰り返されるよう願いが込められた、箸と箸置きのセットです。
⑤受け箸
【お箸を持ったまま、おかわりをする事】
おうちでの食事のときにありがちな行為です。普段から気を付けていきたいですね。 ◇こちらのお箸は、指にフィットして小さなものも掴みやすい、graf/グラフの三角箸です。
⑥空箸
【箸を一度料理につけておきながら、食べないで箸を置く事】
これは、出した側に不信感を抱かせてしまう行為です。 ◇こちらは、マツ勘の手づくり箸キットです。サンドペーパーで磨く所から始まるので、自分用にもプレゼント用にも素敵な一膳となります。
⑦ねぶり箸
【お箸についたものを口で舐めてとったり、何もつまんでいないのに、お箸を舐めたり加えたりする事】
一緒に食事をする人から見ていて気持ち良い光景ではありません。気付かないでしてしまう事がないように気を付けたいですね。 ◇こちらのお箸は、スタイリッシュなカトラリーブランド、クチポールのものです。
⑧拝み箸
【「いただきます」「ごちそうさま」のときに、両手で箸を挟み、拝むようにする事】
これは、箸先が隣りの人に向くので失礼にあたります。一見、お行儀が良いように見えますが、実はマナー違反だったのです。 ◇こちらのお箸は祝い箸です。お正月のお客様用にも、そろそろ揃えたいですね。
箸に始まり箸に終わる
美味しく楽しくお食事を・・・
【箸に始まり箸に終わる】
礼に始まり礼に終わると言われるように、食事の世界でも箸使いが最も大切である事を表したことわざです。日本人であるわたしたちは、正しい箸使いとマナーで、美味しく楽しくお食事をいただきたいですね。 ◇こちらの箸?は、片方がフォークやナイフになっている、ちょっとシュールなアイテム。
いかがでしたでしょうか。この他にも、 【かき箸 : 箸で頭をかく行為】 など、箸のマナー違反には、ついしてしまいがちな物から、思いもよらないものまで、実にたくさんの項目があります。日本人としてできるだけたくさん把握して、美しい箸使いを伝えていきましょう。