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おしゃれで可愛い子供用の食器を見つけたい

2017年05月28日更新

子供のための食器をそろえる

離乳食に進んだお子さんに

赤ちゃんが成長し離乳食に進んだら、子ども用の食器を用意したいもの。子ども用の食器は、子どもたちが好みそうな絵柄がデザインされたものや使いやすいように小さなサイズで作られているものなど、見ているだけでも可愛らしいですね。初めて子ども用の食器を用意される場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょう。そして、どのような食器が必要なのでしょう。

離乳食の時期別に考える子供用の食器

まずはボウルを用意しよう

子供用の食器を初めて用意する場合、何から選べばいいのでしょう。離乳食に入ったころは、それほど量は食べないもの。離乳食の形状がおかゆ状なので、深さのある器が必要です。大きな器は、食べさせてあげるにも大変ですから、手の中に入るくらいの小さなサイズのボウルがおすすめです。

離乳食中期はプレートが活躍

生後7か月から8か月ごろになると、離乳食も中期に入ります。食べられる食材も増えるので、ボウルのほかにプレートも用意しておくと便利です。子供用のプレートは、リム(ふち)のあるデザインを選ぶと食べ物がすくいやすいのでおすすめです。

手づかみ食べができるようになる離乳食後期

離乳食後期は、赤ちゃんが自分で食べ物をとりたい!という欲求が高まります。この時期は、フラットプレートにいろいろなおかずを盛り付けたワンプレートスタイルが人気です。洗い物も少なくなるので大人にも好評。木やメラミン、プラスチック素材の丈夫なものを選びましょう。

自分で食べる完了期の食器

赤ちゃんが自分でスプーンを使って食べるようになる離乳食完了期。おかずの品目を増えるので、仕切りがついたプレートがあると便利です。この時期の食器も、リムがあるデザインを選ぶようにしましょう。食べ物がすくいやすく、こぼしにくくなります。

子供用食器の選び方

使いやすいデザインの食器を選ぼう

子ども用の食器を用意する場合、まず一番に考えなければならないことは使いやすいデザインの食器を選ぶこと。お子さんの小さな手でもしっかり持つことのできるデザインや、軽くて丈夫な器がおすすめです。口当たりの優しさも、食の進みと関係があるので要チェック。

大人が扱いやすい食器

もう1点、大人が扱いやすいということも重要です。離乳食期の食事は、一度に作って冷凍保存することも多いもの。電子レンジで解凍したままテーブルに出せる食器や、食べ残しにフタをして冷蔵庫に一時保管できるものなど、大人も使いやすい食器を選ぶと便利です。食洗器に対応しているかどうかも確認しましょう。

子供用食器の購入時期

子ども用の食器は出産のお祝いなどでいただくこともあると思いますが、ご自分の好きな器を用意したい場合は出産前に購入される方が多いようです。実際に離乳食期に入るまでには時間があるものの、新生児の赤ちゃんとの外出はなかなか大変。妊娠後期の体調が落ち着いている時期であれば、ゆっくり選ぶことができますね。

ベビースプーンの選び方

食べさせやすいスプーン

スプーンも赤ちゃんに離乳食を食べさせるときに必要な食器の1つです。ベビースプーンには、さまざまな種類のものがありますね。出産祝いなどで素敵なシルバースプーンをいただく機会もあるかもしれません。けれど、シルバースプーンはしばらく取っておきましょう。歯がまだ生えそろっていない赤ちゃんの口には、小さくて柔らかな素材のスプーンがおすすめです

シリコン製やプラスチック製がおすすめ

離乳食を始めた赤ちゃんには、上述のように口の大きさに合ったサイズの柔らかい素材のスプーンを選ぶようにしましょう。おすすめは、シリコン製のスプーンやプラスチック製のスプーンです。赤ちゃんは自分でスプーンを持ちたがります。そんなときも安心して持たせることができる素材を選ぶといいですね。

すくいやすい形

大人が食べさせてあげる場合でも、赤ちゃんが自分で使う場合でも、すくいやすい形であることがスプーン選びの大切なポイントです。食べ物を簡単にすくい取ることができるスプーンを探しましょう。すくう部分が浅いものは、食べ物がスプーンに残らず一口で食べきることができるのでおすすめです。

持ちやすい形

子供用のスプーンは、柄の部分のデザインにも気を配る必要があります。指先を上手に動かすことができない時期の子供には、持ち手に厚みがあるデザインの方が持ちやすいのです。とはいえ、重すぎてはいけません。子供が疲れてしまわないように、なるべく軽い素材を選ぶようにしましょう。

子供用のフォーク

子供用のフォークは、スプーンとセットで販売されていることも多いですね。素材や重さ、柄の厚みなどはスプーンと同様に選んで構いません。ただし、フォークの場合は先端のデザインに気をつけましょう。乳幼児の口は、頬が厚く口腔内が狭くなっています。フォークの先端部分が長いものやとがりすぎているものは口の中に当たりやすいので要注意です。

子供用のカップの選び方

両手で持てるカップ

赤ちゃんは、カップから飲む方法を知って生まれるわけではありません。はじめのうちは上手に使えなくて中身をこぼしてしまったり、カップを落としてしまうこともあるでしょう。大人は、忍耐強く教えてあげる必要があります。赤ちゃんが両手で持つことができるカップは、こぼれ落ちを軽減してくれます。

フタ付きのカップ


フタ付きのカップも、中身のこぼれ落ちを防いでくれるでしょう。ポップアップするストローがついているものも人気があります。こうしたカップは、外にお出かけする際にも使うことができますね。

子ども用の食器の素材

素材ごとのメリットとデメリット

続いて子供用の食器に使われる代表的な素材を見ていきましょう。それぞれメリットとデメリットがありますので、赤ちゃんとのライフスタイルを考えながらぴったりの器を探してみましょう。

軽くて割れにくいプラスチックやメラミン

プラスチック製やメラミン製の器は、軽くて割れにくいという特徴があります。また、スープやお味噌汁など熱いものを入れても食器は熱くなりません。軽い器は赤ちゃんにも持ちやすいので人気があります。

プラスチック製やメラミン製の器のデメリット

軽い素材の食器には、安定しにくいというデメリットもあります。また、耐久性が低く表面に傷がつきやすいこともデメリットといえるでしょう。さらに、食器によっては電子レンジや食洗器に対応していないものもありますので要チェックです。

安全性が高い陶磁器の器

大人の食器と同じような陶磁器の器は、耐久性が高く傷がつきにくいというメリットがあります。陶土を高温で焼き上げて作る陶磁器は安全性が高いことも魅力の1つですね。

陶磁器のデメリット

陶磁器のデメリットは、重さと割れやすいこと。けれど、食育の中で食器やカトラリーを大切に扱うことを教えてあげることも大事な側面です。陶器の食器は電子レンジに対応していないものが多いので気をつけましょう。

長く使うことができる木の器

木製の食器は、軽くて割れにくく熱の伝導性が低いため熱いものを入れても食器を持つことができるほど。日本では伝統工芸として全国各地で木製の器づくりが行われてきました。そのため、シンプルで使いやすい器もたくさん見つかります。離乳食期から普通の食事期に入っても、長く使うことができる器が見つかるはずです。

木の器のデメリット

デメリットは、食洗器に対応していないものが多いこと。さらに、食後あるいは洗ったあとに濡れたまま置いておくとカビが生えてくることがあるので気をつけましょう。

食も進むおしゃれで可愛い動物のデザイン

スウェーデン生まれのおしゃれなアニマルデザイン

それではここから、スタイルストアで見つかる子供用の食器をご紹介していきましょう。まずは、軽くて割れにくいメラミン素材の器から。スウェーデンのデザイナー、インゲラ・アリアニウスさんによるポップな色づかいがおしゃれで可愛いアニマル柄のプレートです。こちらは「メラミンプレート Hedgehog」。ハリネズミのハリを水玉模様で表現しているポップさが魅力的。

同じ動物でそろえても

こちらのシリーズにはプレートのほかにボウルやカトラリーもあります。にっこり笑顔の「メラミンボウル Lion」は、プレートとおそろい。ほかに、トラやウサギ、トリにテントウムシとバラエティ豊かなデザインがそろいます。

子供用の食器も陶器でそろえる

モノを大切にする心を育む陶器の器

「Raondez-zou(ランデブー)」の「はじめての食器6点セット」は、おしゃれなボックスに入ったセット。ギフトとしても喜ばれる、離乳食期を卒業してからも長く使える陶磁器製のプレートやカップなどが組み合わされています。シンプルなデザインですが、小さなお子さんが持ちやすいようにマグカップは両手つき。ごはん茶碗は高台を大きく取り、安定感をアップしています。

「CRAFT KONOMI」のおしゃれな木の器

大人が持って食べさせやすいデザイン

あたたかみのある木の器は、見ているだけでもほっこりとした気持ちになりますね。ユニークなフォルムの「てのひら皿と食べさせスプーンのセット」も、そんな器の1つです。名前の通り、離乳食が始まった時期の赤ちゃんに大人の方が食べさせてあげるときに大活躍。てのひらにすっぽりとおさまりが良く握りやすいデザインが秀逸です。

お食い初めから長く使える子供の器

贈り物にしても喜ばれそうな「CRAFT KONOMI(クラフト木の実)」の「ブナ ナーサリーセット(お食い初めセット)。古くから伝わる「お食い初め」のための器一式を、儀式の後も長く使えるシンプルなデザインでそろえました。もちろん、それぞれ単品での使用もOKです。

東欧産の天然ブナ材を素材に

「ブナ ナーサリーセット」は、リトアニアなど東欧産の天然ブナ材を使って作られています。口径8.5cmの蓋付き椀、口径10cmと8.5cmのピッコロボウルLとS、直径10cmと8.5cmのディッシュLとS、さらにスプーンとトレーの7点がセットに。大人の手の中にすっぽりと納まるようなサイズ感が可愛いですね。

キノコの形の子供の器

「SUNAOLAB.」から生まれた使いやすい食器セット

きのこのうつわ」と名付けられた子供用の食器セットは、”たのしいと暮らそう”をコンセプトにしている「SUNAOLAB.(スナオラボ)」の作品です。ご自身も3人のお子さんを持つ長尾朋貴さんが、毎日の食事タイムに使いやすい器を、と考えられたボウルとカップとスプーンというシンプルな3点セット。ボウルの色は、こちらの赤茶のほかにこげ茶の2色展開です。

食べさせやすい器・食べやすい器

「きのこのうつわ」は、離乳食期の赤ちゃんに大人が食べさせやすい器。たとえば、チェリー材を使ったボウルは、内側に”かえし”がついたデザイン。器の中身をスプーンですくやすいように設計されているのです。また、赤ちゃんが自分で食べるときにも使いやすいように、カップやスプーンは固いメープル材を使い、厚みのある安定したフォルムにデザインしています。

家族との食事の時間を見直す「FUNFAM」の器

大人も使えるワンプレート

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大人も使うことができる直径23cmのプレートに、小さなお椀と木のスプーンがセットになった「BABY MEAL SET」。素材は天然の竹集成材。4層のコーティングを施しているため、熱いものも油を使ったものも対応可能。親子での食事の時間を見直し、正しい食事のマナーや食事の大切さを子供たちに伝えていこうというコンセプトを持つ「FUNFAM」のアイテムです。

竹素材のお食い初めセットも

こちらは竹の集成材を素材にした「TAKUZENセット」。軽くて割れにくい丈素材なので、万が一落としても安心。セット内容は、直径16センチの大きめサイズのお皿が2枚と直径9センチの小さめサイズのお皿が1枚、汁椀にごはん茶碗、お箸とこれらがすべてのるプレートです。

プレートに器をセットするデザイン

「TAKUZENセット」は、プレートにそれぞれの器をのせるへこみがデザインされているのがわかりますか?毎日の食事の時間にプレートのどこにどの器を置くのかを通して、正しい和食のマナーを身につけることができるようにと考えられたデザインなのです。

子供用ではないけれど

手になじみ持ちやすい木のボウル


薗部産業の「銘木椀(めいぼくわん)」は、子供用の食器として製造されているわけではありませんが、直径10.5cmの小サイズは離乳食期にもおすすめです。天然木を素材にしているので、1つ1つ色味や木目が違う点も特徴。手になじみやすく持ちやすいフォルムです。

寄木で作られた薄くて軽い木のプレート


続いてご紹介したいのは、「La Luz」の「ひきよせ 1段 S プレートS」。こちらも天然木を素材にしていますが、寄木という方法を使って光が透けるほど薄く軽く作られています。明るい木目がおかずやお菓子をきれいに見せてくれるので、赤ちゃんの食欲にも作用することでしょう。

毎日の食卓で使いやすい子供用食器を選ぼう

子供用の食器を用意する場合は、使いやすいものを選ぶようにしましょう。毎日のお食事タイムを楽しい時間にするために、赤ちゃんが喜びそうな明るいデザインの器にするのもアイデアですね。長く使える木の器や、壊れやすいからこそモノを大切にする心を育む食育に役立つ陶磁器製の器も人気。現代のライフスタイルに寄り添ったシンプルなデザインのものがおすすめです。

このコラムを書いた人

インテリアをはじめ、雑貨やファッション、アートなど美しいものが大好きです。夫と二人の息子、犬と猫と一緒に暮らしています。