テーマ別おすすめアイテム
空間を美しく見せる。フラワーベースのある暮らし
どんなに小さな花であっても、部屋に1つあるのでは大違い。花は人の心を癒やし、穏やかな気分に導いてくれる素晴らしいアイテムです。一輪差しから大輪の花をディスプレイするものまで、素敵なフラワーベースを見つけてみませんか?インテリアをワンランク格上げしましょう。
フラワーベースが目立つディスプレイ
水に浮かべて楽しむ一輪差し
お花を飾る場合、メインを器に持ってくるディスプレイ方法があります。oodesignが手がけた「Floating Vase Ripple」は、フラワーベースを水面に浮かべて飾る斬新なアイテム。茎の細い野花などが適しており、一輪だけでも美しく飾れると人気の高い商品です。
フラワーベースの直径は約5cmほど。ガーベラなどの茎が太いお花は、根本を軽く削ぎ、斜めにカットして刺すと良いそう。メイドインジャパンの土産として海外の方へのプレゼントにも利用されています。
ボトルフラワーで観賞用に
山形県で採取されたお花をボトルフラワーにし、一輪ずつディスプレイしたのは「lien」のアイテム。スズランやデイジー、カーネーション、バラなどをボトルフラワーとして加工しています。折れてしまいそうな繊細なお花も、このボトルならきれいに直立します。
こちらのアイテムもプレゼント利用が多いのが特徴です。
35mm×35mm×1,600mmとこぢんまりしているからか、オフィスまわりや洗面所、玄関など、ちょっとしたスペースに設置できます。最近は病院などへのお見舞いとしても人気が高いそうです。繊細な雰囲気が漂い、みているだけで心が癒やされますね。
造花を飾るのに便利
バグのお尻からお花が咲いているフラワーベースは、「casico seramic works」のもの。どこかのほほんとしたパグの花器は、SとLを一緒に並べるとかわいさが増します。大きさの関係上1つずつしかお花が挿せませんが、それがまたかわいらしさを誘います。
パグの表面はホワイト部分がザラッとしているので、黒い部分のツルッとしたさわり心地との対比が楽しめます。
いお水の入れ替えは差込口から行うため、水の出し入れを繰り返すと注ぎ口が黒ずんでくる場合も。造花やドライフラワーをディスプレイするのに便利な花器です。オレンジやイエローなど、パッと目を引く色を加えてみませんか?
うさぎがかわいいフラワーベース
陶器やファブリックのデザイナーとして活躍中の鹿児島睦(かごしままこと)さんの作品「ウサギの花器」は、ウサギをモチーフにしたフラワーベース。耳の間からお花が飛び出るデザインは、かわいい中にすっきりとした美しさを含み、観る人の心を癒やします。ぐにゃりと曲がったチューリップもかわいくディスプレイできますね。
1体よりは複数体を一緒に並べると、オシャレ度も増すような?ウサギの花器の大きさは、65mm×57mm×178mm。窓辺や玄関、キッチンなど、狭いスペースにも設置可能です。
お花を際立たせるディスプレイ
茎まで美しくみえるフラワーベース
「みずのうつわ」は雫をイメージして造られたフラワーベース。コロンとした丸いフォルムがとてもかわいらしく、独特の光沢感と存在感を発しています。注ぎ口が小さいため大量の花は活けられませんが、その分一輪一輪の美しさが際立つデザインになっています。
材質はクリアガラスで、光の反射具合で花器がキラキラと光るのがとても素敵。茎まで美しくお花を魅せられますね。口元までお水を入れておくと水垢がつきにくくお手入れも楽に。苔が付着した場合は新聞紙と少量の水を入れて振ってみてください。
こんもり盛って楽しむフラワーベース
長崎県波佐見町といえば波佐見焼。白山陶器が製造する「POPPO」というフリースタンドは、ある時はペン立て、ある時は花器、ある時はカトラリー入れなど、多様な使い方ができるのが魅力です。
フラワーベースとして使用した場合、鳥のお顔があるからなのか、のどかな田園風景が頭に浮かんできますね。一輪挿しで凛とした姿をみせるというよりは、小さなお花や野草、ドライフラワーなどをこんもりと飾るのに適しています。お花メインの花器として抜群のサポート力を発揮します。
窓にもお花を活けられるフラワーベース
斬新なデザインを次々と発表する「+d」。お花を壁に貼り付けて活けるという画期的なアイテムを開発しました。カキと名付けられた一輪挿しはポリ塩化ビニル製。窓ガラスや鏡などの平面に貼り付けて使用します。
小さなお子さんやペットがいて陶器やガラス製のフラワーベースが使えないという人でも安心して設置でき、水の入れ替えも簡単に行えます。遊び心満載でプレゼントに人気のアイテムです。
主張しないフラワーベース
大量にお花を活けたい場合、差し口はやや広めでないと難しい場合もあります。「Bohemia Crystal」のフラワーベースは突飛なデザインではなく、あくまでお花をメインと考えたデザインが多め。たとえば、フラワーベース筒型は枝ものや花束をそのまま活けるのに適しています。
お水の入れ替えもお掃除もとっても簡単。大きさは185mmと枝ものもゆったり入る大きさです。色々なタイプのお花を飾ってみてくださいね。
美しいお花の飾り方
茎の見せ方で雰囲気を変える
お花を活ける場合、本数や葉っぱの数は気にしても、意外と忘れがちなのは茎の高さ。花器の口の部分から茎が見えるほど、すっとして個性的な雰囲気になります。逆に茎がほとんど見えない場合は、小さくまとまっていてかわいらしい雰囲気に。はじめは長いまま活け、徐々に茎をカットして短くする方法は、変化を楽しめるのでおすすめです。
また、お花自体が少し曲がっていたら、ぜひその癖を利用しましょう。味のある生花になります。
花器と花の高さのバランス
お花を活ける場合、フラワーベースとお花の高さの比が1:1.5というのが理想と言われています。安定感が感じられ、落ち着いた雰囲気を醸し出しますよ。+dのMICHI-KUSAは、尖ったポリカネード樹脂の間に茎を挟んでいくスタイル。まるっとしたフラワーベースは、様々な大きさの花に対応できます。
こちらは+dのMICHI-KUSAを使用し、1:3ほどの割合で活けられた花の例です。安定感というよりは、個性的な雰囲気に仕上がっています。どちらが良くてどちらが悪いというものではなく、茎の強度やお花の種類によって使い分けるのがコツ。1:3の方は茎の曲がりが良い味を醸し出しています。
普通のコップもフラワーベースに
花を飾るのにはフラワーベースが必ずしも必要ではありません。日常使用しているグラスやカップなど、水を入れて花をある程度固定できさえすれば、立派な花器に変身します。
MAYOKKOの白くまロックは、しろくまがペタッとはりついた磁器製のコップ。中が見えなくてどっしりした印象があるので、花を活けると安定感抜群の入れ物に。フラワーベースは透明だと繊細に、不透明だと落ち着きを感じさせますね。
お花のある生活を楽しもう
意外といただく機会の多いお花。1つの場所で飾るのではなく、部分的に分けてディスプレイするのも素敵ですね。フラワーベースは身近なものでも充分代用できますので、茎をカットしたり葉の数を調整しながら、思い思いのディスプレイをお楽しみください。