バイヤーからのお便り

ニットのプロが作り上げたブランド始めます

2016年11月17日更新

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当店に新しいブランドが仲間入りします。
四国は香川県に所在するニット工場から
生まれたsuelo(スエロ)は、はじめて
手にした時に何かが違うと感じました。

調べてみたところ、このブランドのニットは、
デザイナーはもちろんの事、いわゆる
ニットのプロがこだわり抜いて
作り上げている一着だったのです。

やるべきことをちゃんとやっているニット

デザイナーと職人の連携

一見、シンプルなデザインのこちらの
ワンピース。ですがよく見ると・・・

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細かい編地を何度も切り替えて、市松模様
のよう。実際手にすると、網目が詰まっていて
透け感がないのに、軽くてふっくらとして
いるのがわかります。

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オリジナリティのある編地(デザイン)と
機能性が一着の中に共存しているのが、
sueloのニットの大きな特徴なのですが、
それもそのはず。
sueloのニットは編立、加工、仕上げに
至るまで自社工場内で行なっているのです。
新潟、山形とニットの産地は日本各地に
ありますが、sueloのように工場内でほぼ
全工程を行なっているメーカーは無いそうです。

海外生産のものよりは、国内生産のもの。
さらには同じ国内生産でも、すべての
工程を一貫して同じ工場で行なう方が、
きめ細やかな対応が出来て、安心感のある
商品に仕上がるのだそう。

それが分かっているからこそ、
糸選びの段階から完成に至るまで
デザイナーと職人が同じ工場内で密に
連動して、それぞれにいい仕事をしているのですね。

個人的にイチオシのワンピースは
広めのゆったりとしたボトルネックが特徴。
首を細く長く見せてくれますが、実は
ぐっとくるポイントは他にあります。
ネック裏が見えてもいいように、ちゃんと
配色になっているんです。

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こちらはネック部分の拡大画像。
2つの編立てされたパーツは、一目ずつ
職人が特殊ミシンでつなぎ合わせています。

手作業で行う方が美しく仕上がる工程は、
時間を惜しまず職人がやる。このブランドを
手にした時に感じる「違い」は、こうした
実直なモノづくりからくるのかもしれません。

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自社工場の様子を見てみたかったので、
画像をいただきました。所狭しと
並ぶ編み機に圧倒されましたが、実は
この編み機にも秘密があるようで。
sueloでは、糸の特性を見て、その日の
機械の調子や気候などを考えながら、
動かしているそうなのです。

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日によって動かす機械を変えるなんて、
自社工場を持つブランドならではの贅沢さ。

匠

長年ニット製品を作り上げてきた熟練の
職人の技がここにも活かされているんですね。

sueloのラインナップ

今回、販売をスタートするのは、全4種類。
冒頭でご紹介したワンピース以外の商品も
ご紹介します。

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職人の手作業の工程を盛り込んだ
カーディガンはアルパカ100%。
軽くてあたたかい、贅沢な一着です。

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ふわっとしたモヘアのスヌードは
シルク混。すぽっとかぶるだけで
コーディネートがキマる便利な
アイテムです。

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巻きかたで表情が変わる2配色の
ストールはコットンカシミヤ素材。
ゆるく編み立てているので、やわらかく
肌触りもいい大人っぽいストールです。

価格を押さえたいという理由で、生産を
海外の工場に依頼するメーカーも多い中、
自社工場だからこそ出来るきめ細やかな
ものづくりを続けているsueloのニット。
本日限定でポイント20倍です。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。