バイヤーからのお便り
使い勝手の「tate」VS 暖かさの「yoko」
新潟のファクトリーブランドminoから
今年も「冬mino」が届きました。
雪国の冬に使われてきた
「蓑」にヒントを得て誕生した、
シンプルで使いやすいポンチョmino。
ブランド立ち上げから5年目の
冬の新作は、変わらず複数買い
したくなるような一着です。
シンプルで力強いその名も「tate」と「yoko」
それぞれの特徴とは?
冬のminoには、「tate」と「yoko」と
名づけられた2種類の型があります。
その上、素材も2種類あるので、
冬minoだけでも全20種類もあるのです。
デザインもかっこいいし、
使い勝手もよさそう。だけど、
あまりにも種類が多すぎて、
どう選んでいいのか分からない!!
なんてことにもなりますよね。
そこでこちらのコラムでは、
「冬mino攻略!それぞれの特徴」
を画像を多用してご説明します。
アレンジ多彩、使い勝手の「tate」
羽織るタイプの「tate」は
前が開いているので、腕が
動かしやすく着やすいデザインです。
minoのシリーズでは一番大判で、
全身をしっかり包むことが出来ます。
とにかく縦長シルエットで、
サイドのシルエットも秀逸。
ドレープが美しいのが特徴です。
縦に入るドレープは
後姿でも完璧です。
より暖かいのは2WAYタイプの「yoko」
被るタイプの「yoko」は
脱ぎ着のしやすさでは
「tate」には負けますが、
前が開かない分、あたたかいんです。
ボートネックで着るとこんな感じ。
首が美しく見える絶妙な開きです。
ポンチョを90度回転させれば、
ボートネックからVネックへ表情を
変えます。上の画像と同じ型の服
には見えないですよね。
ちなみにminoの斉藤さんと
お話していた時に、「過去3~4年ほどは
tate人気がyokoを大きく突き放して
いましたが、ここ最近はyoko人気が
高まってきています。
根強いファンもいるんですよ」
とおっしゃっていました。
tateは羽織として秀逸。でも洋服として、
このアイテムを楽しみたい方は
yokoの方がお好きかもしれません。
素材はウール100%かアルパカ混で選ぶ
アルパカ混はボーダー編地が特徴です
アルパカ混の素材は、
ウール48%、アルパカ37%、ナイロン15%。
南米ペルーの3,000m~5,000mの
高地に生息している生後2年以内の
ベビーアルパカの初刈りの毛のみ使用。
とにかく貴重な素材です。
保温性に優れ、上品な光沢と
なめらかさが特徴です。
また、アルパカ混は編地も特徴的。
編地を変えて生まれるボーダー柄が、
着方により、様々な表情を作るのです。
カラーは、落ち着いた印象の
ホワイト、グレーをはじめ、発色のいい
オレンジ、ブルーグリーン、そして
印象的なパープルの5色です。
ウール100%素材は発色の良さが特徴です
ウールはオーストラリア産のメリノウールを
使用。極細の柔らかい羊毛を採取する為に、
良質な牧草を与えて、品質管理を
徹底しています。
こちらは、手触りがなめらかでやさしい
風合いです。
カラーは、女性らしいベージュをはじめ、
華やかなレッドとブルーとイエロー、
そして初登場のブラックの5色です。
コンパクトに畳めるので、持ち運びも便利
冬minoは、畳むとぴったり長方形。
軽くてコンパクトに畳めます。
付属で紐が付いていますので、
くるっと丸めて持ち運ぶことができますよ。
デザイン性も、機能性も兼ね備えた1着。
今年の冬も綺麗な色の蓑(mino)を
まとってみませんか。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。