みんなの「買ってよかったもの」

家族と友人が私の職業を知った日[買ってよかったもの2025 バイヤー楠編]

2025年12月03日更新

バイヤー45987・年齢:40代・2025年のトピック:和菓子(特に餡子)のおいしいお店を日々開拓中。撮影で訪れる神楽坂のスタジオ近くに、知る人ぞ知る名店を見つけたので、訪れるたびに季節の和菓子を楽しんでいます。・最近ハマっていること:頭痛持ちなので、ここ最近は毎週鍼治療に通っています。・スタストのバイヤー歴、担当ジャンル:今年でスタイルストアのバイヤー歴が丸10年となりました。主にファッションを担当しています。

こんにちは、バイヤー楠です。

毎年恒例の「買ってよかったコラム」を執筆する時期になると、今年は何があったかな…と振り返るようにしています。そこで私が今年買ってよかったと思ったものは、あげてよかったなと思うものとイコールだと気づきました。そして、あげてよかったと思ったと同時に、ある事実も判明。このコラムでは、そのエピソードも込みで買ってよかったアイテムを3つご紹介します。

【1】子育てする友人の気持ちを明るくしたお手入れアイテム


ここ最近は友人と会った時に、「若い頃とは勝手が違う」という話をよくするのですが、ある日「何をやっても肌の調子が悪い」と友人が嘆くので、SAVON de SIESTA/シュクレ マンダリン&ラベンダーをプレゼントしました。

友人曰く、「子どももいるし、バタバタしてて、毎日ふき取り化粧水やら、導入美容液やら、蓋をするための乳液やらって、そんな時間がないし面倒…」との事。じゅうぶんなお手入れをしないままだったからか、化粧ノリも悪いようなのです。


私自身も、肌がざらざらする日や、顔がくすんで見える日は、このシュクレに助けてもらっています。砂糖のもつ吸水力と保湿力で、使うたびにしっとりお肌にしてくれると実感したからなんですが、使ってみた友人も大絶賛。「香りにも癒されるし、お風呂の時間にさっと肌ケアできる。使った後に肌に化粧水がちゃんと浸透していくのがわかる」との事。日々忙しくして同じようなお悩みを持つ方も多いと思います。スクラブは馴染みがない…という方でも簡単に使えるので、ぜひお試しください。

【2】タンクトップを着ない母のお悩み解決アイテム

続いては、丸福ガーゼ愛用者の母へのプレゼントで喜んでもらえたアイテムです。普段はカップ付きタンクトップを愛用しているのですが、寒くなってきたある日、「気に入っている長袖の肌着の下に、何も身に着けたくない」とのお悩みを打ち明けてきました。


「肌触りが気にいっているから、なるべく直で着たい。だけど丸福に出会う前に身に着けていたようなブラには戻れない…」といいます。そこで、私がプレゼントしたのは、丸福ガーゼのノンワイヤーブラ2枚セットです。


「お母さんの重力に逆らえないバストもちゃんとサポートしてくれるし、だらしなく見えないしいいね」との事。長年、お客様の前に立つ仕事だからと、だらしなく見えないよう身なりに気を配っていた母にも気に入ってもらえたアイテムです。

友人と母にこの二つのアイテムを紹介したときに、二人から投げかけられたのが、「なんでそんなに色んなアイテムを知っているの?」という質問。そういえば、普段友人とは推しの話ばかりをしているし、田舎暮らしの母に至っては「バイヤーって何?」状態だったんです。私が「世の中にある本当にいいものを見極めて、専門用語ではなくお客様にわかる言葉にして、ご紹介するお仕事」というと、ようやく理解した様子でした。

【3】カットソーの決定版はこれ一択


カットソーといえば、どのお店に入っても必ず並んでいるアイテムです。同じ綿100%でも素材感やシルエットで着心地や見栄えが変わるもの。お買い物をする際にそれをわかっているから、どれを買っていいのか迷ってしまう…そんな方も多いと思いますし、そんな時こそバイヤーの出番。

私はカジュアルなカットソーならば、コットンボートネックプルオーバーが一番だと思います。透けない、ごわつかない、すっきり見えの3つのうち、2つを満たすものは多くありますが、すべてが揃うものは意外と無いんです。


特に、年齢を重ねると、お腹周りの肉付きがよくなり、腕や首のシルエットも少しずつ変わります。若い頃は難しいことをしなくても着こなしていたシンプルなカットソーこそ、違和感を感じるようになるもの。


新色も加わりましたので、この機会に同じお悩みを持つ方はぜひお試しいただきたいです。

今年1年を振り返って、友人も母も自分の職業をわかっていなかったという共通点があったことが判明し、少し反省しながらこのコラムを書いています。自分のお悩みを解消してくれたものや、いいと思ったもので、みなさんや周りの人の生活が快適になればいいなと改めて感じた年末でした。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。