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食べたものが体を作る、夏のご自愛キッチン

2025年07月09日更新

暑くてぐったりした時、私達の体に何が起きているのでしょうか?まずはシンプルに猛暑への対応にエネルギーを使うことと。それから、屋内外の気温差への対応、冷たいものを飲食することで内臓が冷え、通常の体温に戻すのにまたエネルギーを使う、そうこうしていると自律神経の維持に使っていたエネルギーが足りなくなって調子が狂う……そんなことがおきているようです。

たまには冷たいもので涼をとりつつ、体自体は冷やしすぎないよう、体作りの基本の「食」が疎かにならないよう気を配りたいですね。当店のご自愛キッチン道具に健やかな夏を楽しむヒントを添えてお届けします。

夏にはやっぱり、そうめん!

水に晒して、そのまま食卓へ

Three Snow 新越ワークス/ざる屋のステンレス盆ざる 大小セット

夏といえば、何といってもそうめん。暑さにやられて食欲がない日でも、ツルツルと食べられます。麺つゆで食べるそうめんに飽きてきたら、ナンプラー+オリーブオイル+レモン汁でエスニック風にアレンジするのが我が家の定番。ナムルを添えたり、工夫次第で野菜も一緒に摂れます。そうめんのアレンジは、ネット上のレシピや書籍がたくさんあって、レパートリーを増やすのも楽しいですよ。

「ざる屋のステンレス盆ざる」があれば、湯掻いたそうめんをざーっと水に晒して、そのまま食卓に。 涼しげな竹の平ざるもいいですが、ステンレスだと調理にも使いやすく、目が粗いので水も切れやすいんです。

「洗った後に乾かす」のにも便利だから、家庭菜園の野菜収穫にも、枝豆を大量に茹でた時にも、梅仕事にも。夏には活躍しっぱなしの道具です。

ちなみに、そうめんを流水に晒している時に、うっかり流れ出てしまった…!という経験がある方は、こちらのも必見。ザルとボウルの間に隙間があるから、どんなに軽い食材も流れません。

薬味も、めんつゆも、これひとつ

蓋つきそばちょこ

みょうがに小ねぎ、大葉……そうめんは薬味をたっぷり入れたいもの。薬味皿つきのそばちょこなら、これひとつでそうめんセットのできあがり。蓋つきの容器としても、ラップ要らずで便利に使えます。

ひんやりヘルシー、夏おやつ

水切りヨーグルトを凍らせるだけで、絶品夏デザート

Three Snow 新越ワークス/水切りヨーグルトポット

冷たいおやつが恋しい季節、でもアイスクリームはカロリーが気になる、そんな方におすすめしたいのが水切りヨーグルトを使ったヨーグルトバーク。水切りヨーグルトにはちみつを適量混ぜて、お好みのフルーツを乗せて凍らせるだけ。ローコストで低カロリー、小さくカットして食べたい分だけ食べられます。おうちで気軽に作れて、冷凍庫にあると嬉しい夏の定番おやつです。

水切りヨーグルトポットを使えば、面倒なざるやキッチンペーパーの準備が要らず、パックのヨーグルトをポンと入れるだけ。切ったホエーは、牛乳+レモン汁+お砂糖で自家製ラッシーにするのもおすすめです。

野菜でしっかりビタミン摂取

きゅうりになす、かぶ…どのぬか漬けがお好み?

SUGIDOCO

ニンジン一本、ぺろりと食べられる

ヨシタ手工業デザイン室/ステンレスピーラー

食欲がない時にも食べやすいのが、ピーラーで作るニンジンサラダ。なによりニンジン一本がぺろりと食べられてしまうので、野菜不足を補うにはうってつけ。

シュッシュシュッと削り、水分を飛ばすためしばらく放置、あとはマリネ液に漬け込むだけ。ピーラーで削ると断面に細かいミゾが入りるため、包丁で切った時とは味の沁み込み方が違います。

サラダをおいしく食べるコツは「しっかり水を切ること」

オールラウンドボウルズ スピナーセット

料理家さんの著書で学んで以来、守るようにしている「サラダを美味しく作るコツ」が、新鮮な野菜を冷水に浸してたっぷり水を吸わせて、その後に表面の水分をしっかり切ること。これだけで、野菜がシャキッとして、ドレッシングがしっかり野菜に絡むので、まるでレストランのサラダのような仕上がりになるんです。

この水を切るという工程が肝で、ザルを使って水切りしたつもりでも、実は結構残っています。そんな時にあるといいのがサラダスピナー。オールラウンドボウルズのスピナーセットは、水切りした後、ガラスのボウルごとテーブルに出せるのが便利です。

旬のきゅうりは、夏の体を整える

松田美智子の自在道具/種とりスプーン

同じく「水分をとる」のがおいしくいただく秘訣だと知ったのが、きゅうり。酢の物にしても、炒める時にも、塩揉みしてサンドイッチにする時にも、水分をたくさん含んだ種をとる一手間をかけるだけでうんとおいしくなります。薬膳の考え方では、きゅうりは身体を冷やす効果があり、むくみの改善にも働くんだそう。旬の時期はお安く手に入るのも嬉しい、夏の食卓の味方です。

種をとる時はスプーンでも良いですが、専用の種とりスプーンはやっぱり使い心地が違います。アルミ鍛造で作られており道具としても美しく、マドラーとしても活躍します。

身体は冷やさない程度に、冷たい飲み物も

自動製氷機、お手入れできてますか?

木村石鹸/自動製氷機の洗浄剤 200ml

夏場もなるべく身体は冷やしたくないとは言っても、恋しいのが冷たい飲み物。冷蔵庫の自動製氷機は掃除がしにくく、内側は洗えない部分もあるので気になるところ。こちらは洗浄剤といっても、入っているのは人が口にしても大丈夫なクエン酸と、梅果汁抽出液。氷はそのまま口に入れるものなので、安心できる成分だけで作られています。

氷が溶けにくいから、おいしさ続く

RayES/ダブルウォールグラス 300ml

冷たい飲み物をテーブルにおいた時に悩ましい、結露。木のテーブルは輪染みを作ってしまいそうで気を遣います。ダブルウォールのグラスなら、結露しにくく、テーブル回りが濡れることもありません。ガラスとガラスの間にある中空層が断熱効果があるので、氷も溶けにく、飲み物が薄まりやすいのも嬉しいポイント。見た目にも涼やかで、アイスコーヒーもビールも、おいしくいただけます。


夏を元気に乗り切るために、欠かせないのが「タンパク質」。タンパク質=筋肉や肌の材料という認識はお持ちかもしれませんが、成長ホルモンや酵素もタンパク質でできています。夏は、暑さによる体力消耗、自律神経の乱れ、睡眠の質の低下など、体がダメージを受けやすい時期。体の声を聞きながら、いつも以上に「ご自愛」を意識して過ごせると良いですね。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。