みんなの愛用品

洗い物を減らせる、1つ3役のざるボウル

2025年05月02日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

最近使い始めたキッチン道具が、とっても便利なのでみなさまにも共有させてください。藤井器物製作所が作る、3way水切りボウルです。

Three Snow 新越ワークス/藤井器物製作所の計量カップセット

藤井器物製作所はステンレスのボウルを作るのが得意な、金属加工の町・新潟県燕三条のつくり手。人気アイテム・Three Snowの計量カップも藤井器物製作所が作っています。

主に他のメーカーの製品づくりを陰で支えることが多いつくり手なのですが、唯一の自社製品が「3way水切りボウル」。ボウルとザルの役割をこれひとつで兼ねる利便性は、このボウルならではです。

シンクに置きっぱなしにしたい活用頻度

まず、ちょっと変わったこちらのボウルの説明をすると、片面にのみ穴が空いており、穴あき側に傾けると水切りができ、穴なし側に傾けると水を溜められる、というもの。(ボウルの中身が空の場合、穴側を下に傾けた状態では自立しません)

すでにボウルとザルはそれぞれ便利に使っているものがあるし、わざわざ使わないかも?と思っていたのですが、これは全く別物でした。実際に使ってみると、とにかく活用頻度が高くて、最近では料理を始めると同時にこのボウルをシンクに設置。ありとあらゆるシーンで使っています。

まず、一番便利なのがお米研ぎ。洗米・水切り・浸水がボウルを傾けるだけでできます。

小さな米粒がざるの目に詰まってしまったり、ボウルだけで洗おうとすると米粒が水を流す時に一緒に流れていったり、と小さなストレスがあるお米研ぎのシーン。写真よりも動画がわかりやすいので、ぜひ短い動画をご覧ください。

 
 
 
 
 
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パンチングで開けられた絶妙な大きさの穴はお米をしっかりキャッチしつつ、水はすっきりと流してくれます。穴なし側に傾けて、そのままお米を浸水できるのも嬉しいポイント。

野菜の下ごしらえ時にも大活躍。水を溜めて、ブロッコリーや葉物野菜の茎部分をふり洗いしたり、ごぼうやナスなど、アクが気になる野菜はそのまま浸水したり。内径21cm、深さ12cmと大きめのボウルなので、たっぷりの葉物野菜も受け止めてくれます。

こんなふうにシンクの端に置いて、切った野菜はまな板からそのままボウルの中にポイポイと放り込む形式。サラダ用の野菜を水に晒してシャキッとさせたい時にも便利です。

一人昼ごはんの手抜き料理レパートリーとして「なんちゃってお好み焼き」を作ることがあるのですが、その時にはとっても重宝しています。粗めに切ったキャベツを洗って、ざっと水を切り、紅生姜・桜エビ・卵・小麦粉などをボウルの中でぐるぐる混ぜてフライパンで焼くだけ。

このボウルを使い出してから気がついたのですが、「サラダをしゃきっとさせてからドレッシングと和える」「パスタの湯切りをしてからソースと絡める」など、「水切り(湯切り)してから混ぜる」というシーンって、結構あります。

まずまず大きさがあるので、2人暮らしの我が家には大きすぎるかなと思ったのですが、これ以上小さくなると、穴なし側に傾けた時に水に浸かる部分が少なくなってしまう…ということを考えると、これが絶妙なサイズ感なんだなと思います。この大きさがあるからこそ、ちょっとした洗い桶代わりに使ったりもしています。

これからの季節には、茹でたそうめんをざーっと水に晒したり、畑で収穫したプチトマトを洗ったりするのにもきっと便利。水を流したままでも、麺類や軽い野菜が流れ出さないという安心感はありがたいです。お米研ぎのボウルとザルにストレスを抱えている方にもぜひ手にとっていただきたいキッチン道具です。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。