幅広甲高でも締め付けなし、技が光る定番ブーツ

2024年11月20日更新


こんにちは、バイヤー楠です。当店でお馴染みの靴ブランドの一つ、KUTSUNE(クツネ)のブーツが活躍する季節です。美しいフォルムながら、ヒールの高い靴は疲れる、靴による締め付けがきつい等、ブーツにまつわるお悩みを解消してくれて、ストレスがないというのがこのブランドの靴の共通点。

販売開始から、2年目を迎える定番のサイドジップブーツに加え、今年の冬はモードな雰囲気のドレープブーツが仲間入りしました。国内の職人の手によって、丁寧に仕上げられた美しいブーツをご紹介します。

柔らかな革を活かしたドレープブーツ


まずは、新作のドレープブーツからご紹介させていただきます。ブーツをくしゅっとさせたようなデザインのこちらは、牛革の中でも滑らかで柔らかい革に出会ったことから生まれました。「この革の良さを活かすには、ドレープブーツが最適なのでは。」と考え、デザインを始めたのが2020年の頃。構想から様々な修正を加えながら、完成に至ったアイテムです。


私がこのブーツをいいなと思ったポイントは、革が柔らかいので、足当たりがいいという点でした。ブーツの木型自体は2Eから3Eで、幅広とまでは言えませんが、革が柔らかい為締め付け感がないのがいいところ。外反母趾の方、甲高幅広の方でも履けると思います。


ドレープ部分は手で形が調整できるようになっています。ブーツのアッパー部分のみ、革が2重になっていて、表側の革のドレープのみが調整できる仕様なので、履き心地は変わりません。

永遠の定番、サイドジップブーツ


続いてご紹介するのは、当店でお馴染みのサイドジップブーツです。昨年の10月に販売を開始して、今年で2年目となるのですが、もともと当店でお取り扱いしていたサイドゴアブーツに寄せられた「脱ぎ履きしやすいようにしてほしい」という、つかい手の声によって生まれた当店限定品です。


スカートともパンツとも相性がよく、コーディネートがバランスよく仕上がるので、冬服の商品ページでの登場率は圧倒的なNo.1アイテムです。

こちらのブランドのファンで、秋冬の仕事靴は絶対にここのブーツ。毎年、ちょっと寒くなってきたなーと思ったら、ブーツが履ける!とワクワクします。これまではサイドゴアブーツだったので、履くときと脱ぐときがちょっと一苦労だったのですが、ついにジップタイプが…!らくらく脱ぎ履きでき、ありがたい限りです。

長崎県40代 eco さん

いわゆる幅広・甲高の足なので、バイヤーさんのコラムを何回も読んで思い切って購入しました。革が柔らかく最初からどこも当たらず痛くなく…あれこれと悩んだのは私の杞憂でした!いつも24.5cmを履いていて、サイズ3でちょうど良かったです。長く大切に履きたい一足になりました。

大阪府60代 manako さん

最初、履き初めはきついかなと思ったのですが、何回か履いているうちに馴染んで来てとてもよく足に馴染みます。軽い上にヒールの高さが程よく、雪の日でも滑ることなく安心して履くことができます。

岩手県50代 匿名希望 さん

甲高幅広さんでも履きやすいのは、つかい手の声でもわかりますね。


この2足のブーツの共通点は、以下の3点です。
1、当店限定品
2、雨の日でも滑りにくいVibram(ビブラム)社製のゴム底
3、ブーツを傷つけないファスナーカバー付き


一方で相違点は、以下2点です。
1、牛革ですが、使用している革の種類
2、ヒールの高さ


いずれの型も、シンプルで他ブランドとの差別化が難しいのですが、そういったアイテムこそ履くと違いがわかるもの。これまで、自分の足に合ったブーツとの出会いがなく、靴選びに失敗してきた方にぜひお試しいただきたいです。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。